ひょんなことから女の子
ブランクライフ 5
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hyon
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31 :ブランクライフ:2007/02/28(水) 21:11:07.44 ID:v+PkwtI20
今日のお昼はー目玉焼きーパンに乗っけた目玉焼きー
なんだか気分が乗ってきた
適当に即興に歌ってみるとなかなかに良い
病院では暗い子だったから、皆は僕が鼻歌まじりに食事を作ってるなんて思いもしないだろうなぁ
卵だけじゃなく、ハムも一緒に焼いているからシータよりほんのちょっと上
これでラッパ吹きの格好いい子でもいてくれたらいいのに
今はいないからそこは負けかなぁ
で、眼鏡に襲われるんだけど彼に助けてもらうの
実は昔から続く王国の末裔で、最後にはもちろんハッピーエンド
なんだか気分が乗ってきた
適当に即興に歌ってみるとなかなかに良い
病院では暗い子だったから、皆は僕が鼻歌まじりに食事を作ってるなんて思いもしないだろうなぁ
卵だけじゃなく、ハムも一緒に焼いているからシータよりほんのちょっと上
これでラッパ吹きの格好いい子でもいてくれたらいいのに
今はいないからそこは負けかなぁ
で、眼鏡に襲われるんだけど彼に助けてもらうの
実は昔から続く王国の末裔で、最後にはもちろんハッピーエンド
……って、うわぁぁ!卵がこげる前に火は止めないと!
大丈夫かな?端の方がほんのちょっとこげただけ?
ふぅ、もうすこしで16にもなるっていうのに一人でお留守番くらいできないってのはまずいよね
惨事にならなくってよかったよかった
大丈夫かな?端の方がほんのちょっとこげただけ?
ふぅ、もうすこしで16にもなるっていうのに一人でお留守番くらいできないってのはまずいよね
惨事にならなくってよかったよかった
フライパンは洗えば何とかなる。うん、なんとかしないとお昼食べられないぞ
33 :ブランクライフ:2007/02/28(水) 21:22:49.20 ID:v+PkwtI20
そんなこんなで久々に半熟目玉焼きトースト
病院は衛生面とかなんとかで、火をきちんと通すっていうか、そもそもこんな食事でなかったっけ
昔、家でよく作った……ううん、大切なのは今だ今
食べられることを感謝しないと
というわけで頂きまーす!
病院は衛生面とかなんとかで、火をきちんと通すっていうか、そもそもこんな食事でなかったっけ
昔、家でよく作った……ううん、大切なのは今だ今
食べられることを感謝しないと
というわけで頂きまーす!
シャクッ
モギュッモギュ
…………
……ゴクン
あー、うん。やっぱり作り直して良かった
卵は2個使っちゃったけど、あれはとてもじゃないけど食べられる卵じゃなかったね
中からトローって流れてくる卵がバターと混ざってパンに美味しく絡み付く
言葉で説明するのが難しいくらい美味しいから、彼が休みの日には作ってあげようかな
卵は2個使っちゃったけど、あれはとてもじゃないけど食べられる卵じゃなかったね
中からトローって流れてくる卵がバターと混ざってパンに美味しく絡み付く
言葉で説明するのが難しいくらい美味しいから、彼が休みの日には作ってあげようかな
……ぁ……うわぁぁ!
ちょっとぼーっとしすぎたぁ!肘まで卵が垂れてる!
仕方ないやティッシュ、ティッシュっと……うぅ……ベトベト気持ち悪いよぉ……
ちょっとぼーっとしすぎたぁ!肘まで卵が垂れてる!
仕方ないやティッシュ、ティッシュっと……うぅ……ベトベト気持ち悪いよぉ……
214 :ブランクライフ:2007/03/02(金) 19:21:54.17 ID:KbB07Sfc0
お昼にみのさんを見たり、美味しい料理屋さんや、服の流行チェックなどなど
テレビを見ているうちにものすごい時間が経過していた
外を見ると、綺麗な夕焼け空。昔の空と何一つかわらないはずなのに
透き通った綺麗な紅に染まっている
トゥルルルルルル
電話のコール音、がちゃりと受話器を取る
「はい、もしもし……」
「えーっと、あのあと何か大変なこととかあった?大丈夫だった?」
彼の声。ひどく久しぶりに聞いた気がするのは、なぜ?
「はい、大丈夫でした」
「そう?ならよかった」
ここで、会話が途切れてしまった
僕は、もともとそんなに喋るタイプじゃなかったからこれ以上会話を続ける方が難しいんですけど
「あー、そうそう今日はこれから帰るんだけど夕食何か食べたいものある?」
「食べたいもの、ですか?」
「そう、帰りに買って帰ろうかなって思ってさ、んでなにかある?」
「あ、あの……」
「なに?」
目玉焼きを作るのにすら失敗したじ自分がいうのもなんだけど
「ゆ、夕食、私が作るでも、いいですか?」
テレビを見ているうちにものすごい時間が経過していた
外を見ると、綺麗な夕焼け空。昔の空と何一つかわらないはずなのに
透き通った綺麗な紅に染まっている
トゥルルルルルル
電話のコール音、がちゃりと受話器を取る
「はい、もしもし……」
「えーっと、あのあと何か大変なこととかあった?大丈夫だった?」
彼の声。ひどく久しぶりに聞いた気がするのは、なぜ?
「はい、大丈夫でした」
「そう?ならよかった」
ここで、会話が途切れてしまった
僕は、もともとそんなに喋るタイプじゃなかったからこれ以上会話を続ける方が難しいんですけど
「あー、そうそう今日はこれから帰るんだけど夕食何か食べたいものある?」
「食べたいもの、ですか?」
「そう、帰りに買って帰ろうかなって思ってさ、んでなにかある?」
「あ、あの……」
「なに?」
目玉焼きを作るのにすら失敗したじ自分がいうのもなんだけど
「ゆ、夕食、私が作るでも、いいですか?」
がちゃりと受話器を置いて、いったん深呼吸
……よし!僕、頑張って作りますヨ!
……よし!僕、頑張って作りますヨ!
215 :ブランクライフ:2007/03/02(金) 19:22:28.97 ID:KbB07Sfc0
トントントントン
野菜は包丁で丁寧に切りそろえていく
ジュージュージュー
油とからまって程よい香りを醸し出す野菜達、匂いだけでごはん三杯はいけそう
いや、今の僕じゃ普通に無理ですけどね
野菜炒めと、サラダと、ごはん。そして付け合わせに小魚の佃煮
頑張る、と言った割にはそれほどスゴいわけじゃないけど
昔、お母さんに初めて褒められた思い出の料理
最近はお父さんと仕事でどっかに行っちゃって、僕なんか、うぅ……
ダメだダメだ、弱気になっちゃダメだ
彼は昔の僕を知らないんだし、その方がいいに決まってる
だから楽しいこと、考えなくっちゃ!
料理は全部準備が終わったし、あとは彼が帰ってくるのを待つだけ
美味しいって言ってくれるかな?
言ってくれるといいな
美味しい、って一言だけでいいから
野菜は包丁で丁寧に切りそろえていく
ジュージュージュー
油とからまって程よい香りを醸し出す野菜達、匂いだけでごはん三杯はいけそう
いや、今の僕じゃ普通に無理ですけどね
野菜炒めと、サラダと、ごはん。そして付け合わせに小魚の佃煮
頑張る、と言った割にはそれほどスゴいわけじゃないけど
昔、お母さんに初めて褒められた思い出の料理
最近はお父さんと仕事でどっかに行っちゃって、僕なんか、うぅ……
ダメだダメだ、弱気になっちゃダメだ
彼は昔の僕を知らないんだし、その方がいいに決まってる
だから楽しいこと、考えなくっちゃ!
料理は全部準備が終わったし、あとは彼が帰ってくるのを待つだけ
美味しいって言ってくれるかな?
言ってくれるといいな
美味しい、って一言だけでいいから
63 名前: ブランクライフ 2007/03/03(土) 18:34:24.43 ID:zkQMxW390
…………
帰ってきた彼はもちろん「おいしい」と言ってくれた
それが、お世辞か、本心か。僕には分からないけど、あんな笑顔で言われてしまったらどっちだっていい
お昼にダラダラとテレビを見続けていた時に比べて、彼といる時間は嬉しくて楽しくて
夢のように早々と、とまること無く過ぎていく
どうでもいい(僕にとってはどうでも良くない)ささいな会話も、彼の昔話も全部覚えていられそうなくらい大切
時計が十二時を回っても、彼はずっと起きていてくれた
「ここまできたらおまえに付き合ってやるよ!眠らなくたって仕事ぐらいこなしてやるぅ!」
アルコールが入ると人間の性格が大きく変わるって本当だ
言葉は今までよりは乱暴に聞こえるけど、それだけ僕と、彼の距離が近づいたってこと、かも
「おーし、お前も飲んでみるか?なにか思い出すかもしれないしな!」
一応、僕は記憶喪失ってことになってる
それにまだ未成年だし……
とりあえずお酒はお断りしておきました
お酒を飲んだらどうなるかも分からないの上に、下手な失言をしちゃったらどうしようもないから、ね
それが、お世辞か、本心か。僕には分からないけど、あんな笑顔で言われてしまったらどっちだっていい
お昼にダラダラとテレビを見続けていた時に比べて、彼といる時間は嬉しくて楽しくて
夢のように早々と、とまること無く過ぎていく
どうでもいい(僕にとってはどうでも良くない)ささいな会話も、彼の昔話も全部覚えていられそうなくらい大切
時計が十二時を回っても、彼はずっと起きていてくれた
「ここまできたらおまえに付き合ってやるよ!眠らなくたって仕事ぐらいこなしてやるぅ!」
アルコールが入ると人間の性格が大きく変わるって本当だ
言葉は今までよりは乱暴に聞こえるけど、それだけ僕と、彼の距離が近づいたってこと、かも
「おーし、お前も飲んでみるか?なにか思い出すかもしれないしな!」
一応、僕は記憶喪失ってことになってる
それにまだ未成年だし……
とりあえずお酒はお断りしておきました
お酒を飲んだらどうなるかも分からないの上に、下手な失言をしちゃったらどうしようもないから、ね
…………
そんなこんなで一週間は過ぎていった
可と不可で言えば不可の無い一週間だった
そんなこんなで一週間は過ぎていった
可と不可で言えば不可の無い一週間だった
ただ一週間“だけ”だった