ひょんなことから女の子
ホロ=ホロ・ホロ=ピピの冒険~聖戦1-3
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230 名前: boos [保守代わりのホロ・ピピ 1-2の続き] 投稿日: 2006/10/15(日) 23:22:40.64 ID:d2ca9y/fO
一通りタンスに服を仕舞いなおす。
一通りタンスに服を仕舞いなおす。
ホロ「―ところでいま思ったんだが、ここの服って勝手に使っていいのか?」
ピピ「贅沢言わないのっ。それにここらへんじゃ多分能力者達用の変な服しか売ってないと思うし、まずお金も大切に使いたいし、この服とか結構きれいだし」
とはいっても、半分は男用の服なんだがな。残り半分の女用の服を俺とピピで使うことになるのか・・・
ホロ「わかった。この服はありがたく使わせてもらうことにしよう」
ピピ「これで寝室の整理も終わりみたい・・・ん?」
ホロ「どうかしたのか?」
ピピ「あれ・・・」
ピピ「贅沢言わないのっ。それにここらへんじゃ多分能力者達用の変な服しか売ってないと思うし、まずお金も大切に使いたいし、この服とか結構きれいだし」
とはいっても、半分は男用の服なんだがな。残り半分の女用の服を俺とピピで使うことになるのか・・・
ホロ「わかった。この服はありがたく使わせてもらうことにしよう」
ピピ「これで寝室の整理も終わりみたい・・・ん?」
ホロ「どうかしたのか?」
ピピ「あれ・・・」
ピピが指さした先は、元々散らかった服によって築かれていた山があった場所。その山が強制撤去されたところになにが?
ホロ「なんか、細長い・・・ん?」
ホロ「なんか、細長い・・・ん?」
・・・
―やっぱりだ。これは刀だ。刃が汚れてはいるものの、飾り物などではない歴とした片刃の日本刀だ。長さも結構ある。
ホロ「これ・・・聖戦とやらの武器ということか?」
ホロ「これ・・・聖戦とやらの武器ということか?」
―手にとってみる。結構重い。だがなんとなく自分が格好いいような気がしてくるね、これ。これがあれば聖戦とやらもいけるかもしれない・・・そんな気がしてきたよ。根拠の無い自信だけどね。
232 名前: boos [前回の大掃除の続きからです] 投稿日: 2006/10/15(日) 23:25:21.67 ID:d2ca9y/fO
鞘から刀を出してみる。重い。これはかなり腕と手首が疲れる。そのまま軽く振りかぶって、ピピの首を峰打ち、寸止め。
鞘から刀を出してみる。重い。これはかなり腕と手首が疲れる。そのまま軽く振りかぶって、ピピの首を峰打ち、寸止め。
―ぴたっ。
ピピの首わずか3mm手前ぐらいで刀が止まる。
ピピ「もう!ふざけないでよ!当たったらどうするつもりだったの!?」
ホロ「ああ、正直すまんかった」
ピピ「もう!ふざけないでよ!当たったらどうするつもりだったの!?」
ホロ「ああ、正直すまんかった」
いや、ちょっと待てよ?多分普通だったら、刀を止めきれずにピピの首に当たっていただろう。
―前に能力者1に殴り掛かった時のことを思い出す。あの時は何も考えていなかったが、確実に女になって筋力は低下していたはずだ。こうも簡単に日本刀なんか操れるはずがない。
むしろ、刀から止まってくれたような感覚だ。
―前に能力者1に殴り掛かった時のことを思い出す。あの時は何も考えていなかったが、確実に女になって筋力は低下していたはずだ。こうも簡単に日本刀なんか操れるはずがない。
むしろ、刀から止まってくれたような感覚だ。
ピピ「ま、折角だから、その刀も有効に活用させてもらいましょ。そっちほうが元の所有者も喜んでくれるでしょ」
どこからそういう結論に至るのか小一時間問い詰めたいところではあるが、今はやめておく。
ホロ「そうだな。これがあると聖戦も乗り切れるような気がしてきた」
ピピ「女の子になったんだから、あまり調子に乗り過ぎないようにねwところで、私にもなんか武器みたいなものはないのかな?かな?」
―そんな都合よくあるはずが・・・
どこからそういう結論に至るのか小一時間問い詰めたいところではあるが、今はやめておく。
ホロ「そうだな。これがあると聖戦も乗り切れるような気がしてきた」
ピピ「女の子になったんだから、あまり調子に乗り過ぎないようにねwところで、私にもなんか武器みたいなものはないのかな?かな?」
―そんな都合よくあるはずが・・・
233 名前: boos 投稿日: 2006/10/15(日) 23:26:50.51 ID:d2ca9y/fO
ピピ「ところで、机の上に包んで置かれている杖みたいなものはなんだろ?」
―予感めいたものが脳内を駆ける。
ピピ「なんか上の方に白い玉がついてるけど・・・真珠かな?高そう、これw」
ホロ「ちょっと待て、その杖をもって『エターナルフォースブリザード』って唱えてくれないか?」
ピピ「まぁいいけど・・・『エターナルフォース―
ピピ「ところで、机の上に包んで置かれている杖みたいなものはなんだろ?」
―予感めいたものが脳内を駆ける。
ピピ「なんか上の方に白い玉がついてるけど・・・真珠かな?高そう、これw」
ホロ「ちょっと待て、その杖をもって『エターナルフォースブリザード』って唱えてくれないか?」
ピピ「まぁいいけど・・・『エターナルフォース―
―刹那、大気が凍てつく。
・・・なんてなるはずがない、よな。当たり前だ。
・・・なんてなるはずがない、よな。当たり前だ。
ピピ「ねぇ、なんにも起きないよ?」
ホロ「やっぱりそうか・・・でも、その杖大切に置いてあったみたいだから、きっとなにか大切なものなんだろう」
ピピ「そうだね・・・」
何だが残念そうに杖を仕舞う。
ホロ「やっぱりそうか・・・でも、その杖大切に置いてあったみたいだから、きっとなにか大切なものなんだろう」
ピピ「そうだね・・・」
何だが残念そうに杖を仕舞う。
234 名前: boos 投稿日: 2006/10/15(日) 23:28:31.57 ID:d2ca9y/fO
・・・
・・・
ホロ「これで聖戦の用意はある程度できた、か・・・」
ピピ「家もかなり奇麗になったし。ところで、ここの家って誰が使ってたんだろ?」
ホロ「さぁな。でも置いてある服はこっちの世界のじゃないし、刀もあること考えると、俺達と同じ事情でこっちの世界に連れてこられた人なんジャマイカ?」
ピピ「きっとそうなんだろうね。―もしそうだったら、奪われたものを取り返して、元の世界に戻れてるといいね」
ホロ「あぁ。もっとも他人の心配ばかりしてるわけにはいかんがな」
ピピ「うん。私だってこんな世界で死にたくないし」
ピピ「家もかなり奇麗になったし。ところで、ここの家って誰が使ってたんだろ?」
ホロ「さぁな。でも置いてある服はこっちの世界のじゃないし、刀もあること考えると、俺達と同じ事情でこっちの世界に連れてこられた人なんジャマイカ?」
ピピ「きっとそうなんだろうね。―もしそうだったら、奪われたものを取り返して、元の世界に戻れてるといいね」
ホロ「あぁ。もっとも他人の心配ばかりしてるわけにはいかんがな」
ピピ「うん。私だってこんな世界で死にたくないし」
・・・
ピピ「もうすっかり日も暮れちゃったね」
ホロ「あぁ」
ホロ「あぁ」
何もすることがなくなった俺達は、少し刀を振って遊んだ後に、そのまま外で暫く夕日でもみていた。灰色の空が紅く染まる。これはこれで綺麗だ。
ピピ「元の世界じゃこんなことってなかったよね?」
ホロ「こんなことって?」
ピピ「二人で夕日みたりってこと」
―二人とも色々忙しかったからな。こんなに二人そろって遊んだりなんて、両親がいなくなってからは考えられないことだった。
ホロ「こんなことって?」
ピピ「二人で夕日みたりってこと」
―二人とも色々忙しかったからな。こんなに二人そろって遊んだりなんて、両親がいなくなってからは考えられないことだった。
・・・
ピピ「もう暗くなったし、中に入らない?ご飯の準備もできてるし。また明日も早く起きて店員さんとこにいこうよ」
ま、今はそれぐらいしかすることないしな。別に反対する理由もないし。
ま、今はそれぐらいしかすることないしな。別に反対する理由もないし。
・・・
―そんなわけで、亜界での生活は極めて平和的にスタートしたのだった。