サダソ

 8頭身程の長身に、クルタ族の様な民俗調の服を纏った 能面の様な顔との形容からかアニメ版は色白の肌、隻腕(旧アニメ版では、規制により左腕は、失われていない描写)原作,旧アニメでは左側に癖が付いているような髪型で髪の色は、深緑(新アニメでは、全体的に外ハネになり、くすんだ淡い黄緑…ほとんど銀髪になっている)等が特徴の天空闘技場200階クラスの闘士。
性別:男性
恐らく、変化系能力者。

声優
 旧:永野 善一 (ながの よしかず)
 新:竹尾 一真 (たけお かずま)

別名:「新人ハンター
  • 作中で勘違いされている描写は無いがファンによる勘違いがあった事で有名な表現:新人ハンター…“天空闘技場200階クラスに上がって来た新人を、狙う闘士”という意味であって正式な ライセンスを持つ プロになったばかりのハンターでは無い…と、ややこしかった為か、新アニメでは「新人潰し」に変更されている(もはや悪口である)。


200階クラスの洗礼を受け、左腕を失った事で、念能力に目覚める(…ただし、その描写は無い為「元々隻腕」とする考えもあるが、念による攻撃(洗礼)で、あの左腕が発現したのは確かである。左腕を失ったとすると、天空闘技場に滞在していた時期(戦闘準備期間ギリギリの試合だとしても2年未満)からして【カストロ(虎咬拳)による切断】の可能性が、最も高く見える。

  • 旧アニメでは左腕は健在だが、手首から上を動かす描写は無い(怪我やその後遺症を示唆していたのだろか?)。


一生の富と名声を得られるとして、フロアマスターになる為ギドやリールベルトと共に対戦相手に、勝ちを譲らせる目的での、誘拐・脅迫などの卑怯で姑息な手段を取るも、キルアに見つかり逆に脅迫を受け、闘技場を去る事になる。その際リールベルトに電話で、キルアから感じた実力の差を「闇の世界で生きてる奴の目だ」と伝え、気を付けるよう助言しているが(大雑把というか自信家というか自信過剰な)リールベルトにはイマイチ伝わっていなかったようにも…

最終戦績は、少なくとも7戦2敗…
又は、8戦3敗…(キルア戦の前に5勝している事以外不詳だが、キルアの後ゴンも不戦勝している為キルア戦で4敗目は、ありえない…ゴン戦で4敗目の可能性は、ありうる…左腕を失った際は、敗北している可能性が高く、相手がカストロなら尚更…カストロは、ヒソカ戦まで連勝しているのだから…)キルアに脅されたとはいえ、サダソの諦めの良さからしてゴンに負けた場合、8戦4敗で失格…だったのかも知れない。

左腕を失っていないせい?旧アニメでは
モニターに「SADASO 5-0」と表示されるシーンがある為、洗礼を受けた際も勝っている事になってしまい、かなり強い事になる…のかも知れない…よって旧アニメ版の最終戦績は、7戦2敗。


…天空闘技場を去って以降の消息は不明(ゲームでは登場している…)。


念能力
『見えない左腕』
(ミエナイヒダリウデ)
※正式名称不明。ゲーム、カードなどの商品化の際この名称が用いられる事が多い。

※作中にてダフ屋が、そう表現したのみでサダソ自身が言った言葉では無い。

※サダソが唯一、左腕について言ったのは、『オレの能力』という表現だった。

※恐らく「見えない」が、サダソの左袖が動く事から「左腕だろう」という事での愛称。

  • 200階クラスで受けた洗礼により失った『左腕の付け根(※服の左肩部分がずり落ちていない事からして少なくとも肩の辺りまでは、あるものと思われる)』部分から、オーラを『左腕の形』に、変化させている。

  • 腕の部分は不明朗だが(広めの作りの袖を通って)袖口から出ている、手首辺りから先…掌(てのひら)は、人間を包み込めるほどに巨大で…指先は、人間の…というより、獣や鬼などの様な印象を受ける。

※『見えない左腕』についての詳細は、
使用シーン(の少なさ)から、不明。

  • ズシを誘拐するシーンでの(原作の)効果音から『対象を握り締めて、体の自由を奪い、失神させられる程の力がある』ようにも見受けられるが、ズシが痛がっている描写は無く…怪我や後遺症も無かった事からして、物理的な力や、毒などで体を麻痺させる攻撃では無く『左手で包み込んだ対象を強制的に絶に出来る技』である可能性が、高い。

  • また、ズシが(背後からだったとは、いえ サダソが近付いて来ていた事にも)掴まれている事にすら気付いていない様子から『見えない左腕』には、気配が無く…サダソが、すでに「隠」や「纏」を使える可能性がある。


戦い方
  • 戦闘シーンは、(一切)無いものの…ダフ屋がキルアに、訊かれた際の話「こいつ(サダソ)の見えない左腕につかまったら最後」という事からして他の闘士の様な肉弾戦などの(打撃や流血といった)派手なバトルは、展開されていなかった模様。


性格
  • フロアマスターになる為、卑怯な手段を使い挙げ句、逃げ帰り…雑魚中の雑魚の烙印を、押されがちだが…総合的に見てみると、『切り替えが早い』(変化系 きまぐれ?)。

  • キルアに殺されずにすんだのは、単に「恐怖で動けなかった」だけでは無く、判断力と分析力に長けていた…と言えるのではないだろうか(そこが雑魚だと言われれば、仕方が無いが…)。

  • キルアの事を忠告する辺りは、『仲間思い』(一途…とまでは行かないが、強化系寄り)な一面もある。

  • 旧アニメでは、リールベルトに(ゴンとキルアにビビっているのかという趣旨の)挑発された際(怪訝な様子で)自らを「慎重派」だと言っていた。


口調
  • 一人称:オレ

  • 新アニメでは、終始ややカタコト気味に、語尾に不自然な『…ね』が付いていた。→それについて「クルタ族説が濃厚になりカタコトにされたのでは」との見方もあるらしい…

  • 原作では、子供のような…或いはチャラついた話し方(~しなよ等)…悪役にしては、柔らかい印象。

  • 原作の第一声「みたいね」により一旦(オカマ…又は)女性ではと思ったという話も…

  • からかったのか、普段から(誰に対しても)なのか… ゴンとキルアに堂々と『ちゃん』付けしていた(が、誰も指摘しなかった)為「普段から誰に対しても」なのではないかとも言われている。→ギドちゃん、リールベルトちゃん等 敬称だと思っている説

※リールベルトに電話しているシーンでのみ、男性らしい口調になっている(~だったぜ … 殺されたくないからな等)


その他
  • 原作初登場時からファンによる仮説『サダソ クルタ族説』がある(主に、服装・名前の珍しさ・他にいない独特の顔つきから、純血では無くハーフなのでは等)。0巻により(クルタ族に、多民族から嫁いで来た者や、その子供は目が緋色にならない等)濃厚になった etc…

  • そもそもサダソは、要素の多いキャラクターなので、クルタ族で無くても良いのだが…全く悪気の無い話としてサダソの民族衣装から「クラピカに仲間が生き残っていたって良いと思う」との考え「クラピカは唯一の生き残りだから良いのであって…」と、サダソがクルタ族の生き残りである必要は無いとの否定的な意見もある(後述)。


  • 『サダソ クルタ族説』については、クラピカファンの極一部からのバッシングによりトラブルも多々…考察への削除依頼やサイトへの苦情による閉鎖に及んだ事も…主に「クルタ族は美形なので、サダソがクルタ族であるはずが無い」との理由。外見について言うなとの意見に「サダソでは、戦力にならない」と、俗に言う「イラナイコ」扱い…そういった経緯(半ば迫害)の中でも「現に服装がクルタ族に似ている為、浮上する仮説」であるとされたが「クラピカの服に似ていないのでクルタ族説を唱えないで欲しい」との意見から、一時言われなくなっていた。


  • 「確かにクラピカの服には似ていないが不思議とクルタ族に思えるキャラクター」扱いをするサダソファンの幻想だとの考察潰し的な意見もあったが「0巻」により(クルタ族の森や長老宅の家具・内装が異様なまでにサダソの服に見られたあのクルクル模様だった為)コレはもしやと言われている(叩かれる為、考察記事・サイトが少ない)。


  • 服装について、「何枚着ているのか・あの帯は、修行用の重たい物だったりするか・太股辺りの(5~6角形の)穴は、なんなのか・なぜ、首元のみ立体では無いのか・左腕を失った時の服の袖は、クルタっぽかったのでは」等…ファンが気を揉む(?)デザインとなっている。旧アニメでは、帯?の上は、完全な前開き…左腕は(骨折した時…あるいは侍の様に)吊った状態で、手首から先は動かせる描写が見られた。


  • 服装では無いが「0巻に登場する…劇場版とは異なるデザインの目薬の容器…コレがサダソの服のデザインと酷似している」為サダソとクルタ族の関連は濃厚という見方もある。


  • 明言されていないが、サダソの左腕を奪ったのは、カストロの技(虎咬拳)ではないか?と(ヒソカ対カストロ戦以来、カストロが執拗なまでに、腕を切断したがった描写から)推察されている。


  • 『見えない左腕』の名称 技名に関して
ギド、リールベルトから考えて音楽関係又は、干支絡み【ギド:竜巻独楽(たつまきごま)→たつ→辰…リールベルト:双頭の蛇(ツインスネイク)→蛇→巳…そして、カストロ:虎咬拳(虎→とら)→寅】で、サダソはうさぎ(兎→卯)(という漢字に、カタカナのルビ)なのではないか?と予想されている。が、そこから派生した…天空闘技場の新キャラクターが4人だった事から四神ネタ…【カストロ→白虎…ギド→青龍…リールベルト→玄武】で、サダソは朱雀…という漢字が入るのでは無く「復活」等の表現が使用される)のではないか?説もある…が「うさぎ派」には、嫌がられている。
また、どうせもう出て来ない派からは「ズシを握る→寿司」等 全く興味を持たれていないようす。


  • サダソがゴンに対して言った「絶対 君と戦う」という発言が伏線で、いつかゴンと戦う(敵対又は、共闘する)のではないか?と考えているファンもいる。


  • 試合開始前の控え室で(原作では試合開始10分前に)キルアに脅され急遽、天空闘技場から逃げ出すハメになった割に、誰にも見付かる事無く控え室を抜け出し、自室に戻り荷物を持ち出し、天空闘技場を後にしている…(原作では、描かれていない部分について…旧アニメでは、すぐに捜索されたもようで自室が、もぬけの殻と表現されていた他、私物を残さない等 徹底していたのは、当時のスタッフに「具現化系」(神経質)だと勘違いされていた為?…ただし、新アニメでは、翌日になっても「タイムアップ」扱いで行方不明扱いにすらなっていないようす…)

というか私物…リュックに入る量…。


  • キルアに感じた絶望について「自分が食われる立場の生物」との発言が伏線で、キメラアント編で食べられたのではないか?という憶測があるが、一応その描写は無い(食べられていない確証も、無い)。一部ファン?には「転生他チャンス」等と「女王に食べられて欲しい」との意見も…


  • アルカの髪飾りに、サダソ似の顔が付いている・サダソの他にいない「独特の顔」がナニカと似ているので暗黒大陸と関係があるのでは?と、ファンの間で言われている。


  • 顔付きから(洗礼で)「目にもダメージがある」等の設定が書かれている事もあるが、そういった描写は、一切無い(ゴンが受付で日付を書くシーンにて2m程離れている紙を見ようとしているので、「視力に問題は無い」のではないだろうか。)


  • 旧アニメオリジナル…《サングラス》について…旧アニメでは、天空闘技場を去る際に目元を完全に覆うサングラスに着用していた。恐らく変装の意味で、アニメスタッフの愛情…あるいは、遊び心と思われるが、このサングラスからの憶測で「目にもダメージ」となった可能性は、あるものの…杖等使わずに歩いている為、このシーンのせいとは言い切れない。


  • 「国内外を問わず」(グローバルに)サダソを「かわいい」(あるいは「美人」等)というマニアが存在する。
※ファンの描いたイラストからの判断

  • 逆にその外見(顔)について不必要なまでに悪く表現される事があり、旧アニメでは顔を能面のようだとする表現の際「薄気味悪い」と付け加えられている他 能面との公式な表現から「仮面を被っているようで不気味」「不細工」の類の意見もある。

  • アルカ(もといナニカ)とのコラージュが『最短w』とされている。

  • その能面顔によく似たキャラクターが「0巻」に登場する…冒険活劇らしい「D(ディノ)ハンター」という本の登場人物とも取れる「RPGの神官のような姿」のキャラクターの顔がほぼサダソである(大きな垂れ目)。

  • 顔というとポケモンの「フクスロー」がサダソと…とてもよく…なんとなく似ている。ダメージを受けた際や『なでなで』時の表情が、特にサダソである(断言)。

  • サダソの顔について、アルカイックスマイル(アルカの名前の由来とされる美術用語…微笑みをたたえたように見える表情の表現)が人気の秘密(※コアなファンが居る理由)だと分析(記事)がかつてあった。猫の瞳をキレイと思うか不気味と思うかのような個人差だとされ、サダソの顔がモナリザのような扱い(=サダソの顔を美しい,魅力的と感じる人も居る)との内容だったが【知的障害により笑顔の人を信じてしまう判断力の無い人が居る】との執拗な荒らしに遭い、現在は削除されている。


  • よく由来が不明と言われるサダソという名前について、どこかで見た字面だと思ったら競走馬の「ソダシ」だったというネタ?が近年あった…ソダシは「アルビノでは無いが白い馬」である。

  • 名前の由来については、単に字面かららしいが植物のサンダ-ソニアではないか?との考察がある。サンダ-ソニアの花言葉は「祖国を想う」「望郷」「愛嬌」「福音」など



ゲームでの活躍
  • 仲間には、ならないが付いてくる…
攻略本によると「サダソを盾にして進もう」(なぜか敵に攻撃されない…「あったぞ…あーーーっ」で通じるファンも多い)幻のグリードアイランド


  • 天空闘技場を去りマフィアへと流れ…念を使って幹部にのし上がった設定で、キルア編に登場する…それぞれの決意


  • 有を滅する虚無の剣(ゆうをめっするきょむのけん)という技を使う設定がある等かつてのゲームでは、スタッフによるオリジナル設定が多いがグラフィックは、原作7巻(56話)からの物が、大半を占める。新アニメ以降の技は「見えない左腕」に統一されているがオリジナルのイラストが起用され、ファンを喜ばせている。主に、不敵な笑みを浮かべた立ち姿。


  • 最新の物だと「見えざる左手」というのもある…。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年01月05日 14:14