前ページ:会期長願 2-2
ラストカーニバル
マリア
ちょっとお伺いしたいのだけど、表彰セレモニーというくらいですから、私も何かいただけるのかしら?
ちょっとお伺いしたいのだけど、表彰セレモニーというくらいですから、私も何かいただけるのかしら?
崩壊娘
……あのですね……無理な要求はやめてください。そもそも入ることもできなかったんですよ?そして今やこの大人数。急にそんな沢山の賞を用意できるわけないじゃないですか?
……あのですね……無理な要求はやめてください。そもそも入ることもできなかったんですよ?そして今やこの大人数。急にそんな沢山の賞を用意できるわけないじゃないですか?
マリア
そんなことが許されますの!?不公平ですわ。私だって崩壊学園の一員ですのに、どうして賞をもらえるのはキアナや九霄たちだけなんですの!?
そんなことが許されますの!?不公平ですわ。私だって崩壊学園の一員ですのに、どうして賞をもらえるのはキアナや九霄たちだけなんですの!?
フラン
私も納得いかないわ。天満工場の立派なオーナーなのに、賞をもらえないなんて、ちゃんと実績を精査していないでしょう!
私も納得いかないわ。天満工場の立派なオーナーなのに、賞をもらえないなんて、ちゃんと実績を精査していないでしょう!
戦神無双
Baby、YouはMeたち神格を差別してるのカナ?フフ……忘れないでネ。設定上、Meたちバビロンのメンバーの多くは崩壊の意志より恐ろしいpowerを秘めているんだからネ~
Baby、YouはMeたち神格を差別してるのカナ?フフ……忘れないでネ。設定上、Meたちバビロンのメンバーの多くは崩壊の意志より恐ろしいpowerを秘めているんだからネ~
カンナ・フォード
フフフ、私たちオードランの従魔を見くびっていると、ぶっ飛ばしちゃうよ!
フフフ、私たちオードランの従魔を見くびっていると、ぶっ飛ばしちゃうよ!
カリン
ねぇ、学園長がステージに上がれるなら、あたしたち生徒にもステージに上がるチャンスがあってもいいでしょ!
ねぇ、学園長がステージに上がれるなら、あたしたち生徒にもステージに上がるチャンスがあってもいいでしょ!
すべてのキャラクター、神格、従魔が一斉に騒ぎ立て始める。
「私たちも賞がほしい!」
崩壊娘
ちょっと、皆さん……落ち着いて……
ちょっと、皆さん……落ち着いて……
「役差別はんたーい!」
崩壊娘
皆さん……
皆さん……
「平等に扱ってよ!」
崩壊娘の説得もむなしく、10周年記念式典の会場は抗議の嵐に包まれた。
GM娘
ど、どうするの、崩壊娘……?
ど、どうするの、崩壊娘……?
崩壊娘
どうするかですって?
どうするかですって?
崩壊娘
どう……
どう……
崩壊娘
……もうめんどくさい!こんなのもうやってられない!!
……もうめんどくさい!こんなのもうやってられない!!
突然ブチ切れた崩壊娘に、その場の全員が目を見開いた。
マリア
えっ、それは……
えっ、それは……
フラン
崩壊娘……
崩壊娘……
戦神無双
Baby、落ち着いて、冷静にネ~
Baby、落ち着いて、冷静にネ~
カンナ・フォード
ううっ……どうしてそんなに怒るの……ちょっと怖いよ……
ううっ……どうしてそんなに怒るの……ちょっと怖いよ……
カリン
……逃げたくなってきたかも……
……逃げたくなってきたかも……
崩壊娘
皆さん、本当にステージで表彰されたいんですか?かしこまって、そこに座って、私のつまらないスピーチを聞きたいんですか?
皆さん、本当にステージで表彰されたいんですか?かしこまって、そこに座って、私のつまらないスピーチを聞きたいんですか?
マリア
もちろん、そんな単純じゃありませんわ!
もちろん、そんな単純じゃありませんわ!
フェミリス
フェミリスたちは10周年記念のイベントただ参加したかっただけです……ですが、こんなに退屈だとは思いもしませんでした。
フェミリスたちは10周年記念のイベントただ参加したかっただけです……ですが、こんなに退屈だとは思いもしませんでした。
戦神無双
正直なところ、MeはYouをからかいたかっただけネ。表彰なんてまったく意味がないヨ~
正直なところ、MeはYouをからかいたかっただけネ。表彰なんてまったく意味がないヨ~
アクリア
私たちのストーリーはプレイヤーの願いによって存在してる。だから、みんなにできるだけ面白い世界を提供するの――それこそがコンセプトの中心。それ以外のことはどれもさほど重要ではないわ。
私たちのストーリーはプレイヤーの願いによって存在してる。だから、みんなにできるだけ面白い世界を提供するの――それこそがコンセプトの中心。それ以外のことはどれもさほど重要ではないわ。
崩壊娘
……その通りです。
……その通りです。
崩壊娘
10周年という重要な日ですから、お祝いしたいと思うと同時に、少なからずプレッシャーを感じて、私らしくない状態になってしまいました……しかし……
10周年という重要な日ですから、お祝いしたいと思うと同時に、少なからずプレッシャーを感じて、私らしくない状態になってしまいました……しかし……
崩壊娘
私たち崩壊学園は、今のようにある時は楽しく、ある時は悲しくありながらも、騒がしく、もっと面白くなっていく物語なのです。
私たち崩壊学園は、今のようにある時は楽しく、ある時は悲しくありながらも、騒がしく、もっと面白くなっていく物語なのです。
崩壊娘
――何が表彰セレモニーですか、何が厳粛ですか。こんなの全部なくなってしまえばいいのです!
――何が表彰セレモニーですか、何が厳粛ですか。こんなの全部なくなってしまえばいいのです!
崩壊娘は突然、机に飛び乗ったかと思うと、掲げられていた横断幕に大きく線を引き、さらにいくつかの文言を書き加えた――
「崩壊学園10周年記念式兼全メンバー対象カーニバル」
崩壊娘
周年記念なら、楽しくなくてはいけません。お祭りは当然お祝いすべきです。
周年記念なら、楽しくなくてはいけません。お祭りは当然お祝いすべきです。
崩壊娘
堅苦しいのは、もうやめです。表彰セレモニーなんか無しにして、みんなでカーニバルを始めましょう――
堅苦しいのは、もうやめです。表彰セレモニーなんか無しにして、みんなでカーニバルを始めましょう――
崩壊娘
私たちのこれまでのやり方そのままに――ワイワイガヤガヤしながら、何も気にせず、騒ぎまくりましょう!
私たちのこれまでのやり方そのままに――ワイワイガヤガヤしながら、何も気にせず、騒ぎまくりましょう!
「ドーン!」
その瞬間、狭くて窮屈だった会場が、空を埋め尽くすほどの花火で吹き飛んだ。
会場が無くなって、代わりに現れたのは果てしなく広がる広場だった。
会場が無くなって、代わりに現れたのは果てしなく広がる広場だった。
九霄
最初からこうすべきだったのだ……これを待っていたぞ!
最初からこうすべきだったのだ……これを待っていたぞ!
シーリン
九霄様!
九霄様!
キアナ
芽衣先輩、私たちも行こう!
芽衣先輩、私たちも行こう!
芽衣
ええ、キアナちゃん!
ええ、キアナちゃん!
……
盛典は続き、異なる時空のすべてのキャラクター、従魔、神格が今日ここで交差する。
これこそ10周年にふさわしい物語だろう。
何にも縛られない、自由でハチャメチャなカーニバルだ。
盛典は続き、異なる時空のすべてのキャラクター、従魔、神格が今日ここで交差する。
これこそ10周年にふさわしい物語だろう。
何にも縛られない、自由でハチャメチャなカーニバルだ。
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