神滅具

ロンギヌス


神をも滅ぼす具現」を意味する、神器の中でも魔王すら滅ぼすことが可能な力を持つと言われる特殊な神器

持ち主が「所持している」か「生きている」限り、同じ能力を持つ神器は存在しないという唯一無二の神器である。
「2種類以上の能力をあわせ持つ」特徴があり、一例として「赤龍帝の籠手」は「力の倍増」+「力の譲渡」となる。
所有者の才能や創造力をすべて汲み取り、実現できるだけの「受け皿」「実現性」を持つため、禁手に至った場合の能力増大や能力増加において顕著な格の差が生じる。
このことから「拡張性の高い神器」なのではないかとアザゼルは考えていた。

「神滅具」という概念が生まれた頃は「黄昏の聖槍」のみであったが、時代を経るごとに数が増えていき作品開始時点で、13種*1が確認されていた。
そして最終章にて、新規神滅具が5種類*2追加され、全18種となった。
また今世の所有者はすべて禁手、あるいはそれ以上の形態に至っており、研究者の間では未曽有の出来事に備えてシステムが起こした状況だという説が有力視されている。
上位クラスは使いようによっては、国を滅ぼすことも十分可能であり、世界に大きな影響を与える規模になる。

古来より所有者は三大勢力いずれかの監視下に置かれていたが、今世においてはその所有者の発見や特定に難航している*3
また、二天龍を始めとした強大な神獣・魔獣を封じた神器は他の神器に想定外のイレギュラーを引き起こす要素を持つ。

聖書の神」亡き今となってはなぜ「神を殺せる神器」という逸脱した物が作り出されたのかは永遠に謎のままとなったが、一部では「他の神話勢力への侵略に用いる意図があったのではないか」「聖書の神に何かがあった時に三代勢力を守る目的があったのではないか」、などという考察が為されている。
魔獣騒動」や「邪龍戦役」などの大事件の発端ともなったことなどから、ハーデスの一派を筆頭に危険視する者たちも多い。


神滅具一覧

 ・龍神化


 ・覇輝















タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年04月04日 21:43

*1 そのうちの4種は上位神滅具

*2 うち2種が上位クラス

*3 イッセーの場合も「危険かもしれないから処分」→「(「龍の手」と誤認されて)ザコ」→「やはり危険、しかも神滅具持ちだった」と二転、三転した