ラッカード=ジモン


ネイチャー・ファンダメンタルリーダー
40歳、男性。身長179cm、体重67kg。

彼なりに惑星アースの現状を憂う心をもってリーダー座に就く、
また、幹部連中は皆彼自身が集めた精鋭中の精鋭である。

元々の出自がそもそも遺伝子研究機関の博士号保持者であり、
何気にプロフェッサーとしてのスキルを持っている。
また、独自の研究で自身も遺伝子調整動物を生み出せるのだが、
彼自身はそれを『禁忌の技術』として忌み嫌っている。
彼自身の戦闘能力もどこで鍛えたのかひたすらに強い。
人間は自然の生み出した生物のみと
共存すべし、との持論を持っており、
その通りに、内心デウス=エクス=マキナの事も見下している。
そのためか、しばしばマキナに対して非人道的な扱いをしている。
そのネーミングも完全に皮肉交じりであり、
隠れた性格の悪さが滲み出ている。
だが他の幹部連中が勇者軍全員を抹殺にかかろうとするのを
嗜める理性も持つ(勝ったとしても殺害に及んだかどうかは疑問)。
一応持論としては、『勇者軍で殺していいのは
遺伝子を操作された生き物だけ』という事らしい。
もちろん自然に生まれたであろうと推測される、
スプレッダーに対しても存在を否定しない。
むしろ人間のテリトリーを侵さないうちは
居住を認めるつもりすらあったようだ。
組織の性質と自らの名を取って、
通称『ネイチャージモン』と呼ばれる事もある。
(あまり本人は歓迎していない節もあるが、慣れたらしい)

マキナ戦役序盤から登場し、その圧倒的存在感を見せつける。
裏でマキナ本人と生殺与奪権の調停を済ませており、
警鐘として彼の存在と恐怖を示したあと、殺害を認めさせているが、
勇者軍主力部隊に敗北した事で、その資格無し、と見限られ、
マキナ自身の意思により抹殺される。

かなりエキセントリックな口調で歌舞伎に近いしゃべり。
興奮すると思考と言動が支離滅裂になり、
更にそれでテンションを上げるループを見せる。

動機や背後関係もしっかり調べており、意外とマメ。
しかし根が目的のために手段を問わない事もあってか、
必要以上に卑怯者に見えてしまう。
しかも口調が口調のために、あまり真面目に
戦っているように見えない。

総合的に言うなら好悪の激しい人物である。
嫌ったものはとことんまで嫌い抜く。
ちなみに好物は魚の刺身。
最終更新:2011年02月16日 21:59