ひょんなことから女の子
◆KjoXDJ3iYI 4-END
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hyon
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8 名前:最終回 ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/13(火) 01:15:27.88 ID:2D6BSJhV0
姉「>>7さん、了解しました。じゃあどうぞ」
俺「え、俺?」
姉「ああ、アンタ言いにくいわよね。女の子にされた魔界の王子。彼の目的は『優しさ』を学ぶこと
そんな王子に接するうちに恋をしたうちの弟。しかし王子が本当は男であることで悩んでしまう
そんなうちに王子が帰ることになる。あと一週間。果たしてどうなるのか。って感じ?」
俺「はぁ……それではどうぞ」
姉「テンション上げんかい!!」
俺「え、俺?」
姉「ああ、アンタ言いにくいわよね。女の子にされた魔界の王子。彼の目的は『優しさ』を学ぶこと
そんな王子に接するうちに恋をしたうちの弟。しかし王子が本当は男であることで悩んでしまう
そんなうちに王子が帰ることになる。あと一週間。果たしてどうなるのか。って感じ?」
俺「はぁ……それではどうぞ」
姉「テンション上げんかい!!」
9 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/13(火) 01:21:30.25 ID:2D6BSJhV0
それから俺は、なんとなく暗い気持ちですごした。
ねえちゃんは「シャキッとしないと王子が安心できないよ」って言ってくれたけど、なかなかそうもいかない。
そうこうしているうちにあいつか帰る前の日になった。今日までなにをしていたのかよく覚えていない。
俺「ああー!!」
もう明日にはあいつはいなくなる。そう思うと本当に辛い。
けど残って欲しいのは俺の勝手な理由。帰るのはあいつの正当な理由。
頭では分かってんだけどな
しかも人間は魔界へはいけないときたもんだ。もう俺にはどうしようもない
俺「くそぉ」
情けない声を出して部屋を出る。別に用は無いけどな
ねえちゃんは「シャキッとしないと王子が安心できないよ」って言ってくれたけど、なかなかそうもいかない。
そうこうしているうちにあいつか帰る前の日になった。今日までなにをしていたのかよく覚えていない。
俺「ああー!!」
もう明日にはあいつはいなくなる。そう思うと本当に辛い。
けど残って欲しいのは俺の勝手な理由。帰るのはあいつの正当な理由。
頭では分かってんだけどな
しかも人間は魔界へはいけないときたもんだ。もう俺にはどうしようもない
俺「くそぉ」
情けない声を出して部屋を出る。別に用は無いけどな
10 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/13(火) 01:31:43.61 ID:2D6BSJhV0
王子「あ……」
部屋を出たとたん王子に会った。こんな時間まで起きてるのは珍しいな
俺「どうした?」
王子「ちょっと眠れなくて」
俺「そうか、俺もだ」
王子「……」
俺「いよいよ明日だな。」
王子「ああ……そうだな。あのな」
俺「なんだ?」
王子「明日別れる時は、笑顔で見送ってくれ。最後に見るのが辛そうなお前の顔じゃいやだから」
そんな約束、できっこない。でもこいつの前では、まだ強がっていたい。だから俺は
俺「分かった。約束する」
と答えるしかなかった。
王子「ん……ありがとう」
王子の笑顔が、俺には痛かった。
部屋を出たとたん王子に会った。こんな時間まで起きてるのは珍しいな
俺「どうした?」
王子「ちょっと眠れなくて」
俺「そうか、俺もだ」
王子「……」
俺「いよいよ明日だな。」
王子「ああ……そうだな。あのな」
俺「なんだ?」
王子「明日別れる時は、笑顔で見送ってくれ。最後に見るのが辛そうなお前の顔じゃいやだから」
そんな約束、できっこない。でもこいつの前では、まだ強がっていたい。だから俺は
俺「分かった。約束する」
と答えるしかなかった。
王子「ん……ありがとう」
王子の笑顔が、俺には痛かった。
11 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/13(火) 01:42:39.50 ID:2D6BSJhV0
翌朝
魔王「では皆様。これまで、ありがとうございました。これで息子も成長できました。」
王子「二人のためにも、立派な王となってみせます。ありがとうございました」
姉「ふふ……頑張ってね」
俺「おう、頑張れよ」
俺は必死に笑顔を作ってそういうのがやっとだった。
魔王「ではこれで」
王子「あ、父さんちょっと待って!」
そういうと王子は、俺の方へ走ってきて、飛び上がって……
王子「ん……」
俺「ふ……むぅ?」
抱きついて、キスをしてきた
俺「な……んで」
王子「さようなら。私が生涯で唯一愛した男」
俺「な!?」
王子「痴漢から助けてくれたとき、とてもかっこいいと思った。あなたが優しくしてくれるのがとても嬉しくなった。あなたが喜んでくれるのが嬉しくなった。……あなたが落ち込んでいる時は……辛かった。どんどん好きになっていった。」
俺は何も言えず、ただ固まるだけ。
魔王「では皆様。これまで、ありがとうございました。これで息子も成長できました。」
王子「二人のためにも、立派な王となってみせます。ありがとうございました」
姉「ふふ……頑張ってね」
俺「おう、頑張れよ」
俺は必死に笑顔を作ってそういうのがやっとだった。
魔王「ではこれで」
王子「あ、父さんちょっと待って!」
そういうと王子は、俺の方へ走ってきて、飛び上がって……
王子「ん……」
俺「ふ……むぅ?」
抱きついて、キスをしてきた
俺「な……んで」
王子「さようなら。私が生涯で唯一愛した男」
俺「な!?」
王子「痴漢から助けてくれたとき、とてもかっこいいと思った。あなたが優しくしてくれるのがとても嬉しくなった。あなたが喜んでくれるのが嬉しくなった。……あなたが落ち込んでいる時は……辛かった。どんどん好きになっていった。」
俺は何も言えず、ただ固まるだけ。
12 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/13(火) 01:54:59.97 ID:2D6BSJhV0
王子「でも私は男だから。外見は女だけど中身は男だから、変なんじゃないかって思った。あなたにおかしいと思われてしまうのが怖かった。でもどのみちあえなくなるから、言おうと思いました。……今までありがとう。そして、さようなら」
そういうと王子たちの体が光りだす。
王子「あなたたちに会えて、本当によかった。」
王子は笑顔。でも目には涙
俺「ま…待て!俺もお前のことが……」
叫ぼうとした次の瞬間には、王子たちの姿はもうなかった。
そういうと王子たちの体が光りだす。
王子「あなたたちに会えて、本当によかった。」
王子は笑顔。でも目には涙
俺「ま…待て!俺もお前のことが……」
叫ぼうとした次の瞬間には、王子たちの姿はもうなかった。
13 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/13(火) 02:06:43.12 ID:2D6BSJhV0
俺「あ……」
姉「やっぱり好きだったのね?中身は男と分かっていて」
俺「うん」
姉「……こんなのって、ないよね」
俺「あのバカ……最後に一言言わせる心遣いくらいしろっての。こっちで何やってたんだよまったく」
俺は結局、好きだって伝えられなかった。
姉「……よく頑張ったね。もう泣いていいよ。……っく…もう…」
姉も耐えていたらしい。その一言が限界だった
俺「ぐっ……う…わぁああああー!!」
姉「ふぇええええん!!えぐ……うわああああん」
俺「ちくしょおおおー!!うわあああああああ……ちくしょおおおおおお!!」
姉「やっぱり好きだったのね?中身は男と分かっていて」
俺「うん」
姉「……こんなのって、ないよね」
俺「あのバカ……最後に一言言わせる心遣いくらいしろっての。こっちで何やってたんだよまったく」
俺は結局、好きだって伝えられなかった。
姉「……よく頑張ったね。もう泣いていいよ。……っく…もう…」
姉も耐えていたらしい。その一言が限界だった
俺「ぐっ……う…わぁああああー!!」
姉「ふぇええええん!!えぐ……うわああああん」
俺「ちくしょおおおー!!うわあああああああ……ちくしょおおおおおお!!」
14 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/13(火) 02:11:36.91 ID:2D6BSJhV0
20年後
俺は普通に就職し、結婚し、子どもをもうけた。
普通の人の、平凡な幸せのうちに生きている
妻「あなた。またそんな悲しそうな目をする」
俺「ああすまん。昔をおもいだしてな」
今もあの時のことは、忘れられない。
妻「ふふ……どこかに恋人でも残してきたんじゃなくて?」
俺「バーロー。お前へのプロポーズの言葉、忘れたか?」
妻「あら?何でしたっけ?もう一度いって下さる?」
俺「く……『お前をこの世界で一番愛することを誓う』」
妻「はい結構」
そう、この世界で……な。本当に未練たらしいやつだな俺も
ま、そんなことを言いながらもこいつのことは愛しているんだけどな。
俺は普通に就職し、結婚し、子どもをもうけた。
普通の人の、平凡な幸せのうちに生きている
妻「あなた。またそんな悲しそうな目をする」
俺「ああすまん。昔をおもいだしてな」
今もあの時のことは、忘れられない。
妻「ふふ……どこかに恋人でも残してきたんじゃなくて?」
俺「バーロー。お前へのプロポーズの言葉、忘れたか?」
妻「あら?何でしたっけ?もう一度いって下さる?」
俺「く……『お前をこの世界で一番愛することを誓う』」
妻「はい結構」
そう、この世界で……な。本当に未練たらしいやつだな俺も
ま、そんなことを言いながらもこいつのことは愛しているんだけどな。
15 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/13(火) 02:22:42.60 ID:2D6BSJhV0
妻「じゃあお昼にしますか」
息子「ただいま~。ちょっと母さん、この子に飯食わせてあげて。迷子らしい」
そういって息子がつれて帰ったのは中学生くらいの女の子。
少女「だから迷子では……」ぐ~
どうやら腹の虫は正直らしい。
妻「あらあら、ではお昼だけでもどうかしら?ね?」
少女「……(コクリ)」
……?なんかいつか見たような光景が……
妻「で、あなたはいったいどこの子なの?」
息子「それがさ、聞いてよ母さん」
少女「私は魔界の王子だ!わけがあってこの姿で人間界に来たんだ!!」
息子「ずっとこの調子だからさ、いい加減疲れたよ。もうアホかと」
そのとき、俺の心臓がものすごい音で鳴った気がした
俺「魔界の……王子?」
少女「アホって言うなぶれいもの~!!」
息子「ただいま~。ちょっと母さん、この子に飯食わせてあげて。迷子らしい」
そういって息子がつれて帰ったのは中学生くらいの女の子。
少女「だから迷子では……」ぐ~
どうやら腹の虫は正直らしい。
妻「あらあら、ではお昼だけでもどうかしら?ね?」
少女「……(コクリ)」
……?なんかいつか見たような光景が……
妻「で、あなたはいったいどこの子なの?」
息子「それがさ、聞いてよ母さん」
少女「私は魔界の王子だ!わけがあってこの姿で人間界に来たんだ!!」
息子「ずっとこの調子だからさ、いい加減疲れたよ。もうアホかと」
そのとき、俺の心臓がものすごい音で鳴った気がした
俺「魔界の……王子?」
少女「アホって言うなぶれいもの~!!」
おわり
16 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/13(火) 02:37:35.42 ID:2D6BSJhV0
姉「というわけで、この話はここで終わり」
俺「中の人の次回作も見てやってください」
姉「あと、王子ちゃんが皆様に一言言いたいそうです」
王子「いや、だからこの格好は……」
姉「はいはい早く」
王子「あ……今まで読んで下さってありがとうございました!!」
俺「それでは皆さん、さようなら」
王子・姉「さよーならー」
俺「中の人の次回作も見てやってください」
姉「あと、王子ちゃんが皆様に一言言いたいそうです」
王子「いや、だからこの格好は……」
姉「はいはい早く」
王子「あ……今まで読んで下さってありがとうございました!!」
俺「それでは皆さん、さようなら」
王子・姉「さよーならー」
というわけで、お付き合いいただきありがとうございました。
つttp://mup.vip2ch.com/dl?f=7820 精一杯の感謝の印です。粗品ですがお納め下さい
いや、本当に粗品ですから……嫌…そんな目で見ないで……その…さよならっ!
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いや、本当に粗品ですから……嫌…そんな目で見ないで……その…さよならっ!