崩壊学園wiki
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エミザ
ふぅ……ふぅ……。
ふぅ……ふぅ……。
姫子
エミザ、大丈夫?
エミザ、大丈夫?
エミザ
……大丈夫だ。
……大丈夫だ。
姫子
よし、もうひと踏ん張りよ。来たからには最後まで頑張ってちょうだい。
よし、もうひと踏ん張りよ。来たからには最後まで頑張ってちょうだい。
エミザ
余計なお世話だ……。
ふぅ……霧がますます濃くなってきたな……これじゃ目の前の道もはっきり見えやしない。
余計なお世話だ……。
ふぅ……霧がますます濃くなってきたな……これじゃ目の前の道もはっきり見えやしない。
姫子
崩壊が引き起こした空間歪曲フィールドが学園全体を覆っているのよ。空間が歪曲して複雑に入り組んでいるわ。学園を見つけ出すのは、思っていた以上に手ごわそうね。
崩壊が引き起こした空間歪曲フィールドが学園全体を覆っているのよ。空間が歪曲して複雑に入り組んでいるわ。学園を見つけ出すのは、思っていた以上に手ごわそうね。
エミザ
じゃあ、どうすんだ……このまま永遠に千羽学園を見つけられないなんてことないよな?
じゃあ、どうすんだ……このまま永遠に千羽学園を見つけられないなんてことないよな?
姫子
安心して。霧が濃くなってきたということは、私たちが中心エリアに近づいたということよ。だから、大まかな方向は間違っていないはずだわ。
それに、ここに入った時点で私たちの存在に律者も気づいているでしょう。彼女から私たちを招待した以上、ここで彷徨わせたりはしないはずよ。
安心して。霧が濃くなってきたということは、私たちが中心エリアに近づいたということよ。だから、大まかな方向は間違っていないはずだわ。
それに、ここに入った時点で私たちの存在に律者も気づいているでしょう。彼女から私たちを招待した以上、ここで彷徨わせたりはしないはずよ。
エミザ
それってつまり……彼女らが方向を教えてくれているってことか?
それってつまり……彼女らが方向を教えてくれているってことか?
姫子
そうよ。それに私たちだけじゃないわ……さっき通った場所に戦闘の痕跡があったでしょ。あれはブローニャもここを通ったという証拠よ。
そうよ。それに私たちだけじゃないわ……さっき通った場所に戦闘の痕跡があったでしょ。あれはブローニャもここを通ったという証拠よ。
エミザ
ブローニャ……皆を見捨てたバカ野郎か……ちっ。
ブローニャ……皆を見捨てたバカ野郎か……ちっ。
姫子
律者を相手にするなら、ブローニャは必要不可欠な戦力よ。目的が同じならバラバラに戦う必要はないわ。急いで彼女を探しましょう。
律者を相手にするなら、ブローニャは必要不可欠な戦力よ。目的が同じならバラバラに戦う必要はないわ。急いで彼女を探しましょう。
エミザ
それでも私は、アイツを許せないけどな……。
それでも私は、アイツを許せないけどな……。
姫子
そんなつまらない感情はさっさと捨てなさい。周囲にまだ戦闘の痕跡が残っているはずよ、それを探してちょうだい。ブローニャの足取りを追えば、きっと律者にたどり着けるわ。
そんなつまらない感情はさっさと捨てなさい。周囲にまだ戦闘の痕跡が残っているはずよ、それを探してちょうだい。ブローニャの足取りを追えば、きっと律者にたどり着けるわ。
……。
姫子
九霄?何をボーッとしているの?まさか、あなたまでエミザのような幼稚なことを考えているの?
九霄?何をボーッとしているの?まさか、あなたまでエミザのような幼稚なことを考えているの?
エミザ
何だと!?
何だと!?
姫子
フンッ、とにかくしっかりしてちょうだい。
フンッ、とにかくしっかりしてちょうだい。
……。
…………。
おいで——
——あなたが求める真相に向かって進むの……。
…………。
おいで——
——あなたが求める真相に向かって進むの……。
姫子
九霄?どうしたの?
九霄?どうしたの?
■選択肢
① 誰かが呼んだ声が聞こえた。
② 以前、ここに来たことある気がする。
① 誰かが呼んだ声が聞こえた。
② 以前、ここに来たことある気がする。
エミザ
おいっ!どこ行くんだ!?
おいっ!どこ行くんだ!?
姫子
追いかけましょう!
追いかけましょう!
……。
……。
この意味のない世界に、ピリオドを打ちましょう。
……。
この意味のない世界に、ピリオドを打ちましょう。
ウォオオオオッ!!!
姫子
くたばれッ!
くたばれッ!
バン——ッ!
姫子
ふぅ……ここのヤツら、長空市のよりだいぶ手ごわいわね……急いで九霄を連れ戻さないと!
ふぅ……ここのヤツら、長空市のよりだいぶ手ごわいわね……急いで九霄を連れ戻さないと!
エミザ
姫子っ!大丈夫か!?ケガは?
姫子っ!大丈夫か!?ケガは?
姫子
私に構う必要はないわ……それより九霄は?
私に構う必要はないわ……それより九霄は?
エミザ
九霄ならきっと大丈夫だろ……くそっ!あいつ、どこほっつき歩いてんだ!?
九霄ならきっと大丈夫だろ……くそっ!あいつ、どこほっつき歩いてんだ!?
姫子
彼女には、きっとここの記憶があるのよ……本当、変わったヤツね。いつもおかしな行動をとるんだから。
彼女には、きっとここの記憶があるのよ……本当、変わったヤツね。いつもおかしな行動をとるんだから。
ダダダ——ッ!!
エミザ
この音は!?
この音は!?
姫子
ブローニャの銃声!?近くにいるはずよ!
ブローニャの銃声!?近くにいるはずよ!
エミザ
おいおい、まさかもう律者と遭遇したのか!?
おいおい、まさかもう律者と遭遇したのか!?
姫子
いや……律者じゃないわ。おそらく崩壊生物と戦っているのよ。とにかく、急いで行ってみましょう!
いや……律者じゃないわ。おそらく崩壊生物と戦っているのよ。とにかく、急いで行ってみましょう!
ダン——ッ!
……。
カァンッ!
……。
カァンッ!
姫子
あそこね!
あそこね!
ダダダッ!
ブローニャ
どくのですッ!
ブローニャは、何としてでも律者を殺します!
どくのですッ!
ブローニャは、何としてでも律者を殺します!
エミザ
ブローニャ!……なっ、戦ってる相手は人間か?
ブローニャ!……なっ、戦ってる相手は人間か?
姫子
……。
どうして、あなたがここに……。
テレサ。
……。
どうして、あなたがここに……。
テレサ。
ブローニャ
ハアッ!!
ハアッ!!
ガキィン——ッ!!
テレサ
……。
……。
ブローニャ
どいてください!
どいてください!
テレサ
ブローニャ……あなたも怒りで心を捻じ曲げられてしまったの?
あたくしは、あなたとキアナを戦わせたりしないわ。こんな戦い……何も生みはしないもの。
ブローニャ……あなたも怒りで心を捻じ曲げられてしまったの?
あたくしは、あなたとキアナを戦わせたりしないわ。こんな戦い……何も生みはしないもの。
ブローニャ
あの時、あなたは逃げることを選択しました……あなたにブローニャをどうこう言う資格はありません。ですが、あなたが律者の側に立つのであれば、ブローニャの敵です!
あの時、あなたは逃げることを選択しました……あなたにブローニャをどうこう言う資格はありません。ですが、あなたが律者の側に立つのであれば、ブローニャの敵です!
テレサ
あなたがどう思おうと勝手だわ。でも、あたくしは何があってもあなたたちに殺し合いをさせたりはしない。そうじゃないと、あの時の悲劇をまた繰り返すだけですもの。
あなたがどう思おうと勝手だわ。でも、あたくしは何があってもあなたたちに殺し合いをさせたりはしない。そうじゃないと、あの時の悲劇をまた繰り返すだけですもの。
ブローニャ
それなら、あなたはただ黙々と人類が滅亡する瞬間を見ていればいいのです!
それなら、あなたはただ黙々と人類が滅亡する瞬間を見ていればいいのです!
ダダダッ……ガンッ、カァン——ッ!
エミザ
おい、どうする!?加勢した方がいいのか?
おい、どうする!?加勢した方がいいのか?
姫子
これは彼女たちの問題よ……手出しは不要、と言いたいところだけど、このまま戦い続けたら周囲の崩壊生物を引き寄せて厄介なことになるわ。
これは彼女たちの問題よ……手出しは不要、と言いたいところだけど、このまま戦い続けたら周囲の崩壊生物を引き寄せて厄介なことになるわ。
姫子
まったく!本当に迷惑なヤツなんだから。
まったく!本当に迷惑なヤツなんだから。
ダンッ——!!
テレサ
キアナに会いたいのなら、あたくしの屍を越えて行きなさい。
キアナに会いたいのなら、あたくしの屍を越えて行きなさい。
ブローニャ
お望みどおりに!
お望みどおりに!
ガキィン——ッ!!
姫子
あなたたち、今すぐ戦うのを止めるか、三者入り乱れて戦うか、どっちがいい?
あなたたち、今すぐ戦うのを止めるか、三者入り乱れて戦うか、どっちがいい?
テレサ
姫子!?
姫子!?
ブローニャ
なぜ、なのですか……ブローニャはただゼーレの仇を討ちたいだけなのです……どうしてあなたたちは、次から次へとブローニャの邪魔をするのですかッ!?
なぜ、なのですか……ブローニャはただゼーレの仇を討ちたいだけなのです……どうしてあなたたちは、次から次へとブローニャの邪魔をするのですかッ!?
パシンッ!
ブローニャ
——うっ!
——うっ!
姫子
ブローニャ、復讐と無駄死には違うのよ。無駄死にしたいのなら止めないわ。だけど、私たちの死には意味がなくてはダメよ。火を追う蛾を設立した時の決意を忘れたの?
たとえ灰燼に帰しても、光を追い求める道で死ぬ。
ブローニャ、復讐と無駄死には違うのよ。無駄死にしたいのなら止めないわ。だけど、私たちの死には意味がなくてはダメよ。火を追う蛾を設立した時の決意を忘れたの?
たとえ灰燼に帰しても、光を追い求める道で死ぬ。
ブローニャ
……。
ダメです、もう手遅れです……ブローニャの光は、とうに消えてしまいました。
……。
ダメです、もう手遅れです……ブローニャの光は、とうに消えてしまいました。
テレサ
ブローニャ……あなたが律者と戦うのは死ぬためなの?あなたが死んだら、ゼーレのもとに帰れるとでも思っているの?……違う、そんなの大間違いよ!ゼーレは、今のあなたみたいな姿を見たいなんて思わない!
ブローニャ……あなたが律者と戦うのは死ぬためなの?あなたが死んだら、ゼーレのもとに帰れるとでも思っているの?……違う、そんなの大間違いよ!ゼーレは、今のあなたみたいな姿を見たいなんて思わない!
ブローニャ
……っ!ブローニャは間違っていません!あなたは何も分かっていないのです!
……っ!ブローニャは間違っていません!あなたは何も分かっていないのです!
テレサ
あたくしには分かるわ……ゼーレがあなたのために命を捨てた時、その顔に一寸の躊躇いもなかった。彼女はあなたが生き延びることを願っていただけなのよ。それが彼女の唯一の願いなの!分かっていないのはあなたよ!
あたくしには分かるわ……ゼーレがあなたのために命を捨てた時、その顔に一寸の躊躇いもなかった。彼女はあなたが生き延びることを願っていただけなのよ。それが彼女の唯一の願いなの!分かっていないのはあなたよ!
ブローニャ
それがどうしたのですか!ゼーレはもう……。
それがどうしたのですか!ゼーレはもう……。
姫子
今の話……ゼーレが死んだ時、あなたは彼女の傍にいたってこと?
今の話……ゼーレが死んだ時、あなたは彼女の傍にいたってこと?
ブローニャ
……!?
……!?
テレサ
そうよ……。
そうよ……。
ブローニャ
それなら、どうしてゼーレを助けなかったのですか!!
それなら、どうしてゼーレを助けなかったのですか!!
テレサ
助けたわよ……。
彼女は死んでないわ。
助けたわよ……。
彼女は死んでないわ。
ブローニャ
なっ……。
なっ……。
テレサ
ゼーレは——
生きてる。
ゼーレは——
生きてる。