ひょんなことから女の子
名無草 1-番外
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hyon
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170 名前: 名無草 2007/03/05(月) 00:38:00.52 ID:gbOLKODU0
番外編[風邪、お粥と……。]
俺「あー、だりぃ……」
包まった布団の中から窓を見る。
外は腹がたつ程の快晴で、風も弱く、早くも春が訪れたかのような陽気。
絶好のスポーツ日和と言ったところだろうか。
『ピピピピ』
懐から電子音が鳴り響く。
脇に挟んでいた計測器具を取り出してそれが指す数値を見る。
俺「39.0℃……」
完全に体調を崩しているらしい。
全く、今日は卒業式で休みだってのになんでこんな日に……。
思いながらも動く気になれないので寝ることにした。
体も疲れているのか、瞼を閉じるとすぐに意識は遠のいた。
包まった布団の中から窓を見る。
外は腹がたつ程の快晴で、風も弱く、早くも春が訪れたかのような陽気。
絶好のスポーツ日和と言ったところだろうか。
『ピピピピ』
懐から電子音が鳴り響く。
脇に挟んでいた計測器具を取り出してそれが指す数値を見る。
俺「39.0℃……」
完全に体調を崩しているらしい。
全く、今日は卒業式で休みだってのになんでこんな日に……。
思いながらも動く気になれないので寝ることにした。
体も疲れているのか、瞼を閉じるとすぐに意識は遠のいた。
どれくらい時間がたったのか、ドアをノックする音に起こされる。
俺「……誰?」
聞くのは形だけ、この家でノックして部屋に入ってくるのはあいつだけだ。
大阪「私です、入っても良いですか?」
俺「風邪、うつっても良いなら好きにしてくれ」
言うと、ドアが開く音がした。
大阪「“俺”さん、気分、どうですか?」
俺「ちょっと最悪かも」
大阪「ご飯、食べれそうですか?」
見ると大阪は一人用の小さな土鍋を持ってきていた。
俺「あっさりしたのなら、なんとかなりそうかな」
それを聞いて嬉しそうな顔をする大阪。
聞くと、大阪がお粥を作ってくれたらしい。
俺「ありがとう、……いや、一人で食べられるから」
あーん、なんて言いながら食べさせようとする大阪は、
お椀とレンゲを受け取ると、なぜか残念そうな顔をする。
俺「……誰?」
聞くのは形だけ、この家でノックして部屋に入ってくるのはあいつだけだ。
大阪「私です、入っても良いですか?」
俺「風邪、うつっても良いなら好きにしてくれ」
言うと、ドアが開く音がした。
大阪「“俺”さん、気分、どうですか?」
俺「ちょっと最悪かも」
大阪「ご飯、食べれそうですか?」
見ると大阪は一人用の小さな土鍋を持ってきていた。
俺「あっさりしたのなら、なんとかなりそうかな」
それを聞いて嬉しそうな顔をする大阪。
聞くと、大阪がお粥を作ってくれたらしい。
俺「ありがとう、……いや、一人で食べられるから」
あーん、なんて言いながら食べさせようとする大阪は、
お椀とレンゲを受け取ると、なぜか残念そうな顔をする。
171 名前: 名無草 2007/03/05(月) 00:38:40.09 ID:gbOLKODU0
俺「ん、美味しい……」
正直な感想を漏らすと、大阪は嬉しそうに頬を緩めて言う。
大阪「ほんまですか?良かった……」
量も丁度良くて、食べ終えるとなんだか眠くなってきた。
大阪は食器を持って台所に行った。
ベッドでうとうとしていると、またノックが聞こえた。
俺「どうぞ」
入ってきた大阪は、手に洗面器を持っていて、
大阪「体、拭きに来ました」
そうですか、じゃなくて。
俺「いや、自分で拭くからいい」
大阪「背中まで自分で拭けるんですか?」
正直な感想を漏らすと、大阪は嬉しそうに頬を緩めて言う。
大阪「ほんまですか?良かった……」
量も丁度良くて、食べ終えるとなんだか眠くなってきた。
大阪は食器を持って台所に行った。
ベッドでうとうとしていると、またノックが聞こえた。
俺「どうぞ」
入ってきた大阪は、手に洗面器を持っていて、
大阪「体、拭きに来ました」
そうですか、じゃなくて。
俺「いや、自分で拭くからいい」
大阪「背中まで自分で拭けるんですか?」
しばらくは断っていたのだが、結局言いくるめられて体を拭いてもらうことになった。
俺「ちょ、くすぐったいって」
大阪「あ、ちょっと、あんまり動かんといてください」
なんて言ってる内に拭き終わって、
大阪「はい、終わりましたよ。なんか眠そうですね」
俺「うん、正直、眠い」
服を着ながら答える。
大阪「それじゃぁ、失礼しますね」
そう言って、俺の頬にキスをして、
大阪「おやすみなさい、“俺”さん」
息が止まるかと思うほど綺麗な笑みを残して部屋から出て行った。
……おやすみなさいなんて言っておいて、これじゃぁ眠れないじゃないか。
そんなことを思いながらも、眠気には勝てず、そのまま眠りについた。
俺「ちょ、くすぐったいって」
大阪「あ、ちょっと、あんまり動かんといてください」
なんて言ってる内に拭き終わって、
大阪「はい、終わりましたよ。なんか眠そうですね」
俺「うん、正直、眠い」
服を着ながら答える。
大阪「それじゃぁ、失礼しますね」
そう言って、俺の頬にキスをして、
大阪「おやすみなさい、“俺”さん」
息が止まるかと思うほど綺麗な笑みを残して部屋から出て行った。
……おやすみなさいなんて言っておいて、これじゃぁ眠れないじゃないか。
そんなことを思いながらも、眠気には勝てず、そのまま眠りについた。
次の日、すっかり風邪の治った俺は、大阪の看病をすることになった。
番外編[風邪、お粥と……。] fin.
番外編[風邪、お粥と……。] fin.