ゼーレ
イザーリン。お姉ちゃんが私にゲートの修理を手伝えって。どうなの?今のところ、修理ははかどってる?
イザーリン。お姉ちゃんが私にゲートの修理を手伝えって。どうなの?今のところ、修理ははかどってる?
イザーリン
……。
ここは溶接が必要……それからこの場所は物理ダメージを受けてる……うん、強度の高い材料に交換しないと……。
……。
ここは溶接が必要……それからこの場所は物理ダメージを受けてる……うん、強度の高い材料に交換しないと……。
ゼーレ
ちょっと!
ちょっと!
イザーリン
……材料……材料。
……材料……材料。
ゼーレ
助けて!崩壊生物が侵入したわ!!!
助けて!崩壊生物が侵入したわ!!!
イザーリン
わっ!来ないで!私、スゴイのよ!ほ、崩壊生物なんかイチコロなんだから……!
わっ!来ないで!私、スゴイのよ!ほ、崩壊生物なんかイチコロなんだから……!
ゼーレ
やれやれ……あなたのその様子じゃ崩壊生物に食べられても不思議じゃないわね。
やれやれ……あなたのその様子じゃ崩壊生物に食べられても不思議じゃないわね。
イザーリン
ぐっ、ゼーレ……びっくりした……。
ぐっ、ゼーレ……びっくりした……。
ゼーレ
それはどういう意味よ?私たちは、あなたがボケッとしている時に食べられないよう守っているのよ!
それはどういう意味よ?私たちは、あなたがボケッとしている時に食べられないよう守っているのよ!
ゼーレ
でも、あなたがそんなにすごいなら守らなくても大丈夫ね。私たち帰ろ~っと!
でも、あなたがそんなにすごいなら守らなくても大丈夫ね。私たち帰ろ~っと!
イザーリン
ま、待って……私が悪かった。お願いだから守って……。
ま、待って……私が悪かった。お願いだから守って……。
ゼーレ
ふふんっ!そうこなくっちゃ。それで進捗状況はどうなの?
ふふんっ!そうこなくっちゃ。それで進捗状況はどうなの?
イザーリン
初期検査は終わったわ。姫子のやつ、本当に後先考えないんだから……ハイペリオンの主砲がゲートの物理構造にとんでもない衝撃を与えてる。
見た目には特に大きな損傷はないけれど、見て……この細かいヒビがゲート中あちこちにあるでしょ。衝撃で内部構造が致命的なダメージを受けてるの。このまま放っておいたら、もっと悪くなる。それに……。
初期検査は終わったわ。姫子のやつ、本当に後先考えないんだから……ハイペリオンの主砲がゲートの物理構造にとんでもない衝撃を与えてる。
見た目には特に大きな損傷はないけれど、見て……この細かいヒビがゲート中あちこちにあるでしょ。衝撃で内部構造が致命的なダメージを受けてるの。このまま放っておいたら、もっと悪くなる。それに……。
ゼーレ
分かった、分かった!そんなにたくさん言われても私には分からないよ。私たちが何をすればいいか直接教えてよ。
分かった、分かった!そんなにたくさん言われても私には分からないよ。私たちが何をすればいいか直接教えてよ。
イザーリン
すぐにエンジニア班が修理作業を始めるわ。あなたたちは、私たちの安全を守ってくれればいい。
すぐにエンジニア班が修理作業を始めるわ。あなたたちは、私たちの安全を守ってくれればいい。
ゼーレ
分かった、任せておいて!
分かった、任せておいて!
ゼーレ
単純明快な仕事ね!もし修理を手伝えって言われたら、自信なかったんだよね。
安心して。付近の崩壊生物は昨夜のうちにほとんど消滅させたから。いたとしても少数の残存兵がさまよっているだけだよ。私たち2人で十分対処できるわ。もしかしたら少しゆっくりできるかもね。
じゃあ、任務を始めましょう。エンジニア班が修理している間、彼女たちを守っているだけでいいわ。
単純明快な仕事ね!もし修理を手伝えって言われたら、自信なかったんだよね。
安心して。付近の崩壊生物は昨夜のうちにほとんど消滅させたから。いたとしても少数の残存兵がさまよっているだけだよ。私たち2人で十分対処できるわ。もしかしたら少しゆっくりできるかもね。
じゃあ、任務を始めましょう。エンジニア班が修理している間、彼女たちを守っているだけでいいわ。
ガガ——ガガ——
ゼーレ
ちょっと!あなたたち、うるさいわよ!こんなにうるさくしてたら崩壊生物が喜んじゃうわよ!
ちょっと!あなたたち、うるさいわよ!こんなにうるさくしてたら崩壊生物が喜んじゃうわよ!
イザーリン
ゲートの修理にはたくさんの工程が必要なの……変形した鉄筋を切断して、穴を空けて新しい補強材料を注入する。これらはみんな肉体労働……少しくらいの騒音はしょうがない。
しかも工期と資材の制約から、これでも工程を最大限減らしている状態。こんなめちゃくちゃなゲートでも私たちの最後の砦だからね。そう考えると爆破して建て直したくなるわ……。
ゲートの修理にはたくさんの工程が必要なの……変形した鉄筋を切断して、穴を空けて新しい補強材料を注入する。これらはみんな肉体労働……少しくらいの騒音はしょうがない。
しかも工期と資材の制約から、これでも工程を最大限減らしている状態。こんなめちゃくちゃなゲートでも私たちの最後の砦だからね。そう考えると爆破して建て直したくなるわ……。
ゼーレ
ぐっ……もっと気軽な任務かと思ってた。まさか、こんな裏があるなんて……。
ぐっ……もっと気軽な任務かと思ってた。まさか、こんな裏があるなんて……。
イザーリン
じゃなかったら、どうして私が護衛を要請するの。しっかりね……私たちは工事を続けるわ。
じゃなかったら、どうして私が護衛を要請するの。しっかりね……私たちは工事を続けるわ。
ゼーレ
ちょっと!待って!
ちょっと!待って!
ドン!ドン!ドン!
ガガ——ガガ——ガガ!
ガガ——ガガ——ガガ!
ゼーレ
少しは休ませてよ!!!
少しは休ませてよ!!!
イザーリン
ふぅ、何とか工期内に終わりそう。本当よくやったわ……みんなお疲れ様。今夜はゆっくり眠れそうね。
ふぅ、何とか工期内に終わりそう。本当よくやったわ……みんなお疲れ様。今夜はゆっくり眠れそうね。
ゼーレ
と、とりあえず終わったのね……ようやく休めるわ。じゃあ私たちは先に帰るね。
と、とりあえず終わったのね……ようやく休めるわ。じゃあ私たちは先に帰るね。
イザーリン
ゼーレ、工事は終わったけれど、まだ点検をしないといけないの。悪いけどもう少し待って。
ゼーレ、工事は終わったけれど、まだ点検をしないといけないの。悪いけどもう少し待って。
ゼーレ
……本当に少しだけ?
……本当に少しだけ?
イザーリン
うん、少し……。
何も問題はないみたいね。
うん、少し……。
何も問題はないみたいね。
ゼーレ
よかった~!もういいよね?これで帰れる~!
よかった~!もういいよね?これで帰れる~!
イザーリン
うん……あ、待って、このネジ少し曲がっている……このコンクリは面が傾いているし、この排水溝も基準より曲がってる……。
うん……あ、待って、このネジ少し曲がっている……このコンクリは面が傾いているし、この排水溝も基準より曲がってる……。
ゼーレ
どこがよ!まっすぐじゃないの!
どこがよ!まっすぐじゃないの!
イザーリン
ダメよ……やり直し。
ダメよ……やり直し。
ガガ——ガガ——
ゼーレ
あ!また始めた!ちょっと、いい加減帰らせてよ~!私たち休めないじゃない……。
あ!また始めた!ちょっと、いい加減帰らせてよ~!私たち休めないじゃない……。