ひょんなことから女の子
ホロ=ホロ・ホロ=ピピの冒険~聖戦2-1
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hyon
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219 名前: boos [誰もいなさげな時間帯に久々の投下] 投稿日: 2006/11/27(月) 02:56:59.16 ID:De8kd1o4O
第二章「転換」
―翌日。
今日もピピにたたき起こされた俺は、灰色の空の中を店員の元まで歩いていた。なんでも、昨日見つけた刀のことも店員に話を聞くとかで、俺は刀を握らされていた。
・・・
道中、
ピピ「ね、あれ・・・もしかすると、あれって元の世界の人間じゃない?」
ホロ「うーん、ローブじゃなくて洋服きてるから多分そうだろうな」
ピピ「話しかけてみる?」
まあ別に俺はかまわないが、と言いかけたところで、相手もこっちに気づいたようだ。
ピピ「あっちから近づいてくるよ?私達も行こうよ!」
ホロ「ちょwww置いてくなwww」
ピピ「ね、あれ・・・もしかすると、あれって元の世界の人間じゃない?」
ホロ「うーん、ローブじゃなくて洋服きてるから多分そうだろうな」
ピピ「話しかけてみる?」
まあ別に俺はかまわないが、と言いかけたところで、相手もこっちに気づいたようだ。
ピピ「あっちから近づいてくるよ?私達も行こうよ!」
ホロ「ちょwww置いてくなwww」
・・・
男「ん?・・・敵か・・・これで二人目の犠牲者になるかな・・・」
女「・・・」
男「待ってろよ・・・必ず、取り戻してみせるからな・・・」
女「・・・」
・・・
男「ん?・・・敵か・・・これで二人目の犠牲者になるかな・・・」
女「・・・」
男「待ってろよ・・・必ず、取り戻してみせるからな・・・」
女「・・・」
・・・
ピピ「ホントに久しぶりのまともな人間だね」
ホロ「相手がまともだという保証はないが、少なくとも能力者とかじゃないらしいな」
ピピ「声かけてみようかな?かな?」
ホロ「勝手にしろ」
ピピ「ひどいよぉ・・・っと、おーい」
ホロ「相手がまともだという保証はないが、少なくとも能力者とかじゃないらしいな」
ピピ「声かけてみようかな?かな?」
ホロ「勝手にしろ」
ピピ「ひどいよぉ・・・っと、おーい」
222 名前: boos [久々過ぎて設定もあやふや] 投稿日: 2006/11/27(月) 02:58:39.04 ID:De8kd1o4O
・・・
ホロ「へんじがない ただのしかばねのようだ」
ピピ「聞こえてないだけでしょ。・・・あれ、何か言ってない?」
言われて向こうを見る。確かに微かに口元を動かしているように見える。が、どうも俺達に話しかけてるわけでなく・・・
ホロ「俺達じゃなくて、あの男の連れに話しかけてるだけだろ」
ピピ「聞こえてないだけでしょ。・・・あれ、何か言ってない?」
言われて向こうを見る。確かに微かに口元を動かしているように見える。が、どうも俺達に話しかけてるわけでなく・・・
ホロ「俺達じゃなくて、あの男の連れに話しかけてるだけだろ」
―とその時、相手の一人がこっちを見る。
―というより睨まれている。
―というより睨まれている。
ピピ「どうしたの?」
ホロ「目が合った」
ピピ「それだけ?」
ホロ「つーか睨まれた」
ピピ「へえー、こんなに可愛いおんにゃのこを睨むなんて―はっ!?」
―スタッ、と空中から人が降りてくる。一体どこから降って来たのか。
ホロ「目が合った」
ピピ「それだけ?」
ホロ「つーか睨まれた」
ピピ「へえー、こんなに可愛いおんにゃのこを睨むなんて―はっ!?」
―スタッ、と空中から人が降りてくる。一体どこから降って来たのか。
ピピ「いててっ、ちょっと人の頭の上から降ってくるなんて危ないでしょ?」
返事もせずに男は敵意剥き出しの目をこっちに向け、
男「避けられたか・・・まあいいさ。―ふんっ」
ピピ「きゃっ!」
―地面に尻餅ついていたピピを首を持ち上げ、そのまま宙に放り投げる。
男「避けられたか・・・まあいいさ。―ふんっ」
ピピ「きゃっ!」
―地面に尻餅ついていたピピを首を持ち上げ、そのまま宙に放り投げる。
ホロ「大丈夫かっ!!」
223 名前: boos [>>221ごめんなさいです] 投稿日: 2006/11/27(月) 03:00:34.55 ID:De8kd1o4O
男「二人まとめて片付けるか・・・」
―刹那、拳が自分の鳩尾に的中する。
ホロ「うぐぅ・・・」
―いてぇ。マジで痛い。ちょっと座らせてくれ・・・
―あぁ、今度はピピが攻撃されてる。これはダメかもわからんね・・・
と、そんな実況してる暇があるはずもなく。
ホロ「!?」
突然空から現れた男がまた俺に襲いかかる。もちろん非性的な意味で。
―刹那、拳が自分の鳩尾に的中する。
ホロ「うぐぅ・・・」
―いてぇ。マジで痛い。ちょっと座らせてくれ・・・
―あぁ、今度はピピが攻撃されてる。これはダメかもわからんね・・・
と、そんな実況してる暇があるはずもなく。
ホロ「!?」
突然空から現れた男がまた俺に襲いかかる。もちろん非性的な意味で。
―何が起きているのか解らない。考えている暇もない。自分を守ることだけで精一杯。いや、それすらも危うい。
とりあえず、自分が攻撃を受けている訳だから、今はピピは攻撃を受けてないようだ・・・その点は少し安心できるが、こっちもいつまでそんなこと言ってられるかわからない。
てかなんでいきなり人に殴り掛かるんだろう、こいつ。頭がおかしいのかな?おかしいんだろうな。
―殴られ過ぎて、俺の頭がおかしくなりそうだ。助けて―――
ピピ「・・・ま、まだいける・・・」
男「―あ?もう立ち上がれるのか。こっちのお嬢ちゃんに比べれば、そっちの方はタフだな・・・」
男「―あ?もう立ち上がれるのか。こっちのお嬢ちゃんに比べれば、そっちの方はタフだな・・・」
―男の拳が自分から離れた・・・助かった・・・?
224 名前: boos 投稿日: 2006/11/27(月) 03:02:08.12 ID:De8kd1o4O
って、再びピピが一方的に攻撃されてる。なんとかしないと・・・
ホロ「そういえば、俺、刀持っていたっけ・・・?」
確か、外に出るときにピピに無理矢理持たせられた記憶が・・・
―これ使えば何とかなるかもしれない。少なくとも、出会い頭に一方的に殴られるような状況を打破するためにはこれしかない。
確か、外に出るときにピピに無理矢理持たせられた記憶が・・・
―これ使えば何とかなるかもしれない。少なくとも、出会い頭に一方的に殴られるような状況を打破するためにはこれしかない。
昨日まで刀なんて握ったことなかったし、今もうまく使えないけど―
そんなこと言ってる暇は無い。
そんなこと言ってる暇は無い。
よろけた両手で刀を握る。・・・重い。殴られて痛む手首が悲鳴を上げる。
ピピ「きゃぁぁっ!」
―そうだ。そんなことよりも、ピピを助けないと。
そう言い聞かせ、何も考えずに刀を握り締め―
―そうだ。そんなことよりも、ピピを助けないと。
そう言い聞かせ、何も考えずに刀を握り締め―
ホロ「はっ・・・!」
―何も考えずに男の元へ走り寄る。
そしてそのまま何も考えずに―
―何も考えずに男の元へ走り寄る。
そしてそのまま何も考えずに―
ホロ「とうっ!」
―刀を振りかざす。自分でも驚くほどの綺麗な軌跡を描き、後ろを向いている男の背中を―
―刀を振りかざす。自分でも驚くほどの綺麗な軌跡を描き、後ろを向いている男の背中を―
男「これは意外だな・・・っと」
―掠めることしかできず、男は真上に飛び上がった。そしてそのまま背後に着地したらしい。
―掠めることしかできず、男は真上に飛び上がった。そしてそのまま背後に着地したらしい。
225 名前: boos 投稿日: 2006/11/27(月) 03:04:04.54 ID:De8kd1o4O
だが俺は自然と男の方を向き、構え、刀を握り直す。・・・いける。これでいける。殴られて悲鳴を上げる身体を無視して再び走りだす。
ホロ「はぁっ、はぁっ・・・」
まるで刀から動いたかのように、男の頭上で刀を止める。男の動きも止まる。
ホロ「なんだよっ・・・いきなり・・・」
息を切らせながらもなんとかそう言いきる。さすがの男も頭の上に刀をかざされたらおとなしくなる。
まるで刀から動いたかのように、男の頭上で刀を止める。男の動きも止まる。
ホロ「なんだよっ・・・いきなり・・・」
息を切らせながらもなんとかそう言いきる。さすがの男も頭の上に刀をかざされたらおとなしくなる。
男「ちょっとした挨拶だ」
―というと、今度は男は真後ろに飛ぶ。しかもかなりの距離。全然おとなしくなってない。
―てか、この動き、ホントにこの男は人間なのか?
―というと、今度は男は真後ろに飛ぶ。しかもかなりの距離。全然おとなしくなってない。
―てか、この動き、ホントにこの男は人間なのか?
男「さあ始めようか。面白い戦いになりそうだ」
ホロ「だが断る」
―そういって、俺は走った。ここで刺さないと、長引けば殺されると思った。
なにより、この刀があれば、男を刺せると思ったから。
何も考えずに、俺は走った。
何も考えなければ―きっと、刀が刺してくれる。
―そういって、俺は走った。ここで刺さないと、長引けば殺されると思った。
なにより、この刀があれば、男を刺せると思ったから。
何も考えずに、俺は走った。
何も考えなければ―きっと、刀が刺してくれる。
226 名前: boos 投稿日: 2006/11/27(月) 03:06:22.19 ID:De8kd1o4O
ホロ「―――!!!」
―きっと、今の俺は日本語を放ってない。そんな変な自信がある。わけもわからずにただ叫び・・・
男「!?」
―流れるような切先が男の左腕を掠める。
ホロ「く、惜しい。腕を切り落とせたのに」
男「甘く見るなぁっ!」
男「甘く見るなぁっ!」
そういって、また男が拳を上げて飛びかかる。そしてそれに応えるかのように振られる刀。
―手応えあり。さっきと同じ切先が男の左腕をさらに深く抉っただろう。
―手応えあり。さっきと同じ切先が男の左腕をさらに深く抉っただろう。
男「―痛っ・・・」
腕を抱えたまま、男は立ち止まる。
―ふぅー、男もこれ以上は手出ししないだろう。てかしないでくれ。そろそろ俺の体も体力とか痛みとか、その他諸々の限界突破が・・・
―あーきつい。きついから、少しだけ、ほんの少しだけ、寝ていいよね・・・
―あぁ男も倒れた。このまま俺も倒れ・・・て・・・
―向こう側から走りよって来てるピピももう朧げにしかみえな・・・い・・・
―あぁ男も倒れた。このまま俺も倒れ・・・て・・・
―向こう側から走りよって来てるピピももう朧げにしかみえな・・・い・・・
パタン。
ピピ「―あーあ、二人そろって倒れてるし・・・」