ペティー・双子座 - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 身長　140cm
• 体重　35kg
• 3サイズ　68/52/65
• 趣味　九九、お姉ちゃんたち

• 親ページ　ペティー

コードOS-99-HGの空想神格。
『星座の旅人』では、みんなの保護の対象を演じていたが、肝心なところでは重要な役割を果たしていた。

「うっ……映画みたいに、最後にはみんなを守りたいよ」

それが、ペティーの最大の願いである。

絆ストーリー

性別の疑問

「ふっ、はぁ！」
「例え、あなたたちがどれだけ強力でも、僕は止まらないからぁぁぁぁあ！」
「だから……僕は大好きなお姉ちゃんたちを守る！」

映画『星座の旅人』の中で、肝心なシーンで声をあげ、危険な敵に抵抗し、流れを変えるのが「双子」である。上映終了後、ペティーは観客に深い印象を残した。

「はあ、双子座ちゃんの演技、凄くよかったね……」
「何言ってんの、双子座くんでしょ！ちゃんと観てたの？」
「めちゃくちゃ言わないで、双子座は……」

その結果、2つの派閥の視聴者がネット上で対立して、大きな論争を引き起こした。
しかし、2つの派閥はついにお互いの溝を埋め、何とか同じ立場になった。

「そうだ、双子の性別は双子だよ！」

キャラ設定重複

何をもって漢なのか？
それは、ペティーがずっと問い続けているものだった。
映画を撮っている時、ペティーはその答えを見つけた気がした。

「映画の中の、スーパーヒーローみたいに登場してみんなを助けたら、本物の漢だよね？」

そこでペティーは、何かできることはないかと、姉たちに尋ねた。
そんな積極的なペティーを前に、空想神格たちは、ペティーの期待に応えないわけにはいかないと考え、ペティーにやることを与えた。
ただ……結果はいつも良いとは言えなかった。
パーゼはペティーにご飯づくりを任せたが、野菜を炒める時、ペティーは飛び散る熱い油を見て、身を縮めて震え上がった。シミンは、書類作成の手伝いを頼んだが、ペティーは通りすがりのゴキブリを見て書類の山に飛び込んでしまった……。
ペティーは、善意でやっているのに、結果は最悪になるという事が何度も起きた。
最後にペティーを慰めたのは、無関心に見えたタルレントだった。
「『人の役に立ちたい』という目的にとらわれすぎてはいけないわ。真の漢は、無意識のうちに相手を助けるのよ」
何かを悟ったようなペティーを前に、タルレントは感謝を受け入れつつ、静かに息を吐いた。

「アンリエッタはペティーに手伝いを全部奪われたから、よりリスクの高い手伝いをしようとしている……ペティーを落ち着かせて、アンリエッタに手伝える事を増やしてあげよう」

フィットネス鍛錬

ペティーは「漢らしさ」を追求し続けた。
いわゆる「漢」とは、どのような存在なのだろうか？
今回、ペティーはネットで答えを見つけることにした。

「漢とは……何か？」

ペティーは、ネット上のメッセージを1つずつ見ていき、そして彼女の眼に悟りの光が再び輝いた。

「なるほど、やっとわかった！」

その日の夜、早めに食材を買って帰ったパーゼは、家に溢れかえる奇妙な装置に仰天した。

「待って、どういうことなの！？」

パーゼが食材の入ったカゴを持って玄関に立っているのを見て、ベンチプレスを10セット終え、バーベルを持ち上げていたペティーは、呼吸を整えながら答えた。

「パ、パーゼお姉ちゃん……これは漢になるための訓練なんだよ。漢らしさに、筋肉は欠かせないんだ！」
「でも……」

努力しているペティーを見て、パーゼはその幻想を打ち砕くことができなかった。パジャッソが帰ってきて、そのことを聞くと、彼女は笑い出した。
「あはは……ペティーちゃん、忘れちゃったの？私たち空想神格の筋肉は、信仰の力にだけ関係してるのよ～」
「そんなあ！」

ペティーはがっかりして、持っていたバーベルを床に置いた。

心情治療

ペティーは、自分の「漢らしさ」の研究がとん挫したため、長い間落ち込んでいた。
そんなペティーの様子を見て、姉たちは彼女を慰めることにした。
パーゼはペティーの大好きな綿菓子を作ったが、ペティーはぼんやりとしながら食べるだけだった。
リコは九九のために、小さな家を用意し、ペティーをペットで元気づけようとしたが、それでもペティーを元気づけることはできなかった。
ルツェリンは言った

「ペティーは結構、漢らしいよ！＜(ˉ^ˉ)＞」

「らしい」という言葉はかえってペティーを落ち込ませた。
それから、アンリッタ、タルレント……更にはサフィルも騒ぎに加わった。それでもペティーは落ち込んだままだった。
最後に立ち上がったのは、やはりパジャッソだった。

「大丈夫よ、私に任せて。安心して、絶対、ペティーを前みたいに元気にするから。さらには彼女が望んでいた『漢らしさ』も実現させるわ～」

パジャッソは自信に満ちた笑みを浮かべた。

成長の苦悩

パジャッソは言ったことを必ず成し遂げる。彼女は、ペティーを連れて、朝早くに出掛け夜遅くに戻り、勤勉に働いた。
他の空想神格たちは、ペティーがどんどん明るく、自信に満ちて、急に「漢」らしくなっていくことに気がついた。
空想神格たちは集まって、秘かにパジャッソが何をしたのか問い詰めた。

「ペティーに何をしたの？」
「あら、私はただペティーに『大人の感覚』を、味わってもらっただけよ」
「『大人の感覚』？パジャッソのバカ！」

パーゼは怒りのあまり、声を荒げ、他の空想神格たちも彼女を睨み、シミンだけが物思いにふける表情を見せた。しかし、パジャッソはいつもと変わらない態度だった。
みんながパジャッソを取り囲んで責めているところに、ペティーが嬉しそうに帰ってきた。

「みんないるんだね。聞いて！今回、パジャッソに誘われて映画を撮ったんだけど……今回の映画で、僕は前回よりも強くなっていて、最後には世界を救ったりもするし、自分の力で大金を手にしたり……また漢の感覚を味わえて、凄く楽しかったんだ！」

みんなの唖然とした表情を見て、ペティーは首をすくめ、不思議そうに尋ねた。

「どうしたの？僕、何か間違ったことを言ったのかな……」

そしてこの時、パジャッソはゆっくりと言った。

「ほら、これが私の言った『大人の感覚』よ。つまり、自分の力で仕事をするということよ。あなたたちは何だと思っていたのかしら？」