ひょんなことから女の子
◆wjOmYNm0Aw 1-3
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hyon
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140 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 21:57:16.72 ID:S3vHTtBK0
第三章:猫耳と火曜日と学校と
第一話
半分目が覚めている状態、けどまだ眠いから布団のなかでゴーロゴロ
優「勇人ー、起きる起きるー」カンカン
ふとそんな声が聞こえてくる、変な金属音も聞こえる
優「ゲットアップゲットアップゲットアーーーップ、起きろー」カンカンカン
勇人「朝っぱらから騒がしすぎる」
と優に文句を言う、だが優の姿を見てちょっと唖然
勇人「何でエプロンつけてるんだ?」
何故かエプロンを装着している
優「朝食つくってた」
土曜日、日曜日、月曜日とそんなことしなかったのに。まぁ新たな才能の開花かもしれん。そんなことより
勇人「じゃあ右手のコメットレイドル(おたま)と左手のアグニパン(フライパン)は何だ?」
優「秘技・死者の目覚め」
成る程・・・変な金属音の正体はこれか。時計を見るといつも通り午前7時
141 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 21:57:47.58 ID:S3vHTtBK0
勇人「随分とテンション高いな、まだ7時じゃねーか」
優「1時間前にはもう起きてたもん」
勇人「なんつーか・・・はりきってるな、自分」
優「ホントだよね、以前の僕じゃあ考えられないや」
テーブルを見る、トーストと卵焼きとサラダが置いてある。気合入ってるのはいいけど
勇人「僕が朝食異常に食えないっての知ってるよな?喉の通りが悪いんだぞ、朝は」
優「脳が活性化しないぞ?そんなこと言ってると」
そんなことは百も承知。まぁせっかく作ってくれたんだし、頑張ってみるか
勇人&優「いただきます」
二人テーブルに対面に座って言う、飲み物がコーヒー牛乳なところが僕らしいな
勇人「あれ、結構美味い」
優「でしょ?頑張ったんだよ」
ふむ・・・いつも自分でつくる朝食は美味い。というか家事も優がやってくれるのか・・・案外この生活悪くないかも
しかも、僕と優じゃ何故か知らんけど性格完全に違う人間レベルにまで到達してるよな。元自分だって全く思わないし
そう考えると・・・
しかも、僕と優じゃ何故か知らんけど性格完全に違う人間レベルにまで到達してるよな。元自分だって全く思わないし
そう考えると・・・
142 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 21:58:27.65 ID:S3vHTtBK0
勇人「案外、このまま夫婦になっても悪くないかも分からんね」
優「えっ・・・?」
優が素っ頓狂な声を出す、しかも見る見る顔が赤くなっていく
勇人「おい、どーした?顔赤いぞ、朝っぱらから酒飲んだのか?」
優「えっと、勇人さっき何て言った?」
勇人「ん?えっと・・・『おい、どーした?顔赤いぞ』」
優「う、ううん。違う違う、その前」
何て言ったか覚えてない・・・寝起きのボケた頭でふと口にした言葉だし。それでも記憶の糸を辿って何とか思い出す
勇人「んと・・・『案外、このまま夫婦になっても悪くないかも分からんね』?」
優「えっ・・・あっ、うん。その・・・あ、ありがと////」
更に顔が赤くなる、普通に言ったつもりなのに赤面されても困る
勇人「もう僕と優はほとんど別な人間だし、気にならないよ。事実、僕は自分があまり好きじゃないけど優は好きだし」
優「!!」
そんな今日は火曜日、三日ぶりの学校。まぁいつも通りなんだけどね
人が目の前で気絶したのを見るのは初めてだったけど。優のやつ顔真っ赤にして倒れやがった。世話のかかるやつだ
143 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 21:59:04.92 ID:S3vHTtBK0
第二話
学校に着く、教室に入る。するとトモがいた
トモ「よう勇人、おはよう」
勇人「おはよう」
トモに挨拶をする、日曜月曜と遊びの誘いを断ってしまったからちょっと罪悪感
僕はそのまま自分の席へ行き、荷物の整理をして机に伏せて寝る。これが毎朝の日課
僕はそのまま自分の席へ行き、荷物の整理をして机に伏せて寝る。これが毎朝の日課
クラスではトモ以外とあまり喋らないため、いつもこうしている。トモはトモで友達がいるから
僕はこうしてトモの気がむいたときに話しかけられるのを待つだけである
昼食はいつもトモと食べている。一人で食べてもなんら問題ないのだが、昼休みはゲームの話題で盛り上がりたい
らしい。
僕はこうしてトモの気がむいたときに話しかけられるのを待つだけである
昼食はいつもトモと食べている。一人で食べてもなんら問題ないのだが、昼休みはゲームの話題で盛り上がりたい
らしい。
さて今日の授業は
1時間目:数学 よかった、今日は僕さされてないから寝ようっと
2時間目:化学 これはまぁ適当に聞いてるか
3時間目:古文 まぁ比較的楽かもね
4時間目:体育 これは・・・疲れるな。しかも今日は寒いし
2時間目:化学 これはまぁ適当に聞いてるか
3時間目:古文 まぁ比較的楽かもね
4時間目:体育 これは・・・疲れるな。しかも今日は寒いし
午後は5時間目6時間目両方学年集会のようだ、今日は結構楽かも
1時間目開始のチャイムが鳴り、数学が始まった
はやく帰りたいな、なんて思ってた。優が心配である、心配というか何かやらかさないか不安である
144 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 21:59:31.53 ID:S3vHTtBK0
時間はあっという間に過ぎて行き、昼休みに入った
トモ「はー、疲れた。でも体育の後だと腹減るから飯が美味くなるぜ」
そう言いながらトモが僕の席に来た、前の席の人の椅子に座っているが既に許可はとってある
勇人「まぁ僕も少しお腹減ったかも」
実は今日弁当を忘れていたので、急遽購買でパンを買ってきたのである
トモ「とりあえず食おうぜ、んで早速なんだけど昨日道で狩ってたら猫尻尾ドロしてさ」
そして、いつもの様に昼食を食べながらゲームの話。昼食のときが学校で一番喋る回数が多い
トモ「結構人いなかったから効率よかったんだけど、唯一いたもう一人がメトテシ装備のやつでさ」
勇人「あー、もしかして溜め込み?」
トモ「そうそう、別にメトテシなのはいいんだよ。公平厨なんて俺は思わないし。でも溜め込むのは危険だろって」
勇人「今は大丈夫だけどPOTディレイ来たらねー、本人が可愛そうだよね」
トモ「あ、その後で被ダメ1のDEFルシの人がいた」
勇人「何それ、TUEEEEじゃん。道で被ダメ1とか相当だな」
トモ「それでさ」
とトモが何か言おうとした瞬間
145 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 21:59:56.84 ID:S3vHTtBK0
クラスの人間(主に男子)「おおっ!!」
何故か歓声が起こる、しかも皆同じ方向を向いている。つられて僕とトモも同じ方向を見る。すると
優「んーっと?あ、いた。勇人勇人ー」
お決まりというか何と言うか・・・優がいた。しかも私服で目立ってる。あと何故か非常に知りたいが頭に猫耳
優「やっと見つけた。はいこれ、お弁当忘れてたよ?」
と言って差し出してきたのは僕が忘れていた弁当
僕は何か言いたくても何も言い出せない状態だった・・・状態異常:沈黙
優「むー、せっかく持ってきたんだからお礼の一つは欲しいよ」
勇人「お弁当持ってきてくれたことには感謝する。でもさ、常識ってものがないのか、君には」
優「忘れ物をして困ってたんでしょ?困ってる人を助けるのは常識だもん」
勇人「おk、百歩譲って常識としよう。だがその頭についてるものは絶対常識と認めん」
それって前僕が動物娘にハマったときに買ったやつだったような・・・
優「あ、これ?前買っておいたけど結局用途のなかったやつ。似合うでしょ?にゃんにゃん♪」
うん、まぁ似合うけど。問題はそこじゃない。というか後ろから抱きつくな苦しい
146 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 22:00:22.62 ID:S3vHTtBK0
勇人「とりあえず有難う。感謝感激した。だからもう帰ってくれないか?」
優「酷いなぁ、感謝の念が篭ってないぞ?」
そりゃ当然だろう、感謝してなけりゃ感謝の念が篭るわけない
勇人「有 難 う ご ざ い ま し た 。 お 帰 り く だ さ い」
と言いながら優を帰るよう促す。不満そうな顔をするが、それに応じて帰ろうとする優。
だが帰り際
優「じゃーねー勇人。またお風呂一緒に入ろうー、今夜は眠れないよ♪」
トモが飲んでいたお茶を豪快に吹いた。クラスの男子も飲み物吹いていた
優はドアの前で手を振ったあと、スタコラサッサと帰っていった
…もう悪魔とか鬼って言葉じゃ追いつかないくらい迷惑な人間だ
あそこまで酷くなった覚えはないぞ僕、やっぱり性別が変わると性格も変わる・・・というか悪くなるのか?
あそこまで酷くなった覚えはないぞ僕、やっぱり性別が変わると性格も変わる・・・というか悪くなるのか?
僕は無言でトモの前、自分の席に座る
勇人「もうパン食ったから満腹だって、これどうすっか」
トモ「えーっと・・・あのさ勇人」
147 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 22:00:56.58 ID:S3vHTtBK0
クラス一同「秋空(君)!今の一体誰!?」
クラスの皆に囲まれた・・・最悪だ畜生・・・
クラスメイトA「今の誰?」
勇人「僕のいとこのいとこ。つまりはとこ」
クラスメイトB「名前は?」
勇人「秋空優」
クラスメイトC「歳は?」
勇人「同じ15歳」
クラスメイトD「お風呂一緒に入ろうとか言ってたのは!?」
勇人「度の強い冗談。本気にするな」
クラスメイトE「じゃああの頭についてた猫耳は?」
勇人「あれも冗談。頭のネジ数本抜けてるから」
勇人「僕のいとこのいとこ。つまりはとこ」
クラスメイトB「名前は?」
勇人「秋空優」
クラスメイトC「歳は?」
勇人「同じ15歳」
クラスメイトD「お風呂一緒に入ろうとか言ってたのは!?」
勇人「度の強い冗談。本気にするな」
クラスメイトE「じゃああの頭についてた猫耳は?」
勇人「あれも冗談。頭のネジ数本抜けてるから」
これ以降色々と質問される。一通り質問が終わったところでトモが質問する
トモ「そういえばお弁当持ってきたけど、一緒に住んでるってやつ?」
勇人「ん?あぁ、まぁ住んでることには住んでる。あまり気にする程のことじゃあないけど」
トモ「あれ?でも勇人って一人暮らしだよね?じゃあさ今勇人と彼女の二人暮らし?」
お、おいっ、余計なこと言うなって
クラス一同「秋空(君)~~~~??どういうことだ~~~~??」
またもや皆に囲まれた・・・
今日程、学校の屋上行きたいって思った日はないね。I can flyしたかった・・・
148 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 22:01:30.17 ID:S3vHTtBK0
第三話
帰宅後
勇人「ただいまー」
優「おかえりー、どうだった?久しぶりの学校」
知ってて聞くあたりこの野郎・・・いや、もう諦めよう
勇人「非常に充実しておりました。いつもの3倍、いや、30倍くらい人と話しました。どうみても人気者です本当に」
優「楽しそうでなにより♪」
…落ち着け・・・COOLになれ秋空勇人
トモの余計な一言のあと、質問攻めにあうかと思ったら学年集会が始まるってことで移動
そのあと帰りのHRが終わったら迅速に帰宅した、また質問攻めにあうのは嫌だからな
そのあと帰りのHRが終わったら迅速に帰宅した、また質問攻めにあうのは嫌だからな
と、その時
ピンポーン、ドアホンの鳴る音が響く
僕は優に隠れるよう促したあと、ドアの方へ向かった。ドアを開けるとそこには
勇人「・・・トモ、どうしたんだ?」
そこには、トモの姿があった
150 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 22:02:06.90 ID:S3vHTtBK0
トモ「遊びに来た。日曜月曜と遊んでなかったからな、今日でもいいだろ?」
僕はトモが何を言いたいかすぐ理解した。だから
勇人「うん。どうぞどうぞ」
そう言ってトモを部屋の中へ入れた
勇人「優、トモだ。出て来ーい」
優「ん?あ、どもー」
そう言いながら優がクローゼットの中から出てくる・・・何でそんな微妙なところに隠れるんだ?
トモ「ホントだったんだ・・・」
トモが唖然としている。とりあえず座るよう促した
勇人「まぁ昼間見たから分かるだろ。改めて言おう、こいつは秋空優。僕のはとこにあたる人で現在同居中。」
優「始めまして。ヨロシクお願いします」
ペコリと頭をさげる。それにつられてトモも
トモ「あ、こちらこそヨロシクお願いします」
トモも頭をさげる
勇人「悪いな、トモ。隠したりして」
151 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 22:02:37.81 ID:S3vHTtBK0
トモ「いや、いいって。今日は勇人、俺を家にあがらせてくれたじゃないか」
勇人「ん・・・そっか」
トモはこういう性格でもあったんだよな・・・ホント友人として有難い存在である
勇人「まぁそういうわけだ、トモ。これで全て納得したか?」
トモ「え?いや・・・実は」
トモが言いずらそうに下を向く。珍しいな、トモのこんな様子
トモ「あのさ・・・一つだけ聞いてもいいかな?」
勇人「ん?ああ、いいよ。何でも答えてやる」
ドッペルのこととかHKOK症候群のこと以外だけど、まぁそこまで想像出来ないだろ
トモ「その・・・、昼間優さんが言ってた『今日も一緒にお風呂入ろう♪』ってのは・・・?」
勇人「え゛」
昼間、度の強い冗談って言ったじゃないか
152 名前: ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/18(日) 22:03:08.76 ID:S3vHTtBK0
優「うん、そうだよ。勇人と私、毎日一緒にお風呂入ってるんだ♪」
勇人「おい、お前何を」
トモ「えっ・・・あ、そ・・・そうなんですか」
勇人「おい、トモ!信じるな!信じるな!」
優「でね、今日もこれから一緒に入るんだ♪それから布団一人分だけしいて・・・えへへ、夜のお楽しみ♪♪」
トモ「こっ、これからですか!?しかも夜のお楽しみって」
勇人「おいトモぉぉぉぉ!!」
トモ「あ、あのっ、俺今日はそろそろ帰るから・・・。お、お二人でどうぞごゆっくり」
そう言ってドアを開けて帰宅するトモ
勇人「トモ!トモ!お前だけは大丈夫だって・・・信じてたのに・・・信じてたのにいいいい!!!」
そんなこんなで一日が終わる。今日も賑やかな秋空家。
優の冗談に振り回されてるのに、楽しそうにはしゃいでいる自分がいた。何で楽しんでるんだ・・・あーあ憂鬱