エリザベス - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 身長　156cm
• 体重　0kg
• 3サイズ　81/60/83
• 趣味　開けた場所と高い場所

かっての毛玉の王。
なぜ死んだのかは不明だが、今は霊になって気ままに楽しんでいる。
心なしか昔より楽しそうに見える。

看板娘・スキンなど

• エリザベス・お休み前の物語

• エリザベス(エリザベスの幻影)

神格覚醒ストーリー

毛玉王

毛玉の要素は全くないが、エリザベスはたしかに毛玉の王だ。
厳密には、構成の毛玉にはエリザベスの要素がないという方が正しい。
そうだとしても、エリザベスと毛玉の関係は疑う余地がない。
エリザベスが呼び覚まされた後、毛玉たちが困難に遭った時の焦りなどがエリザベスに伝わっているのだ。
エリザベスが望めば、困難に遭遇した毛玉の召喚に応えることもできる。
多くの場合、エリザベスの召喚は無駄で、結局毛玉たちと一緒に大声で助けを求めることになる。
一見使いどころが無さそうな召喚儀式だが、その内容を知っている従魔が数多く存在し、頭数が足りない時や人数によって適用される割引がある時に、エリザベスを召喚するようになってしまった。

注意事項

（１）エリザベスは偉大な毛玉の王であり、高貴で比類なき血統と輝かしい肩書を持っている。
彼女をぞんざいに扱ってはならない。
もし、彼女が話しかけてきたのを無視すれば、彼女は地べたで暴れるだろう。
だから、地面は常に清潔に保つべし。

（２）原因は不明だが、エリザベスは幽霊にも関わらず、掃除機に吸い込まれる。
彼女が閉所恐怖症なのを考慮して、彼女がどんなにバカなことをしても、掃除機で対処してはならない。

（３）エリザベスの服は着替えや洗濯をする必要はない。
服は彼女の霊力を凝縮させたものだが、彼女はこの事を忘れる。
もし服が散ってしまったら、何日も布団に隠れて、新しい服を作るための霊力を集めなければならない。

（４）エリザベスは食べることができない。
そのため、彼女の前では「美味しくて幸せ～」という雰囲気を出してはならない。
最も良いのは、「生きるために、仕方なくこの食物を飲み込んでいる」という雰囲気を出すことである。
もしくは、食事前に、お供えをするべし。

エリザベスの努力

生前、毛玉の王であったエリザベスは、幽霊になってから、少しずつ願いに応える能力に目覚めはじめた。
時々、ビスケットやミルクティーを創造し、毛玉たちの願望に応えてあげた。

「まさか……余は、毛玉の神になったのか！？ぷにぷに～そうなれば、余はサラより偉いのか～」

エリザベスは長い間失っていた尊厳を取り戻し、より輝かしく偉大なイメージを樹立するために、心に伝わってくる全ての願い、祈り、祝福、呼びかけに熱心に耳を傾ける。
そうして毛玉たちの願いを叶える方法を日夜探した——
もちろん、彼女の能力では難しいこともあった。
そんな時、エリザベスはわずかなお金を持って近くのコンビニに行き、願いに応えるための物品を購入した。
ほとんどの毛玉の願いは、おにぎりや傘のような、ありふれていて、とにかく安価で平凡なものだった。
このようにして、エリザベスは毛玉たちに幸せをもたらすための努力をしていた。

エリザベスの消失

一所懸命働いていたエリザベスは、ある日突然姿を消してしまった。
なぜある日なのかというと、エリザベスはよく自分の陵墓に隠れてサボるのだが、始めのうちは、毛玉たちはエリザベスがサボるために引きこもっていると思っていた。
しかし数十日が経って、やっとエリザベスがいなくなったことに気が付いたのだ。
自分たちの王が失踪したことで、毛玉たちは大慌て。
オードラン中を捜索したが、何日過ぎてもエリザベスは見つからなかった。
落胆した毛玉たちは、毛玉大が成仏したものと思った。
しかしある日、エリザベスが陵墓に戻り座っているのを見つけた。
失踪している間……エリザベスはどこに居たのだろう？

エリザベスの旅路

「ほお……余が今までどこに居たのか知りたいのか？」

エリザベスは存在しない額の汗を拭い、足元の毛玉はぷにぷに鳴きながら、エリザベスの回答を待った。

「余は、お前たちの期待に応えようとしていた時、うっかりある魔法使いの召喚に応じてしまい、時空を超えたのだ」
「ぷにぷに？（それから？）」

それから、その魔法使いは、この奇妙な霊が何の役にも立たず、自分の魔力を浪費するだけだと知り、エリザベスを追い払った。

「それから……それからね……その魔法使いは、敵を倒すために強力な魂が必要で、余はそれに応え、敵を簡単に倒したのだ！」
「ぷ～にぷに（それから、それから？）」

それから、エリザベスはすぐに戻ってこようとしたが、毛玉たちに訊かれてどう言い訳したらいいか考え、数日かけて戻ってきたのだ。

「その後、余は俗世を渡り歩いて、数々の強敵と戦った！」

その強敵とは、野良犬、小学生と暴走した掃除機だ。

「ぷに～ぷに～！（これで、毛玉の声明が世界各地に広まったに違いない！大王様バンザイ！）」
「ふっ、当たり前だ！」

エリザベスは、腰に手を当てながら椅子の上に立って、毛玉たちの歓声を浴びた。