積水ハウス株式会社 - 全国のハウスメーカーまとめ

積水ハウスとは？

積水ハウス株式会社は、1960年に設立された大阪府大阪市北区に本社を置く住宅メーカーです。戸建住宅事業をはじめ、賃貸住宅、マンション、街づくり、都市開発、国際事業など“住”に特化した事業を展開しています。累計建築戸数は、世界のハウスメーカーでもトップクラスの250万戸以上（2021年1月31日時点）。この250万戸を超える積水ハウスの新築住宅施工を担っているのは、グループ会社の積和建設です。
積水ハウスは、自由設計と最先端の技術により、顧客が求める暮らしを快適かつ安心・安全な住宅で実現しているといいます。また、研究開発から設計・施工、施工後のメンテナンス、リフォームに至るまでを自社で担い、顧客をサポートしているそうです。

また、積水ハウスでは住宅展示場を開催しており、暮らしのイメージを体感できるそうです。
住宅展示場に行くメリットとしては、住まいのエキスパートに出会えることでしょう。
また、最先端のインテリアや技術を実感できるほか、パノラマVRも体験可能とのこと。予定も立てやすいようなので、お忙しい方や子どもがいる方でも安心できそうです。

さらに、同社の家づくりをより体験できるイベントも開催しているといいます。
例えば、実際に建築された建物を見て住まいづくりのヒントを得られる「住まいの実例見学会」や様々な土地情報を知れる「分譲地・不動産イベント」、暮らしを楽しみながら学べる体験ミュージアム「Tomorrow's Life Museum」など。
住まいづくりにおける理想や疑問などをプロに相談できる「相談会・セミナー」も実施しているようです。

積水ハウスの特徴

積水ハウスの特徴は、「自由な設計・デザイン力」、「実績を支える技術力」、「充実したアフターサポート」でしょう。顧客に寄り添い、邸別自由設計で一人ひとりの夢を形にするとともに、高い技術で心地よさを感じられる暮らしを実現しているとのこと。また、専任のスタッフが定期点検などを行い、長きにわたり住まいをサポートしているといいます。

◆自由な設計・デザイン力

積水ハウスは、顧客一人ひとりの理想に応えるために、一邸一邸敷地や気候条件に合った住まいを提案しているようです。全国に一級建築士やチーフアーキテクトを配置し、設計研修や実務などを通じて競い合いながら、ハイクオリティな住まいづくりを目指しているといいます。
同社のトップクリエイター集団であるチーフアーキテクトは、デザイン力のみならず、技術面も統括および指揮するディレクター兼プロデューサーだそうです。彼らは顧客にきめ細かくヒアリングするとともに、潜在的な思いを引き出し「こんな暮らしがしたい」を叶えてくれるようです。

◆実績を支える技術力

積水ハウスは、顧客満足を一番に考え、最先端の技術であらゆる人が心地良いと感じる住まいをつくっているようです。
独自の技術により、優れた構造強度と設計の自由度を兼ね備えた「オリジナル構法」や、耐久性とデザイン性を両立した「オリジナル外壁」、「高い耐震性」などを実現しているとのこと。
また、快適性・防犯性にも優れているようです。
断熱性・機密性に関しては、「省エネ法H25年基準」をすべての地域標準仕様で満たしているそう。空気清浄や換気、プランニングを一体化した次世代室内環境システム「スマートイクス」も導入しているとのことです。
さらに、特に空気の影響を受けやすい子どもに向け、化学物質の室内濃度を国の指針値の半分以下を目指しているといいます。

◆充実のアフターサポート

積水ハウスでは、住まいの引き渡し後のつきあいを一番に大切にしているそう。
専任のスタッフがコンスタントに点検を行い、長きにわたり顧客の住まいをサポートしてくれるほか、全国各地のカスタマーズセンターを中心に生涯支えてくれるようです。
同社の担当支店では新しい暮らしに合わせた住まいづくりの手伝い、カスタマーズセンターでは定期点検やメンテナンス、グループ会社がリフォームや売却・賃貸のサポートを行ってくれるといいます。

積水ハウスでの家づくりの流れ

①住まい暮らしのイメージづくり
家族でどんな家で暮らしたいかを話し合います。現在の家に対する不満を挙げることから始め、具体的なイメージを共有。積水ハウスでは、オーナーの自宅をSNSや動画で紹介しているようなので、それらを見てイメージを膨らませるといいでしょう。
家族の希望を集めたら、ライフスタイルの変化やメンテナンス性を考慮して、順番に整理します。

②エリア・予算などの条件検討
市区町村・路線など、広めの範囲でエリアを決めます。通勤・通学、買い物の利便性など優先順位をつけておくといいでしょう。
自己資金と無理なく返済可能な借入額を割り出して目途を立てます。土地や建物のほかに、付帯工事や登記費用なども必要になります。

③土地探し
自分でインターネット検索をしたり、不動産会社を回る方法もありますが、ハウスメーカーによっては土地探しから手伝ってくれるようです。
積水ハウスでは、グループ会社の積水ハウス不動産などとの情報網を活かしてサポートしてくれるといいます。気になる土地を見つけたら、交通機関や周辺の買い物施設、公共施設などの生活環境をチェック。災害に備えてハザードマップも確認しておきましょう。

④敷地調査・候補土地の決定
土地には、町の環境や住宅を保護するための様々な法律があり、建てられる家のサイズが詳細に決められています。プライバシーの確保を踏まえながら、日当たりや風通しなど、希望通りの家を建てられるかどうか、あらかじめチェックしましょう。
また、安心かつ安全に住み続けられるように、地盤調査を行うことも大切です。
同社では、これらの調査を無料で行い、報告書にまとめて送ってくれるようです。

⑤ハウスメーカーの検討
家づくりでは、パートナーとなるハウスメーカー選びが大切です。インターネットや住宅展示場で資料収集したり、営業・設計の話を聞いて、ハウスメーカーを絞り込みます。
積水ハウスが紹介しているハウスメーカー選びのポイントは次の通りです。

• 会社の信頼度を実績や研究開発、サポート体制などからトータル的にチェックする
• 実際にハウスメーカーが建てた家を見学して参考にする
• 対応の丁寧さ、窓口が一本化されているか、保証期間・定期点検など、アフターサポートが充実しているか確認する
• 営業が些細な質問や相談にしっかり答えて、的確にアドバイスしてくれるかを見極める

⑥設計プラン・見積もりの取り寄せ
予算・間取り・暮らし方の希望などを候補のハウスメーカーに伝え、ラフプランと概算見積もりを依頼。要望に合った提案になっているか検討して、ハウスメーカーを決定します。この段階でのプランは後で変えられるようです。

⑦資金計画
候補の土地の価格と建物の見積もりを踏まえ、本格的に資金計画を立てていきます。
マイホームの予算は、頭金と諸費用として使う自己資金・両親からの援助資金と、無理なく返済可能な住宅ローンの借入額をプラスした金額です。
また、住まいを建てると様々な減税制度や補助金を利用できます。時期によって税制が変わるので、ハウスメーカーに相談しましょう。

⑧土地契約
設計や敷地、資金プランなど、あらゆることを慎重に確認してから、土地の売買契約に進みましょう。

⑨建築契約・着工
仕様や間取り、設備などの設計、予算が決まったら、ハウスメーカーとの最終契約および着工となります。もし契約した後に変更が生じても、所定の手続きを行えば変更契約を行えるそうです。
着工時は近隣の方へご挨拶し、工事安全を祈願する地鎮祭を行ってから工事がスタートします。

⑩引き渡し
住まいが完成したら、竣工検査で建物の内装のほか、設備機器、給排水、細かな汚れといった最終チェックを行います。問題がなければ、登記などを行った後にカギと保証書一式を受け取り、完了になります。

⑪アフターメンテナンス
安心して住み続けるには、アフターメンテナンスが必要不可欠です。ハウスメーカーの保証内容に合わせて、コンスタントに点検を受けましょう。
積水ハウスでは、すべてのスタッフの約10％にあたる1,550人を専任スタッフとして充てているそうで、全国のお客さんの生活をサポートしているといいます。