ひょんなことから女の子
◆KjoXDJ3iYI 2-4
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hyon
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87 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/06(火) 23:58:40.58 ID:4mGk3Tz70
翌朝
「大丈夫?一人で行ける?」
お母さんが聞いてくる
「うん、大丈夫だよ」
俺はできるだけの笑顔で答える。安心してもらえるように
「そう…じゃあ、いってらっしゃい」
「いってきます!」
「大丈夫?一人で行ける?」
お母さんが聞いてくる
「うん、大丈夫だよ」
俺はできるだけの笑顔で答える。安心してもらえるように
「そう…じゃあ、いってらっしゃい」
「いってきます!」
昨日の日記。あれには母さんの前の学校でのことが書いてあった。
ある男の子と仲良くしていたことを妬まれ、いじめにあっていたこと
最初は噂を流されるくらいだったが、徐々にエスカレートしてきたこと
友達がどんどん減っていったこと。誰も助けてくれなかったこと。
その男の子のことを好きになりかけていたけど、彼も助けてくれなかったこと
運動が苦手で、おまけに口下手だから抵抗できなかったこと
もう耐え切れなくなったこと、そして―
ある男の子と仲良くしていたことを妬まれ、いじめにあっていたこと
最初は噂を流されるくらいだったが、徐々にエスカレートしてきたこと
友達がどんどん減っていったこと。誰も助けてくれなかったこと。
その男の子のことを好きになりかけていたけど、彼も助けてくれなかったこと
運動が苦手で、おまけに口下手だから抵抗できなかったこと
もう耐え切れなくなったこと、そして―
89 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水) 00:03:40.93 ID:VCgIYr4s0
俺は左手の手首を見る。3本ほど深い切り傷の痕がある。そういうことだ
「勉強なんてできなくてもいい。元気で明るい女の子になりたい。でも私はそれができない」これが日記の最後だった
幸いにも命は助かったが、当然学校には行けなくなり、転校することになった。
それが、母さんがこの町に来た理由だった。
「勉強なんてできなくてもいい。元気で明るい女の子になりたい。でも私はそれができない」これが日記の最後だった
幸いにも命は助かったが、当然学校には行けなくなり、転校することになった。
それが、母さんがこの町に来た理由だった。
でも、母さんはこの町で、きちんと学校に行けていたんだろうか……それは気になる。
そういうことがあった後だし、なにしろ歴史を変えてはまずいわけで……
いや、大丈夫なはずだ。そう信じよう。
そういうことがあった後だし、なにしろ歴史を変えてはまずいわけで……
いや、大丈夫なはずだ。そう信じよう。
「あ、おはよう美幸ちゃん!」
突然の声に振り返る。そこには友之とおばさん―夏紀ちゃんがいた
「おはよう……ございます」
母さんってこんな感じだよな……たぶん
「だめだよ~。もう友達なんだからおはようでいいよ。ねっ!」
うーむ。なんという親しみやすさ。今の自分にとってこれはありがたい
「うん。ありがとう」
「じゃあ行こうか。ほら、友則も急いで」
こんな友達もいたわけだしな
突然の声に振り返る。そこには友之とおばさん―夏紀ちゃんがいた
「おはよう……ございます」
母さんってこんな感じだよな……たぶん
「だめだよ~。もう友達なんだからおはようでいいよ。ねっ!」
うーむ。なんという親しみやすさ。今の自分にとってこれはありがたい
「うん。ありがとう」
「じゃあ行こうか。ほら、友則も急いで」
こんな友達もいたわけだしな
90 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水) 00:06:58.08 ID:VCgIYr4s0
で、学校についたけれど
「ぜえ……はあ……」
おかしい。体力が明らかに落ちている。母さんになったせいか?
「大丈夫?」
友之に心配されるとは……屈辱だ。できることならどついてやりたいが無理だ
それより今は大事な用がある
「はあ…おr…わたし……職員室に行かなくちゃいけないから、これで」
あぶねえ。俺って言いそうになった。気をつけないとな
「うん、じゃあ後でね」
夏紀ちゃんの声を背に、俺は職員室へ向かった
「ぜえ……はあ……」
おかしい。体力が明らかに落ちている。母さんになったせいか?
「大丈夫?」
友之に心配されるとは……屈辱だ。できることならどついてやりたいが無理だ
それより今は大事な用がある
「はあ…おr…わたし……職員室に行かなくちゃいけないから、これで」
あぶねえ。俺って言いそうになった。気をつけないとな
「うん、じゃあ後でね」
夏紀ちゃんの声を背に、俺は職員室へ向かった
91 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水) 00:15:52.14 ID:VCgIYr4s0
職員室では前の学校のことでいろいろ話をした
とはいえ俺にはよく分からないので、「大丈夫です」と言っておいた
その後はクラスについて教えてもらって、入学式、始業式を終えた
で、今はホームルームの時間。一人一人自己紹介をすることになった
しかし、この時代の人間は濃い人ばかりだ。ぶっちゃけ変な人が多い
「趣味は人間観察です」
どちらかというとあなたは観察される側です。どう見ても目立ちすぎです。体形的に
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
未来人なら目の前にいますよ。でもあなたとは関わりたくありません
そして今クラスの一部から殺気めいたものを感じたのはなぜだろう……
あ、俺の番だ
「東美幸です。今年転校してきました。よろしくお願いします」
と、当たり障りのない挨拶をしておく。これが一番だろう
あと、友之と夏紀ちゃんも同じクラスだった。学級委員もこの二人になった
周りの女子が妙に元気なのはなぜなんだろう
「何で私がこいつと……もう、しょうがないなぁ……」
とか夏紀ちゃんは言ってたけど、顔は嬉しそうだった。
とはいえ俺にはよく分からないので、「大丈夫です」と言っておいた
その後はクラスについて教えてもらって、入学式、始業式を終えた
で、今はホームルームの時間。一人一人自己紹介をすることになった
しかし、この時代の人間は濃い人ばかりだ。ぶっちゃけ変な人が多い
「趣味は人間観察です」
どちらかというとあなたは観察される側です。どう見ても目立ちすぎです。体形的に
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
未来人なら目の前にいますよ。でもあなたとは関わりたくありません
そして今クラスの一部から殺気めいたものを感じたのはなぜだろう……
あ、俺の番だ
「東美幸です。今年転校してきました。よろしくお願いします」
と、当たり障りのない挨拶をしておく。これが一番だろう
あと、友之と夏紀ちゃんも同じクラスだった。学級委員もこの二人になった
周りの女子が妙に元気なのはなぜなんだろう
「何で私がこいつと……もう、しょうがないなぁ……」
とか夏紀ちゃんは言ってたけど、顔は嬉しそうだった。
92 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水) 00:21:22.91 ID:VCgIYr4s0
今日は入学式と始業式だけなので午前中で終わった
友之たちは先生に呼ばれてしまったので、教室で待っておくことにした
暇だしネットでもやっていよう……ってXPって何!?さすが30年前
これは使い方から覚えなくちゃいけなさそうだ……
っと……これか
「うわー、見事に古い芸能人の記事ばっかだよ」
まったく知らない人ばかりだ。まあ30年前だしな。
「うわー、まだ若いなこいつ」
まあ30年前だしな
「うわー、こいつ現役なのか」
まあ30(ry
「う(ry
ま(ry
友之たちは先生に呼ばれてしまったので、教室で待っておくことにした
暇だしネットでもやっていよう……ってXPって何!?さすが30年前
これは使い方から覚えなくちゃいけなさそうだ……
っと……これか
「うわー、見事に古い芸能人の記事ばっかだよ」
まったく知らない人ばかりだ。まあ30年前だしな。
「うわー、まだ若いなこいつ」
まあ30年前だしな
「うわー、こいつ現役なのか」
まあ30(ry
「う(ry
ま(ry
そうこうしているうちに友之が戻ってきた
夏紀ちゃんは部活ということなので二人で帰ることにする
「そういえば……さ」
帰り道で母さんの日記のことを話す俺
「そうだったんだ……」
「で、だ。俺はどうすればいいんだ?おとなしいキャラを演じればいいのか?それとも」
「わかんない……けど」
夏紀ちゃんは部活ということなので二人で帰ることにする
「そういえば……さ」
帰り道で母さんの日記のことを話す俺
「そうだったんだ……」
「で、だ。俺はどうすればいいんだ?おとなしいキャラを演じればいいのか?それとも」
「わかんない……けど」
93 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水) 00:23:28.11 ID:VCgIYr4s0
「けど?」
「もしかしたら僕たちをここに連れてきたのは、駿のお母さんじゃないかって思う」
「どういうこと?」
「駿のお母さんの理想に一番近くてしかも一番血が近いのが駿だから」
うーむ、さすがSF好き。意味分からん
「まあ、大きく歴史を変えるようなことをしなければいいんじゃない?」
「そういうもんなのか?」
「ま、女の子らしくしとけばいいんじゃない?それでいいと思うよ」
それが難しいんだけどな……なにしろ心は体育会系の男なわけで
「もしかしたら僕たちをここに連れてきたのは、駿のお母さんじゃないかって思う」
「どういうこと?」
「駿のお母さんの理想に一番近くてしかも一番血が近いのが駿だから」
うーむ、さすがSF好き。意味分からん
「まあ、大きく歴史を変えるようなことをしなければいいんじゃない?」
「そういうもんなのか?」
「ま、女の子らしくしとけばいいんじゃない?それでいいと思うよ」
それが難しいんだけどな……なにしろ心は体育会系の男なわけで
「ところで俺が母さんの理想ってどういうことだ?」
「勉強ができなくても明るくて元気。ぴったりじゃん」
「それは俺がバカだと言いたいのか?あ、待てコラー!」
「俺は浪速のシューマッハだー!!」
「真似すんなー!!」
「勉強ができなくても明るくて元気。ぴったりじゃん」
「それは俺がバカだと言いたいのか?あ、待てコラー!」
「俺は浪速のシューマッハだー!!」
「真似すんなー!!」
20分後
「ぜーはーぜーはーぜーはー……」
苦しい……本気で死にそう…多少道は悪いけど馴れているはずなのに……
「……大丈夫?」
「話……かけるな……ぐえ」
明日からランニングでもしよう……ていうか母さん体力なさすぎ……
「ぜーはーぜーはーぜーはー……」
苦しい……本気で死にそう…多少道は悪いけど馴れているはずなのに……
「……大丈夫?」
「話……かけるな……ぐえ」
明日からランニングでもしよう……ていうか母さん体力なさすぎ……