ひょんなことから女の子
『Non title During the title recruitment』6
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hyon
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73 名前: ゴタ 投稿日: 2006/12/09(土) 19:33:28.47 ID:dy5QeFyT0
ほっ、ほっと少しずつ学校へ近づく
いつもならもうちょっと楽なはずなんだけどな、と
いつも以上に重いペダルを
いつもより遅く漕いで
ようやっと学校へと辿り着く
いつもならもうちょっと楽なはずなんだけどな、と
いつも以上に重いペダルを
いつもより遅く漕いで
ようやっと学校へと辿り着く
俺「ふぅ」
いつも着ていた俺のコートは思っていた以上に重く
寒かったはずが、今では汗をかいている
俺「確か、入校許可は事務室だったな……」
普段の学校生活では一度もお世話になったことなどないが場所くらいは知っている
というか、校門から入って一直線なのだから迷いようもないか
俺「すいませーん、許可貰いにきましたぁー」
人のいない受付から部屋の奥へ声をかける
職「はいはーい。何の許可でしょ?」
眼鏡をかけた新任の先生
それなりの人気があると…クラスの女子が行っていたっけ
何処か幼さを残した可愛らしい顔をしている
少し眺めの黒髪も決して視界を邪魔していないからおもしろい
俺「許可取れば自由に回れるって聞いたんですけど……」
それなりに可愛い声と態度はなれたもんだぜ?
あわよくば…この新任事務員を誘ってみるってのもいいかもしれない
職「あー、はい。それじゃあこちらの方に記入してもらえるかな?」
机から取り出された紙、渡すときの笑顔
あー何となく人気だってのも……分かるかな…
いつも着ていた俺のコートは思っていた以上に重く
寒かったはずが、今では汗をかいている
俺「確か、入校許可は事務室だったな……」
普段の学校生活では一度もお世話になったことなどないが場所くらいは知っている
というか、校門から入って一直線なのだから迷いようもないか
俺「すいませーん、許可貰いにきましたぁー」
人のいない受付から部屋の奥へ声をかける
職「はいはーい。何の許可でしょ?」
眼鏡をかけた新任の先生
それなりの人気があると…クラスの女子が行っていたっけ
何処か幼さを残した可愛らしい顔をしている
少し眺めの黒髪も決して視界を邪魔していないからおもしろい
俺「許可取れば自由に回れるって聞いたんですけど……」
それなりに可愛い声と態度はなれたもんだぜ?
あわよくば…この新任事務員を誘ってみるってのもいいかもしれない
職「あー、はい。それじゃあこちらの方に記入してもらえるかな?」
机から取り出された紙、渡すときの笑顔
あー何となく人気だってのも……分かるかな…
74 名前: ゴタ 投稿日: 2006/12/09(土) 19:41:14.31 ID:dy5QeFyT0
記入内容は現在時刻、住所、学校関係者の氏名、まぁその他にも色々とあったのだが何とか全て書ききる
職「はい。それじゃあこれ付けてもらえますか?」
受付の窓から体を乗り出して俺の首に何かをかける
なんというか顔の接近とか?結構ドキッときたね
俺「これ……なんですか?」
職「それがないと校内自由にうろつけないんだ」
く、笑顔の良く似合う先生じゃないか
職「あと、これ」
はい、と手わたされたのは学校の地図
まぁこれがなくても端から端までほぼ全て知っているわけだが
職「それでは、帰る時はもう一度ここにきてください」
ここまで先生を見直に感じたのは初めてだ
俺いつも説教されてたからなぁ
俺「それじゃぁ…図書室にでもいってみます」
別にこんな報告はいらない
でも、何となく言わなくちゃ行けない気がした
廊下では走らないでね、という注意がえらく新鮮に聞こえたのも初めての体験だ
職「はい。それじゃあこれ付けてもらえますか?」
受付の窓から体を乗り出して俺の首に何かをかける
なんというか顔の接近とか?結構ドキッときたね
俺「これ……なんですか?」
職「それがないと校内自由にうろつけないんだ」
く、笑顔の良く似合う先生じゃないか
職「あと、これ」
はい、と手わたされたのは学校の地図
まぁこれがなくても端から端までほぼ全て知っているわけだが
職「それでは、帰る時はもう一度ここにきてください」
ここまで先生を見直に感じたのは初めてだ
俺いつも説教されてたからなぁ
俺「それじゃぁ…図書室にでもいってみます」
別にこんな報告はいらない
でも、何となく言わなくちゃ行けない気がした
廊下では走らないでね、という注意がえらく新鮮に聞こえたのも初めての体験だ
75 名前: ゴタ 投稿日: 2006/12/09(土) 19:54:27.65 ID:dy5QeFyT0
この学校は、図書室の質が高いことで有名だったりする
一般小説、最近の話題作から、問題作。果てはライトノベルや漫画まで置いてある
素晴らしい時間のつぶし場所だった
よく授業中に抜け出しては、ここで漫画をよんでたっけか
俺「おじゃましますぅ……」
およそ1時間目の中程くらいだからこんな所にいる生徒は……いた
そういえば俺がきたときも時々いたなあいつ
眼鏡をかけて、少し長めの黒髪で……と、俺が特徴を言うとあの事務の先生と被るが
圧倒的に暗い。そして先生は男で、こいつは女だ
1年の時同じクラスにいたが一度も話したことはない
2年の時幾度か図書室であったが、やはり一度も話したことはなかった
授業はそれなりにさぼっているが…テストは常に3本指に入る化物でもある
一度も話したことはなかったが…
こーまで授業をさぼっているとなると少々興味がわいてきた
どうせ俺は俺であって俺じゃない
この姿はかりそめ
それならいっそ話してみてもいいんじゃない?
俺「あ、あのー……」
近づきながらなるべく驚かさないように会話を始めるとしようか
一般小説、最近の話題作から、問題作。果てはライトノベルや漫画まで置いてある
素晴らしい時間のつぶし場所だった
よく授業中に抜け出しては、ここで漫画をよんでたっけか
俺「おじゃましますぅ……」
およそ1時間目の中程くらいだからこんな所にいる生徒は……いた
そういえば俺がきたときも時々いたなあいつ
眼鏡をかけて、少し長めの黒髪で……と、俺が特徴を言うとあの事務の先生と被るが
圧倒的に暗い。そして先生は男で、こいつは女だ
1年の時同じクラスにいたが一度も話したことはない
2年の時幾度か図書室であったが、やはり一度も話したことはなかった
授業はそれなりにさぼっているが…テストは常に3本指に入る化物でもある
一度も話したことはなかったが…
こーまで授業をさぼっているとなると少々興味がわいてきた
どうせ俺は俺であって俺じゃない
この姿はかりそめ
それならいっそ話してみてもいいんじゃない?
俺「あ、あのー……」
近づきながらなるべく驚かさないように会話を始めるとしようか
76 名前: ゴタ 投稿日: 2006/12/09(土) 20:04:59.98 ID:dy5QeFyT0
女「………」
反応がない。ただの屍ではなさそうだが
俺「あのー……」
女「………」
俺「すいませんー……」
女「………」
俺「………」
反応がない。横に座ってみても、一切反応がない
読んでいる本は……っと
この時初めて反応。覗き込もうとしたとたん体を反らす
表情に変化はないのだが
覗き込もうとするたびに手が動く
俺「………」
女「………」
図書室ってこんな陰気くさい所だったっけ?
十数分の沈黙
決して関わりを持とうとしない彼女の隣に俺は何を読むでもなくずっと座っていた
ようやっと鳴り始めた鐘
彼女はその音が鳴り止むのを聞き、スクと立ち図書室をあとにする
別に俺もやることないしなぁ……
暇は心に探究心を植え付けた
よし、彼女を追いかけてみよう。教室に入るなら諦めるんだからな
今まで座っていた椅子を机に戻し、俺は図書室を後にした
反応がない。ただの屍ではなさそうだが
俺「あのー……」
女「………」
俺「すいませんー……」
女「………」
俺「………」
反応がない。横に座ってみても、一切反応がない
読んでいる本は……っと
この時初めて反応。覗き込もうとしたとたん体を反らす
表情に変化はないのだが
覗き込もうとするたびに手が動く
俺「………」
女「………」
図書室ってこんな陰気くさい所だったっけ?
十数分の沈黙
決して関わりを持とうとしない彼女の隣に俺は何を読むでもなくずっと座っていた
ようやっと鳴り始めた鐘
彼女はその音が鳴り止むのを聞き、スクと立ち図書室をあとにする
別に俺もやることないしなぁ……
暇は心に探究心を植え付けた
よし、彼女を追いかけてみよう。教室に入るなら諦めるんだからな
今まで座っていた椅子を机に戻し、俺は図書室を後にした