ラプラス - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 身長　172cm
• 体重　54kg
• 3サイズ　88/58/90
• 趣味　ギャンブル

仮にある生物が全て原子の位置と運動量を知っていたとしたら、不確定事件が確実な事件に変わるだろう。
いかなる不確定要素を許さず、彼女の目の前には変わらない現実しか存在しない。
これが科学の中に誕生した悪魔——ラプラスの魔女だ。
しかし、彼女にとって確定とは、何の価値もなく退屈でしかない。魔女は賭け事で刺激を求め、自分にはない「不確定」を探していた。

神格覚醒ストーリー

サイエンスデビル

人類は科学の探究を止めることができない。未知なるものへの好奇心と恐怖心は人々を全知全能の領域へと駆り立てる。
物事の変化を理解でき、可逆方程式の計算方法によて計算できさえすれば、物事が発生する前に結果を知ることができるのだ。
例えば、コップの中でサイコロを振るようなものだ。コップの中で動いた運動量等、いろんな角度から計算して結果が得られる。
しかし、これは人類にとって、おとぎ話も同然だ。
なぜなら、人類は限られた時間の中で、それほど多くの変数を計算することなど不可能だからだ。
これができれば、人類の範疇を超え「悪魔」と呼ばれるのにふさわしくなるだろう。

怠慢な魔女

世界中の有名なカジノには魔女の伝説がある。
ある高慢な魔女の話を伝えているのだ。彼女が現れると必ず勝利をもたらした。例えカジノに入った時、1枚のコインしかなかったとしても、カジノから出る時には必ず誰よりも多くのチップを稼ぎ勝者になっているのだ。
ギャンプラーたちは、彼女の後を追いかけるようにして賭けるだけでも、大金を稼ぐことができるのだ。
カジノの運営側からすれば、黒いロングスカートと片側だけの眼鏡は不吉な影となっていた。
しかし、ある日を境にカジノから魔女の姿が消えた——

敗北を知りたい

自分の能力で魔女は簡単に賭けたゲームを予測でき、負ける可能性など皆無だった。
他人からは、素晴らしいことのように映っていた。
しかし、魔女にとっては、単調で退屈なものだった。
全て結果を予測できるため、不確定要素が完全に失われている。未知なるものと刺激のなくなった生活は、魔女にとって味気なく、徐々に生活に対する楽しみを失っていった。
そして、彼女は人々の前から消えた。

ギャンブル伝説

カジノの中では魔女の伝説が未だに語り継がれている。そして、魔女は伝説を創り続けることを止めはしなかった。ただ、カジノの運営が魔女に変わっただけである。
魔女はよく不定期で巨額の賞金を出し、世界各地から自分と賭けで勝負できる相手を探し求めた。
彼女はあらゆる形式の賭け事、賭けの道具を認めた時にはイカサマまで賭けの道具になった。
彼女が追い求めているものはとても単純で、彼女に賭けで勝てる人間を見つけることだけだった。

特別ルール

魔女の賭けでは特別なルールが存在する。運要素を含む賭けには一切関わらないというものだ。なぜなら、彼女の目には運も計算で得られた一連の数字で構成されている結果として映っていたからだ。
求めるものは自分で予測できない展開である。
魔女のチップは増えていったが、求めている人物にはまだ会えていないようだ。

元ネタ・考察

※非公式の考察であり、情報の正確性を保証するものではありません。

• フランスの数学者、物理学者、天文学者であるピエール＝シモン・ラプラスが提唱した「ラプラスの悪魔」と思われる。
• ラプラスは、ある特定の瞬間の宇宙の全粒子の状態が分かれば、その後起きる全現象が計算できると考え、この「全粒子の状態」を知る能力を持った仮想上の存在を「ラプラスの悪魔」と呼び、この悪魔は全ての未来を確率的に見通すことができるとした。