ひょんなことから女の子
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16 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 00:20:16.80 ID:S3vHTtBK0
この世は不思議に包まれている
現代では科学技術が発達したきたことにより、かつて不思議な謎とされていたことや祟りなどというものが
今ではすっかり「科学的根拠」というものにより薄っぺらいものになってしまっている
今ではすっかり「科学的根拠」というものにより薄っぺらいものになってしまっている
しかし、科学技術はまだ完全ではないというのもまた事実
この世は未だ不思議に溢れている
まだ未知なる世界が、私たちの知らないところにある
現実的な世界と不思議な世界・・・それが混じったものが今私たちがいる世界
そんな曖昧な世界に・・・また一つ不思議が生まれる
これは一人の少年が遭遇したちょっと不思議でちょっと甘い物語
第一章:その名はドッペルゲンガー?
19 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 00:28:58.11 ID:S3vHTtBK0
第一話
2月某日、とあるマンションの一室
「アル晴レタ日ノコト~♪」
携帯にセットしておいたアラームが鳴る・・・そのことから午前7時であることの確認
手探りで携帯を見つけ出し、アラームを止める
手探りで携帯を見つけ出し、アラームを止める
僕は秋空勇人(あきそらゆうと)、現役高校1年生。早生まれだからまだ15歳
詳しいプロフィールとかは無し、普通の高校生だし
詳しいプロフィールとかは無し、普通の高校生だし
いや、アラームの曲にハレ○レユ○イの時点で普通じゃないとか言わないで・・・
「菜の花~、風に揺れて♪」
もう一つ設定しておいたアラーム、携帯じゃなく目覚まし時計が鳴り始める
自分で設定しておいて言うのもなんだけど、朝っぱらから眠いときに巨大な音が近くでガンガン鳴ると
非常にイライラしてくる、しかも今日は土曜日だから尚更のことである
非常にイライラしてくる、しかも今日は土曜日だから尚更のことである
今日は特に用事があるわけじゃあ、ない。それなら何故アラームセットしてまで目をさます必要があるのかと
言うと、生活習慣が狂ってしまうからである
言うと、生活習慣が狂ってしまうからである
まぁゲームしたいっていうのもあるんだけど・・・魔法師高いなぁ・・・あ、これは通じる人にしか通じないや
布団のなかで温もりを味わいながらそんなことを考えていた
20 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 00:30:10.74 ID:S3vHTtBK0
「ブンブンブブブン、黄色いバカンスよ~♪」
そういえばアラーム鳴りっぱなしだ、いい加減止めないと電池がもったいない
というわけで目覚ましを止めるために手を伸ばす、毎日やってることなのでもう見なくても場所は分かる
ポチ・・・・・・・・・・・ペタ
ペタ?
…何だ、いまの?・・・いや、目覚ましはきちんと止まったんだけど、何か他の感触もある・・・
というより、何かの「熱」を感じる。決して熱いわけじゃなくて・・・そう、人の体温くらいの「熱」
というより、何かの「熱」を感じる。決して熱いわけじゃなくて・・・そう、人の体温くらいの「熱」
何かと思って寝ながら首だけを目覚まし時計のほうに向けると・・・
僕と同じポーズをして固まっている・・・一人の「少女」がいた
21 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 00:31:18.39 ID:S3vHTtBK0
「「え?」」
お互いに声を重ねて言う。シンクロ率高いな、とかそんなこと思う暇なんてないくらい混乱している
「「えっ・・・誰?」」
またもやお互いに声を重ねて言う
「「えっ・・・えっ?何で?というか誰ですか?」
布団から起き上がり同じ動作をする、少女の布団なんてもちろん出した覚えはない
記憶障害なんて1年近く一人暮らししてるから、そんな重大なことがあったら困る
記憶障害なんて1年近く一人暮らししてるから、そんな重大なことがあったら困る
僕は目の前の少女と仲良く、状態異常:混乱にかかっていた
一体誰のどんな思惑なのか・・・僕の日常がちょっぴり非日常に変わってしまった
27 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 01:00:33.35 ID:S3vHTtBK0
第二話
僕は現在リビングでコップに入れた牛乳を飲んでいる
目の前には先ほど仲良く混乱していた少女がいる、その少女の前にも牛乳がある
今はお互いに落ち着いているものの、ちょっと前まではお互い・・・というか少女が異常に暴走していた
少し回想してみよう
勇人「あの、どちら様です?」
とりあえず聞いてみる
少女「えと・・・この部屋の住人なんですけど・・・ってあれ?」
少女が首を傾げる。おかしいな、この部屋の住民は僕のはずだけど
少女「あーあー、もしもーし。」
独り言を言っている、何がしたいのかが全く分からない
少女「何か声が変になってる」
いや、女性の声としては普通だと思われる いつもと違うなら風邪じゃないの?
少女「あ・・・あれっ!?」
28 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 01:01:42.63 ID:S3vHTtBK0
自分の身体を見下ろして素っ頓狂な声を出す
…しかも自分の胸や下半身急所まで触る始末
勇人「ちょっ!何やってるんですか!人の目の前で卑猥なことしないでください!」
少女「え!?何で!?」
全く聞こえてないのか、少女はそのまま洗面所に行って鏡を見始める
少女「え!?僕女になってる!?」
いや、何を寝ぼけてるんだ?この人は。・・・まぁ危害加えそうにないからまだ大丈夫かもしれない
しかし、混乱してるのは僕も同じなのである。このままだと事態が進展しそうにないので
勇人「あの、ちょっと落ち着きませんか?」
と声をかける。すると少女は
少女「あ・・・はい、すみません」
ここからお互いに質疑応答の時間に入った
29 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 01:02:50.75 ID:S3vHTtBK0
彼女の話を要約すると
「ありのまま今朝起こったことを話すぜ!昨日の夜普通に寝たと思ったら朝起きたら女になってた
しかもそれだけじゃなく、目の前に男の自分がいたんだ。何を言ってるか分から以下省略」
しかもそれだけじゃなく、目の前に男の自分がいたんだ。何を言ってるか分から以下省略」
らしい、つまり客観的に見て「僕が二人に分裂して、片方は女性になった」ということである
そして今に至る
勇人「成る程。つまり記憶や思考能力等の内面的能力に変化はなく、身体的な特徴が」
少女「はい、あなたと同じ記憶を所有しています。思考も完全に同一です」
勇人「では、質問します。僕に関するちょっとした質問です。第一問、僕の名前と多少のプロフィールを」
少女「秋空勇人、現在15歳で高校1年生。学校では一部の友人のみしか話さないので、あまり目立たない人種」
勇人「第二問、いきなり難易度が上がります。誰ともメールしなくても携帯に20通近くメールがたまる理由は?」
少女「多人数送信により、チャット機能化させたようなメールを友人としているから」
30 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 01:03:23.93 ID:S3vHTtBK0
勇人「ラスト・・・あまり聞きたくないけど、僕の性癖」
少女「性癖は特にあるわけではないが、2次元では不思議で感情の少ないキャラが好き。ぱ○ぽ○の一○さんやひ○ら○の古手
○花が代表れ」
○花が代表れ」
勇人「いや、もういいです」
実際自分では分かっていても、他人に・・・しかも女性に言われると酷く凹む
少女「信じてもらえました?」
勇人「70%程度。ほとんど信用出来るけど、科学の発達した今の世じゃちょっと難しい」
少女「ですよね・・・僕自身も未だ信じられません」
まぁ幸いにも土曜の今日から月曜の創立記念日までと3連休ある。対策は簡単であろう
勇人「しかし、事実はこうなんですからね。これからのことを考えましょう」
少女「あ、はい」
32 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 01:03:49.87 ID:S3vHTtBK0
勇人「えと、何て呼びます?勇人は男の名前ですし、それに自分の名前呼ぶみたいで」
少女「それもそうですよね・・・じゃあ勇人という漢字をあわせて優(ゆう)はどうです?」
勇人「悪くありませんね、では秋空優さん。これからヨロシクお願いします」
優「あ、それと自分に対して敬語は変ですよ?」
勇人「それもそうか・・・じゃあヨロシクな、これでおk?」
優「よろしくねっ、秋空勇人君♪」
満面の笑みで言われた・・・ちょっと顔が赤くなる
僕が優のことに関わる必要はないんだけど・・・自分のドッペルゲンガーについては気になるからね
今のご時勢にこんなことに出会えるなんて面白すぎるし
今のご時勢にこんなことに出会えるなんて面白すぎるし
何より優がちょっと僕のタイプってのもあるんだけどね・・・同じ感性してるならバレてるかも、あーあちょっと憂鬱
39 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 01:32:13.64 ID:S3vHTtBK0
第三話
まず何をすべきか考えていたところ、洗面所に向かっている最中に優がパジャマの裾を踏んで豪快に転倒したため
服を買いに行くことにした
服を買いに行くことにした
男一人で女性の服買いに行くのは周りの目が危なすぎるので優も同行、ってかサイズの問題もあるし
しかし、女性と並んで歩くというのは予想以上に恥ずかしい。いくら自分だと分かっていてもである
優「もしかして恥ずかしい?」
しかも自分なんだから簡単に人の思考をズバリと当ててしまう。迷惑ってレベルじゃねーぞと叫びたい
勇人「自分のことも分からんのか?」
半分キレ気味に言う、しかし優は
優「腕組もうよ♪」
なんて言い出す始末、自分の性格を恨んだのは今まで生きてて初めてのことである
勇人「普通に歩けないのか、お前は」
と言ったにも関わらず
優「勇人君♪」
豪快に腕に抱きついてきやがった、人の話を聞かないってのがどんだけ迷惑なのかが分かった気がする
40 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 01:33:17.94 ID:S3vHTtBK0
勇人「お前っ、離せって!僕が恥ずかしがるの分かっててやってるだろ!」
優「うん、そうだよ?」
上目遣いでこんなこと言ってきた、本来なら可愛いはずのその顔も今は悪魔の笑みに見えてしまう
優「あ、着いたね。じゃあ服&下着買ってくるねー」
結局腕組んだままここまで来てしまった・・・クラスの連中に見られてないよな?
服に関してだが、同行する予定であったものの自分のセンスのなさはお互い承知なので店員任せという結論が出た
僕は外で飲み物飲みながら待つことにした。長くなりそうだから椅子に座ってしばし考察モードに入る
自分のドッペルゲンガー・・・しかも異性の
自分が女だったらという想像はしたことがあるものの、実際になってみたいと多少は思ってた
実際に女になった優はどうなんだろう・・・あとで詳しく聞いてみるか
自分が女だったらという想像はしたことがあるものの、実際になってみたいと多少は思ってた
実際に女になった優はどうなんだろう・・・あとで詳しく聞いてみるか
ちょっと眠くなってきた・・・少し寝よう
そのまま夢の世界へ落ちていった
「・・・」
ん?何だ?
41 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 01:33:43.37 ID:S3vHTtBK0
「ぉ・・、・・君」
何かが聞こえる
優「おーい、勇人君?買い終わったよー?」
勇人「ん・・・、あれ?僕熟睡してた?」
優「うん、気持ちよさそうだったよ。それよりこれ見て!」
と言われて優を見る・・・そこにはよりいっそう可愛くなった彼女がいた
優「えへへ、似合う?」
僕とは思えないような言葉遣いだが、それもあまり気にならないくらい似合ってる
優「これ、店員さんが選んでくれたやつのなかで気に入ったのだけ買ったんだよ」
42 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/18(日) 01:34:05.16 ID:S3vHTtBK0
成る程・・・優が気に入る=僕も気に入るだからな。というかほんと惚れそうだ
優「どう、惚れちゃうでしょ?」
勇人「微妙」
図星だったものの、ちょっと反抗してしまう。
優「あ、ひどいなー」
言葉に反して顔は笑顔だった。やっぱり心を読まれてるのだろうか・・・あーあ憂鬱
勇人「とりあえず帰るか」
優「うん、そだね」
二人並んで夕焼けの道を歩いていった
荷物持っていたから帰りは腕組まされなかった、荷物が多くて有難いと思うなんて・・・
54 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 02:11:38.67 ID:S3vHTtBK0
第四話
勇人「ふぅ~」
帰宅完了、久しぶりに動いたっていうわけでもないのに汗だく
優「ふぅ~」
同じ様に優も汗だくである
勇人「よし、じゃあ早速買ってきたやつの処理するか」
処理というわけではないが、値札取ったり洗濯したり・・・変な言葉選んでしまった。まぁいいや
優「うーん、汗だくベタベター」
勇人「黙って手伝え」
優「あ、パジャマ洗濯しないでいいからもう着させてもらうね」
勇人「貴様もう寝る気か?人に任せて自分は寝るとはいいご身分だな」
優「やや、違うって。汗流すからシャワーあびてくるね」
…随分女性らしくなったな、僕。男の僕は汗だくでも全く気にしないのに
55 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 02:12:30.89 ID:S3vHTtBK0
勇人「そうか、じゃあ着替え持っていってさっさと浴びて来いよ」
優が着替えのパジャマを取る、だが風呂場に向かわない
勇人「何やってんだ?さっさと浴びて来いって」
優を見るとニヤニヤ笑っている・・・これは悪い予感がする
優「勇人君~♪」
案の定というか、優が抱きついてきた。
勇人「流石に多少は抵抗力ついてきたぞ、街中ってわけでもないしな」
優「勇・人・君♪一緒にシャワー浴びない?」
勇人「ぐっ、げほっ!」
これは想定ラインから10mくらい外れている、そのせいか豪快にむせてしまった
優「えへへ~、勇人はかつての自分の身体だもんね~?私は平気だよ?」
私は平気だよ?にでも勇人は平気じゃないもんね、という意味が込められてる・・・
56 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 02:13:05.45 ID:S3vHTtBK0
勇人「15歳の人間に18歳以上のことを要求するな」
優「私・・・いいよ、勇人君なら・・・優しくしてるって信じてるから・・・」
勇人「寝 言 は 寝 て 言 え 。蹴 り 殺 さ れ た い か ?」
優「うぅ、酷いなぁ・・・。じゃあ浴びてくるねー」
着替えを持って風呂場に向かう優、チキンだなとか言うなよ
勇人「さて・・・さっさと片付けるか」
目の前の服の山を見てそんな独り言を言う、はぁ・・・先は長そうだ
片付け開始から10分後、大体半分くらい終わった頃である
ガシャーン!!
風呂場から豪快な音が聞こえてきた、どうやったらこんな音出せるんだ?というくらい大きい音である
勇人「おい、大丈夫か?」
とりあえず声を大にして聞いてみる、しかし返事がない
勇人「おい!大丈夫なのか!」
不安になって風呂場へ向かう、のぼせて転倒して頭強打したなんてなったら大変だからな
57 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 02:13:39.50 ID:S3vHTtBK0
勇人「おい、優!どうした?」
風呂場の前で聞いてみる、それでも返事がない
これは流石に危ないと思った僕は優の状態を確認することにした
ガラッ!
勇人「おいっ、だいじょ」
風呂場のドアを開ける。内心かなり不安だった・・・が
優「やっぱり勇人、一緒に浴びたかったのね♪」
といきなり抱きつこうとする優
ガラガラ
そして華麗に無言で閉める
優「えぇ!?勇人それは酷くない!?せっかくどうにかして大きな音出したのに・・・」
勇人「お前一回死んで来い!氏ねじゃなくて死ね!」
58 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 02:14:12.70 ID:S3vHTtBK0
優「酷いなぁ・・・私は勇人と一緒にシャワー浴びたかっただけなのに・・・」
無言で風呂場から立ち去る、僕は何も見ていない何も見ていない何も・・・
だが脳内ではさっきの優の裸体が再生されている、しかも一緒にシャワー浴びたいなんていうから余計に・・・
勇人「最悪だ・・・自分の性格がここまで酷かったとは・・・」
何でこう・・・挑発的な性格になってしまったんだ、って今日ほど思った日はない。あーあ憂鬱