崩壊学園wiki
黄金の休日プロローグ
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——数カ月前、南米沖の島。
トトリ
(記録しながら)私有地内の邸宅はすべて破壊され、生存者は見つからなかった……。
(記録しながら)現地調査の状況は衛生観測の結果と一致しており、崩壊生物は見つからなかった。
(記録しながら)土壌サンプルを採集した……。
(記録しながら)私有地内の邸宅はすべて破壊され、生存者は見つからなかった……。
(記録しながら)現地調査の状況は衛生観測の結果と一致しており、崩壊生物は見つからなかった。
(記録しながら)土壌サンプルを採集した……。
トトリが持っている崩壊エネルギー検出器の針は、高すぎも低すぎもしない微妙な位置を指していた。体の不快感はなかったが、電波干渉のせいで、誰とも連絡が取れなくなっていた。
ウェンディ
あっ、人間。
あっ、人間。
ウェンディ
あなた、面白いね~
あなた、面白いね~
トトリ
きゃあああ!!
きゃあああ!!
トトリの下から突風が巻き起こり、彼女を空中に舞い上がらせた。
ウェンディ
飛んだ、飛んだよ!
飛んだ、飛んだよ!
トトリ
律者!?
律者!?
ウェンディ
どうして無事でいられるの?
しかも、ゾンビになってないなんて、不思議!
どうして無事でいられるの?
しかも、ゾンビになってないなんて、不思議!
律者はトトリの顔に両手を当て、2人は宙に浮かんでいた。
トトリ
(きれいな顔……)
(きれいな顔……)
ウェンディ
ウェンディと遊んでよ。あ、断る権利はないからね。
あなたが簡単に遊び疲れない人間だといいけどね~
アハハッ——!
ウェンディと遊んでよ。あ、断る権利はないからね。
あなたが簡単に遊び疲れない人間だといいけどね~
アハハッ——!
——数週間後、カイロの某旅館、6:30。
ウェンディ
(布団で頭を覆って)うぅ~ん、まだ朝の6時半だよ……。
(布団で頭を覆って)うぅ~ん、まだ朝の6時半だよ……。
ウェンディ
あぁ……。
初めて会ったときのコトリちゃんは、あんなに優しくてかわいい女の子だったのに。
今も優しくてかわいいけどね。エヘヘ~
あぁ……。
初めて会ったときのコトリちゃんは、あんなに優しくてかわいい女の子だったのに。
今も優しくてかわいいけどね。エヘヘ~