桜華 - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 誕生日　4月5日
• 身長　157cm
• 体重　0kg
• 3サイズ　73/53/70
• 趣味　おにぎり、果物

桜華。名前の通り、樹齢15年の若い桜の木の憑依霊。
よく小声で話しているが幽霊が怖いからではない。本当だ。
しかし、桜華に幽霊関係の言葉を聞かれてしまうと、彼女の甲高い声を発して耳鳴りがしてしまうかもしれない。何度も言うが、もちろん怖いからではない。
彼女にお供えするなら、おにぎりと果物を持って行くようにしよう。
神様ではないけれど、持っていくなら桜華を喜ばせた方がいいだろう。笑ったときの笑顔はとても可愛いのだ。
それに、たくさんのことを教えてもらえるかもしれない。知識は大正時代より前のもので古いかもしれない。
だけど、桜華とおしゃべりできるなら、気にしなくてもいいかもしれない。

看板娘・スキンなど

• 桜華・映像

• 桜華・浮世水韻

• 桜華・春日邂逅

• 桜華・海辺の幽霊建築

• 桜華・千年アイドル

神格覚醒ストーリー

桜華憑依霊

とある郊外、桜の木がポツンと生えている。1本だけ咲いて、黙って枯れていく。誰も知らずに、誰も気にせずに。そして、ここが桜華の家だ。
家と言うと、誰もがここに住むという意味だと思うだろう。実際その通りだ。桜華はこの桜の木の憑依霊なのだ。人が死後に者に憑依するアレ。フラフラして人を驚かす幽霊だ。
どうして桜の木の憑依霊になったのかは色々な説がある。その時代の名門の令嬢がここに埋葬されたと言う人もいるし、この桜の木の孤独な霊魂だと言う人もいる。しかし、桜華本人にもはっきり分からないらしい。しかも、幽霊とかオバケという言葉は彼女の前では禁句なのだ。
どうしてかって？それはこの桜の木の成長と枯凋に関係している——

満開の花

花鳥風月とは世の中でよく見られる光景への呼び方だ。いつも自然界の美しい景色である桜華のいる場所も、それなりの印象を与えてくれる。それは明らかに枯れた桜の木なのだが、桜華が満開の桜の花とともにヒラヒラと風に乗って舞っている姿をいつも目にする。聞くところでは、それは桜華の記憶の中にある自分がかつて授業が習った内容なのだそうだ。
あまりに古すぎて、それでいて美しいので、彼女が幽霊であることを怖がる人はいなかった。しばらくすると、この桜の木は聖地となり、大勢の人が見学や遊びに押し寄せた……うん、桜華と一緒に、あるいは遠くから眺めている。この一帯はもう寂しい場所ではなくなっていた。そしてこれも、桜の木の繁栄期となったのである。

これは何の鳥

桜華は確かにある富豪の家の令嬢のようだ。なぜなら彼女は多くのことを知っているからだ。
文学から天文、さらに地理、歴史。彼女は嬉しいことがあると、絶え間なくこれらを話し出す。彼女の言葉を借りれば、知識があることは光栄なことなのだ。
ただ……私たちが認識している知識と差がありすぎるのだ。文学の俳句にしても古すぎる。彼女に言っていいのかわからないほど古い知識もある。例えば……うん、彼女は現在の列車が電気で動くことを知らないし、お金持ちの家にしかなかった多くのものが、今ではどこにでもあったりとか。

「うん？この鳥は見たことないわ。飛行機？飛行機って嘴がプロペラだったはずよ。だまされないわ！私だって勉強したことあるんだから！」
「えっ？あなた、コーラを飲むの！？きっとお金持ちの家の子なんだね！うぅっ、いいな～」
「なんですって！授業をサボるなんて恐ろしいことするの！？あなたは普通のお金持ちじゃない！？」

都市伝説

桜華はよく古い情報をひけらかしたりするが、彼女が嬉しそうな時はとても可愛いので、普通は誰も彼女に訂正したりしない。それどころか、彼女が話す昔のことは生き生きとした歴史の本を読んでいるような気がして、意外に収穫があるのだ。最後はみんな彼女を祭り始め、ここでも都市伝説となって多くの人の耳に伝わっている——
その通り、桜華自身にも。その日以来、桜華はもう現れなくなった。彼女は成仏したと言う人や、都市伝説なんてものは最初から嘘だと言う人もいた。では、桜華は一体どこに行ったのだろうか？

「お地蔵様、お地蔵様ってあの恐ろしいオバケでしょ！？都市伝説！？都市伝説って怪奇事件でしょ！？怖い！キャー！！」

木の中に隠れてブルブル震えている桜華は、寝てしまえばオバケに見つからないと自分を騙し続け、眠りにつくと数年が過ぎていた。
桜華は幽霊なのにオバケが怖いのだ。
しかし、それ以降、桜の木では桜華を見かけることはなくなった。しばらくすると、また人々からも忘れられ、ついにある日、桜の木も消えてしまう。
次に目覚めた時、桜華はバビロン学園内にいたのだった。

幽霊の盛宴

幽霊である桜華は意外にも昼間が好きだ。昼間は幽霊が出ないからだそうだ。
だが、幽霊が怖い彼女は考えていたのだ……あの日までは。

「私は本当にバカでした。オバケは夜に出て、壁を通り抜けて追いかけてくることしか……さらに、昼間も普通に出るなんて……」

その日、桜華が泣きながら走り、紬が後ろから追いかけているのをみんなが目撃した。片方は「オバケ怖い！壁を通り抜けるのが怖いです！来ないでください！」と叫び、もう片方は「付喪神と幽霊は違うの！」と叫んで息を切らしながら追いかけている。桜華は幽霊だけでなく妖怪も苦手のようだ。
いっそのこと、人畜無害に見える真夏の夜も実は妖怪の一種だと教えてあげようか？しかし、そんなことをしたら、桜華はバビロンを幽霊の巣窟と思ってしまい、逃げ出してしまうかもしれない。
ちなみに、桜華は壁を擦り抜けることができる。もちろん、逃げている時も普通に壁をすり抜けていた。
これは、幽霊だのオバケがすることではないのだろうか？

登場ストーリー一覧

• 超日常・夏の旅