じょうきゅうあくま
「元
72柱」をはじめとした純血の名門出身者は成人すると同時に爵位を与えられ、「王」として眷属を率いることになる。
平民に比べて圧倒的な魔力を保有し、魔力弾だけでも山を吹き飛ばすほどの力を持っているので、教会の戦士が対応する場合は複数集める。
また、冥界には貴族の子女が通う学校が存在し、そこで教師を務める上役とのコネクションを築く。
「
悪魔の駒」で眷属悪魔となった者たちの場合は、中級に昇格してからさらに実績を積むことで上層部の承認を受けて爵位等を与えられ「王」として認定される。
最近では純血に限らず、混血や
転生悪魔の台頭が著しい。
ただし、成り上がりの上級悪魔は、生粋の貴族悪魔と比べると発言力や権威が一段劣る。
昇格の儀式では主とともに祭壇に立ち、現魔王から承認証を受け取り、主から王冠を被せてもらい、「
悪魔の駒」と同じ素材で作られた石碑に触れ、紅く輝いた時点で登録は完了となり、最後に魔王から15個の「
悪魔の駒」が入った小箱を受け取って終了する。
プライドのある「元
72柱」の上級悪魔に比べて、人間からの転生上級悪魔は
人間界のものを扱うのにためらいがない。
最終更新:2022年06月07日 02:54