エヴィー・エトゥルデ
クリフォトが侵攻対象としていた
どの「文献」「伝説」にも記されていない異世界。
「高位精霊神(エトゥルデ)」を司る「善神レセトラス」と「機械生命体(エヴィーズ)」を司る「邪神メルヴァゾア」が世界を2分して覇権を争っているという。
有機生命体(生物)は既にエヴィーズによって絶滅させられており、神話は「高位精霊界(エトゥルデ・サイド)」と「機械生命界(エヴィーズ・サイド)」の2つの勢力しか残っていない。
ロキ戦でイッセーと接触を図った乳神は、この世界からやってきた神格である。
7巻まで知られていなかった世界なので情報は少なく、資料は
アザゼルが残した「Top Secret」と題されるレポートと、未来から来た「
UL」との交戦記録程度しか存在しない。
また、アジュカは
神滅具の方から接触して、向こう側の世界を再現できるようになっているが、バレないように細心の注意を払っているためほとんど情報を得られていない。
さらに、生前の
リゼヴィムが「E×E」に向けて各勢力の転移術式の情報を流していたことが原因で、およそ30年後にこの世界へ使者がやって来るだろうと推定されており、未来からの来訪者によれば「邪神戦争」と呼ばれる異世界の敵との戦争が起きているという。
ただし、この危機については情報規制されており、各勢力のトップなど一部の者しか知られていない。
アザゼルはレポートの中で、敵の強大さを語ると共に、「E×E」の「邪神」「鬼神」「魔神」の3柱とその眷属が同時に攻め込んできた場合、考慮する必要もなく間違いなく地球は破壊されると断言している。
最終更新:2022年03月25日 03:41