ユアンジェリル - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 誕生日　12月8日
• 身長　152cm
• 体重　276kg
• 3サイズ　82/61/82
• 趣味　福音書を読む。詠唱……お姉ちゃんと

真神の信仰者。同胞で生まれた三姉妹は、世の人々に聖人の子供だと尊ばれている。
妹の二人はあまり敬虔ではないが、副音書は一人が読めば問題ない。

神格覚醒ストーリー

受肉×3

当時は、神の時代であり、偽りの神々も共生している。人間は偽りの神々に嘱目され、偽りの神々に導かれていた。
国は邪悪な王に支配され、先知は夢の中で真神の啓示を聞いた。

「神の子は荒野に生まれ、王政を終結する」

そして、神聖に啓示されたところを探しに行った。ほっそりした星が輝く東方、フィアミンと呼ばれる神が彼の精神を世に降臨させた。
先知は、光が壇上に輝いているのを見て、神に選ばれたアリマを妊娠させ、神の子がそこに育つ。
彼は、アリマのために産婆を雇い、ヘングリボ城で恒星が朝から西に上がるのを見た。
その星が消えた後、神の子も生まれた。
先知は大いに喜んだが、その子を見た時はびっくりした。
その子は男ではなく、女だから。
しかも一人ではなく、三人の子だった。

逃亡者

アリマが生んだユアンジェリルは、神が啓示した聖人だ。
三姉妹はそれぞれ神の栄光に染まり、ユーリルはしっとりとした姉、アンリルとジリルは妹にあたる。
３人は共に成長し、ユアンジェリルは聖人の尊名である。尊名は分割してはならず、故に三人合わせて聖人と成す。
最初、悪王は偽神の戒めを受け、将来に聖人が出現して自分の代わりに民を統治すると聞いて、全土を捜索した。
先知は悪王の命令を知り、ユアンジェリルを帝国の辺境に連れて行き、そこに悪王の追ってもやってきた。
先知は神に祈ったが、目の前に光が見えた。「分かれ」の神力を得た。
彼は慎重に海を分け、ユアンジェリルを連れてその星の海へと向かうが、追っ手は海の神の力を借りて後ろから追い続けていた。
彼はまた大地を分けて下へ逃亡したが、追っ手は大地の神の力を借りて後から追いかけてきた。
やむを得ず、先知は目の前の淵を見て、その空を分けてその中から逃げた。一寸は二寸に分かれ、原子は核と層に分かれた。量子を分けた海は、波でもあり粒子でもあり、ついに脱出した。国境の外の荒れ地にやってきた。

伝道者

ユアンジェリルは辺地で育ち、三姉妹は幼い頃から福音を聞いていた。
ユーリルは最も聖訓を受けており、言葉は聖言の音だ。アンリルとジリルは神を信じているわけではなく、姉を愛しているだけだ。
周りには荒れ果てた土人がいる。ユーリルは神の名を広めようとし、神を信じ、自分を愛せよと戒めたが、反響はなかった。
料理が上手なアンリルは、口を誘惑する料理を作り、人々を従えていく。
ジリルは戦闘技術が深く、猛獣を狩ることができ、荒れ狂う人々はみんな彼女を狩猟と尊敬している。
ユーリルは鬱々としていた。神に祈りを捧げると、神は夢の中で彼女に未来の啓示を告げた。

「いつか汝は我が命令を行い、我が意を尊び、栄光を世に撒き散らす。その時に偽神は一掃され、衆生は我が言を聞くであろう」

ユーリルは目を覚まし、気を撮り直した。アンリルもジリルもそれに喜んだ。
それからまた数年か経過して悪王の国中が民がとても困っている時、先知はユアンジェリルを連れて国都に潜り帰った。

転覆者

先知は神の力を借りて、国都に多くの人を従えさせた。ひそかに教を立てた。
ちょうど悪王の突然の重い病気の時、彼はクーデターを起こさせて、帝国の端から端まで、刀兵に火炎を伴って、災いを引き起こした。
悪王は殺され、先知は基台に登り、全ての偽神の神像を倒し、真神のみが存在できる。
先知は人に神殿を立てさせ、フィアミンの神名を尊び、ユアンジェリルを聖としたが、彼女たちを外出させなかった。
予言したことによって、ユアンジェリルは聖人であり王でもある。しかし先知は帝国の王になりたいと考え、勝手に神の意志を変えて、自らを最高位まで担ぎ上げた。
ユーリルは涙を流したが、権力が奪られたのではなく、世間の人々のためだった。悪王の高台が崩れたが、先知はまた新たな悪王になった。
彼女は神に祈り、神の返事を聞いた。

「彼が神の名を借りて権力を求めるなら、神の名で彼の国を滅ぼせ」

そして神は、先知が主祭したとき、彼の願いに応じず、神の権威をはぎ取って、彼の思うがままにならないようにした。
当時信仰していた人々はそれを見上げ、そして先知の国も転覆させた。ユアンジェリルが神殿から出てきて、人々は彼女たちに拝礼した。
すると、ユアンジェリルの耳には神の声が響いた。

「汝らに与える最後の命令は、『われらを含め、これ以上神を信仰するなと、民に戒めること』である」

神なき後世代

神像が取り除かれ、宗教は後ろに退いた。
諸神の影響力が取り除かれた後、人間は自分の意志で世界の全てを処理し始めた。
神力を失った後、人間は家を構築するためにツールを発明して、耕地、建築、交通等に使用した。
最初は、みんな文句を言っていたが、命がいつまでも神霊に操られることがなくなった後、自由な新風の中で、科学も学術も想像につかないスピードで進み始めた。
畜力から水力、水力から蒸気、蒸気から電力、乃至原子力まで、人間がエネルギーを利用する形は多様になってきた。神を信じる必要はなく、かつての神だけが身につけていた力を手に入れたから。
そして上古の一切も少しずつ忘れられている。偽神の時代、真神の出現、聖人ユアンジェリル……それはすでに歴史の中で少しずつ形が崩れていく伝説となった。
この神跡のない土地、人類が絶滅したような荒廃したところに、ユアンジェリル三姉妹が暮らしている。彼女たちは世界最後の神殿に住んでいる。
神殿の上にフィアミンと呼ばれる尊称が厳粛に刻まれている。

「人類の神」

下に小文字がある。

「想像を超えた技術は最も偉大な神。私は無数年以降から来て、遠い昔に戻ったのは、神々を片付けて人類を救う——それと、私自身を救うためです」

元ネタ・考察

※非公式の考察であり、情報の正確性を保証するものではありません。

• 「福音書」を意味する古典ギリシャ語Εὐαγγέλιο（euangelio、エウアンゲリオ）に、天使を意味する接尾語-elを付したものか。
• ストーリーはイエス・キリストの言行を記したとする福音書を元にしている。
• アリマ、ヘングリボはそれぞれ聖母マリアとベツレヘムを逆さ読みにしたものであり、「先知」はマタイの福音書に登場する「東方の三賢者」、および海を分かつ様は出エジプト記におけるモーセと対応している。
• ストーリーに登場する神の名フィアミンは誤訳に近く、中国語における菲密案（フィミアン）から音位転換が発生している。ストーリーを踏まえれば、フィミアンの意味はhuman＝人類か。