ひょんなことから女の子
◆wjOmYNm0Aw 1-20
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hyon
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98 : 漂流者(茨城県):2007/04/04(水) 00:46:16.20 ID:TMkrn1AE0
第5章:新たなる・・・
第一話
勇人「ん・・・」
目が覚める。いつもの金属音はしない。どうやら自然に目が覚めたらしい
勇人「うーん・・・」
優より早く起きるのは珍しいな・・・って思ったけど今日は土曜日だった。優は休みの日は起きるのが遅いんだよな
勇人「うぐぅ・・・」
うむむ・・・しかし何か質量を感じる。布団の上に何か乗っているみたいだ。そこまで重くは無いが
目が覚めていても、実際、目は閉じたままなので何が乗っているのかは分からない
?「あ、起きたぁ?起きた起きたぁ?暇だよぉ。遊んでぇ」
んー、誰かの声が聞こえる。でも誰だ?とりあえず目を閉じたままシンキングタイム突入
可能性として一番有り得るのが優だ。けど、神に誓って言う。こいつはこんな声をしていない
しかも聞こえた方向から大体予想してみると、布団に乗ってるやつの発した声らしい
優が乗ってるとは考えられん、質量的に考えて・・・。優には失礼だがな
99 : 漂流者(茨城県):2007/04/04(水) 00:47:11.65 ID:TMkrn1AE0
次に考えられるのはトモだ。しかし、優より有り得ない気がする
声は聞いた限り明らかに女性のものだし、体重は普通にトモ>優だろう。質量的に考えても余計有り得ない
というか玄関の鍵は閉めてあるから、外部犯の可能性は薄い
しかし、ここには僕と優以外に生物は・・・
昨日一匹追加されたんだよな・・・
けど、猫が喋るとか有り得ないだろ・・・常識的に考えて・・・
おっけい、どうやら考えても無駄なだけだ。シンキングタイム終了。さっさと正体を見るに限る
そして目を開けようとしたその瞬間
?「起きるぅ!暇だって言ってるでしょぉ!」
凄い勢いで布団を捲くられた。まだ2月だし、今年は例年以上に気温が低いらしく、はっきり言ってかなり寒い
勇人「さむっ!」
無意識でこんなことを呟く。だがそれより布団に乗っている奴の正体を確認しなければ・・・
?「やーっと起きたぁ」
そいつは、僕から捲くった布団を自分の前に捲り上げ、首から上だけを布団からひょこんと出していた
体勢的には僕の仰向けの上に座って布団の端を肩まで持ち上げてる状態。顔しか見えん。いや、問題はそこじゃない
100 : 漂流者(茨城県):2007/04/04(水) 00:47:46.04 ID:TMkrn1AE0
当然ながら第一声は
勇人「・・・誰?」
これしかないよなぁ・・・
?「だ、誰って、朝の挨拶もせずに、しかも人の名前を忘れてるってぇ!?」
優以上に朝っぱらからハイテンションなやつだ
勇人「あー、もう。オハヨウゴザイマス。んで、誰ですか」
?「うぅ・・・挨拶された気がしないぃ・・・。それに、私は私だよぉ!」
私は私だよってオレオレ詐欺娘verですか。不法侵入にオレオレ詐欺。こいつ重罪人だ
勇人「悪い。あいにくだが僕は記憶力皆無なんで。失礼ですがお名前を」
?「ホントに失礼だけどねぇ。私の名付け親じゃないかぁ。鈴だよぉ。秋空鈴ぅ」
おk、これだけは言わせてくれ
勇人「日本語でおk」
鈴?「今の何処が外国語だって言うのさぁ!!」
いや、もちろん日本語なのは分かる。だが
勇人「僕の知ってる秋空鈴は猫です。同姓同名の方ですか?」
101 : 漂流者(茨城県):2007/04/04(水) 00:48:13.35 ID:TMkrn1AE0
鈴?「同姓同名じゃなくて昨日拾ってもらった鈴だよぉ。ホンモノだよぉ・・・。ほらぁ、これ、それにこれも」
そう言って、頭についていた耳をピコピコと動かし、首についている鈴を見せた
勇人「うぅん・・・」
鈴?「まぁ・・・無理してすぐ信じろとは言わないけどぉ」
ハッキリ言って、耳を自由自在に動かしている時点で普通の存在じゃないって分かった。人間にはついてない機能だし
しかし、だからと言って鈴だと簡単に信じられるわけでもないし・・・
うーん、色々と考察の余地がありそうだ