七星・サウナの神 - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 趣味　サウナ対決、最強になること

連戦連敗の七星がついに自分の本領を発揮できる主戦場を見つけた——サウナだ！
鍛冶炉の中で生まれた七星は生まれながらにして高い熱耐性を持っている。そのため、サウナでの対決では水を得た魚のように、破竹の勢いで勝ち続けた。
最強になると志した七星は、ついに願いをかなえられるのだろうか？

神格覚醒ストーリー

廉貞

「実力差を見極められず、あなたに挑んでごめんなさい。これは万死に値する罪よ……」
七星は元気のない足取りで約束していたレストランへとやって来た。彼女と仲良しの女媧と錦鯉がそこで彼女を待っていた。何しろ、これは七星の777回目の敗北だ。しっかりと彼女を慰め、この数字がこれ以上増えないようにしなければならない。
女媧は皆に食事をおごり、祭りを見学し、その後で一緒にお風呂に入りに行こうとしていた。最初のうちは皆も和気あいあいとして笑っていたが、飴細工の屋台の前にやってきた時、飴細工職人が手工芸の達人である女媧を尊敬していると言い、さらに通行人が魔法少女錦鯉のサインを求めた。皆が成功している姿を見て、七星の気分は徐々に沈んでいき、雰囲気も重苦しくなっていった。
女媧が皆に湯船の中に入るよう促したが、七星は何があっても湯船に入ろうとしなかった。彼女は「縁起の良い777回目だからって、負けは負けよ」と言うと、「部屋にこもって反省してくる」と言い残して横のサウナに入った。
女媧と錦鯉は七星が少し冷静になるのを待ってから、一緒にサウナに入った。そして彼女に一緒に湯船に入ろうと言った。何はともあれ、自分を傷つけるのはよくないからだ。
しかし、説得はすぐに失敗した。七星をもっと慰めようとした2人は、七星と一緒にサウナの中にしばらくいることにしたのだが、彼女たちはすぐに我慢できなくなってしまった。ところが、七星は余裕の表情を見せていた。彼女は本当にサウナが好きなのだ！

貪狼

「あなたたち……行かないでよ。私と一緒にいてくれるんじゃないの？」
「どうしても我慢できないの？今すぐ出ないと死にそうなの？そんなに大変なの？私はちょっと熱いくらいにしか感じないけど。」
「私……すごいの？サウナの中で長時間こらえているのって、すごいことなの？」
「私が……勝った？」
「……。」

777回目の大敗以降、七星はもう何日も他人に挑戦していなかった。七星は自分が弱いという事実を完全に認めたのではないだろうかと、皆は考えていた。しかし、七星は急に宣言した。サウナ界で最強になる——と。
女媧は、まずは中華学院で腕を磨くよう提案した。彼女は適当に数人の友人を呼んで対決させたが、七星に軽々と倒されてしまった。
そこで、女媧は中華学院でサウナ対決を開催したのだが、七星は本当に連戦連勝となり、わずか数日の間に、これまでの勝利回数を上回るほどの勝利数を挙げた。
まさか、北星の敗北は本当に777回で終わるのだろうか？

破軍

中華学院内で七星に挑もうとする人々が徐々に増えていった。しかし、七星は中華学院を去ろうとしていた。
七星はバビロン学園で最強になるのだ。サウナの中にとどまることはできても、中華学院にとどまっているわけにはいかない。彼女はサウナ巡回戦を開き、各学院のサウナを制覇し、バビロン全体に覇を唱えるのだ！
バビロンのサウナには腕自慢や達人が次々と集まった。自信満々だった七星も、すぐにそう簡単にはいかないことに気付いた。
ヴェロニカのヤツは恐るべき忍耐力を持っている。サウナに長時間入って意識を失いそうなのに、さらに10分以上耐え、神曲によって無理やり引きずり出された。
エインヘリャルは時間がたつにつれて元気になっていき、七星が暑さでダウンしてしまいそうになった。ところが、エインヘリャルは頭から地面に倒れてしまった。彼女は重度の貧血を抱えていたのだ。
アキのヤツはまったく暑さを恐れることなく、サウナでカラオケを歌っているかのように平然としていた。彼女がブログ用の写真を撮るのに使っていたスマホが暑さで故障し、慌てて修理に行っていなければ、七星は負けていたことだろう……。
しかし、結局は危なげなく終わった。一通り勝負が終わると、七星は勝ち越しており、数少ない敗北も現地のサウナが適していなかったことが理由だと言える。彼女の輝かしい戦績は北欧学院まで続いた。

巨門

北欧学院での第1戦、七星はミョルニルに惜敗した！
「ここのサウナはどうしてこんなに湿度が高いの！？もう少し乾いている場所はないの？」
北欧学院での第2戦、七星はスクルドに敗れた！
「ここの温度高すぎ……。普通のサウナはこんなんじゃないわよ！まともなサウナで対決させて！」
北欧学院での第3戦、七星はダーインスレイヴに負けた！
「うわっ、このバカもかなり我慢強いね……いや、そうじゃなくて、電気の熱のサウナなんておかしすぎ。私は炭のサウナしか受け入れられないの！」
……。
北欧学院での第N戦、七星はファフニールに惨敗した！
「こ、このサウナは私の勝負服である野球のユニフォームを着させてくれなかったから……」
「じゃあ、ユニフォームを着てもう一度勝負する？」湯気の中のファフニールが淡々とした口調で訊いた。まるでうららかな春の日に草むらに座っているかのように自然体だった。
「うぐぐ……実力差を見極められず、あなたに挑んでごめんなさい。これは万死に値する罪よ——暑さの我慢比べでドラゴンに勝てるはずないよおぉぉぉ！」
七星がバビロンのサウナを制覇する壮大な旅はここで幕を閉じた。

禄存

やはり七星が最も強かった。
七星は北欧学院で最初から最後まで負けっぱなしだったが、今回の巡回戦はかなりの注目を集めていた。学校中の人が、七星が各学院のサウナを巡っていることを知っている。おそらくバビロンで最もサウナのことを理解している人物だろう。
そこで、七星が巡回戦の中止を発表した当日、無数の招待状が次々と届いた。さまざまな銭湯、温泉、健康ラ〇ドなどが自分たちのサウナを七星に体験してもらいたいと切望していた。彼らは広告フレーズまで考えていた——
「サウナの神に選ばれたXX銭湯！」
それでは、七星はどう考えているのだろうか？もちろん快く引き受けた。サウナの神、それはサウナ界で最強なのではないだろうか？最強とは必ずしも我慢できる時間の長さによって決まるとは限らないだろう。
最強となったことを祝うため、七星、いや、サウナの神は、仲良しの女媧と錦鯉を誘って一緒に食費へ行き、祭りを見て、お風呂に行った。さらに、これまでずっと映画撮影で忙しかった盤龍など、皆の親しい友人も誘った。
銭湯のサウナで、七星は自分の輝かしいサウナ巡回戦の戦績を大いに語った。しかし、サウナは蒸し暑いため、皆はすぐに出て湯船に入ってしまい、七星と盤龍だけが残された。七星は少しの間話し続けたが、暑さに耐えきれなくなり、盤龍に尋ねた。「ば……盤龍さんは暑くないの？」
「暑くありませんよぉ、どうしたのですかぁ？——はぁ、コイたちはどうして出ていってしまったの？何か悪いことを言ってしまったのかしらぁ……」