転生悪魔

てんせいあくま


悪魔の駒」を適正数与えられ、他の種族から悪魔に転生した者たち。

駒の個数の関係から1人の上級悪魔に対して眷属悪魔は最大で15名までで、複数の駒を必要とする潜在能力が高い者を採用した場合はさらにそれ以下の人数になる。
悪魔としての能力や駒特性に加え、元になった種族が本来持っていた能力も併せ持つ。
一方で光や神聖なものが弱点になり、子供が出来にくくなる*1

強力な力を持ち、様々な方面で活躍した下僕は上級悪魔に昇進し爵位を与えられ独立することも出来る。
その際は自らが「王」となり、新しい下僕悪魔を作り出すことも可能。
ただし最初の契約は生きているため、自らの主の眷属であることには変わりない*2
独立後に自分の縄張りを運営できるようになるには、主の許可だけでなく政府や主の実家の許可も必要となる。

神器を体に宿した優秀な人間を自分の下僕にするのが最近の流行で、優秀な駒はステータスになる。
しかし、中には不利な条件・不本意な形で下僕になった者も多く、「禍の団」英雄派の情報工作によって「禁手に至った神器所有者」の造反も心配されている。

眷属悪魔を決める方法は様々で、試験を開催して広く候補者を募ることもあれば、フィーリングで選んで直接交渉する場合もある。
政府からは眷属悪魔の平均能力値が発表されており、眷属の選抜試験の時に資料として利用される。
転生の際には基本的に命を落とした者でも生き返ることができ、魂にかけられている重い呪いを解く、暴走していた力を制御できるようになるといった効果が見られることもある。

悪魔になった特典のひとつに「言語」があり、悪魔になった瞬間から世界中どこへ行っても言葉が通じるようになる*3

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最終更新:2022年06月02日 06:05

*1 生まれついての悪魔よりは多少妊娠率が高い

*2 人間界風に例えるなら「大企業と系列店の店長」のような関係

*3 転生悪魔の声を耳にする人間は一番聞き慣れた言語として受け入れるようになり、アメリカ人なら英語、スペイン人ならスペイン語として転生悪魔の言葉が聞こえる。日本人が転生悪魔になった場合、日本語以外の言語を耳にしてもすべて日本語として変換されて聞こえるようになる。