63 名前:コンニャク ◆FNYATSXT5E :2006/12/31(日) 20:29:05.76 ID:oQw5+2u30
「ふあぁ~…暇じゃのう…」
ここは、町外れにある古びた神社。
「まったく、最近の者どもときたら…ぶつぶつ…」
さっきから年寄りくさい事を延々と言っている幼女がいる。
この幼女こそが、この神社が祭っている神様である。
「はぁ…もうすぐで新年だと言うのに…」
だーれも居ない。
「なぜじゃ!この由緒正しい我が社になぜこんのじゃ!」
もう毎年こんな感じ。あと数時間後には、神社のすみっこでいじけてる事だろう。
「うっ…ぐすっ…」
この幼女。既に半泣きである。
「ふあぁ~…暇じゃのう…」
ここは、町外れにある古びた神社。
「まったく、最近の者どもときたら…ぶつぶつ…」
さっきから年寄りくさい事を延々と言っている幼女がいる。
この幼女こそが、この神社が祭っている神様である。
「はぁ…もうすぐで新年だと言うのに…」
だーれも居ない。
「なぜじゃ!この由緒正しい我が社になぜこんのじゃ!」
もう毎年こんな感じ。あと数時間後には、神社のすみっこでいじけてる事だろう。
「うっ…ぐすっ…」
この幼女。既に半泣きである。
「あーあ…今年もロクな事無かったなぁ」
好きな子にはフラれるわ、その他諸々etcetc…ほんっとーーーーに!良い事なんてほんと無かったよ。
「来年は、良いことあるのかなぁ…」
一人で初詣に行く途中、そんな事をかんがえていた。
はぁ…一人で初詣…寂しいなぁ…。
友人知人は、ほとんど年越しの旅行に行ってしまっている。
本当ならさ、好きだったあの子と一緒に初詣っていうイベントがあるはずだったのになぁ…。
いままでは、毎年家からちょっと離れた神社へ、友達と一緒に行っていた。
でも、今年はちょっと事情が違う…。
なんでかって言うとさ、好きだった子が…その神社の子なんだよね…毎年巫女姿で手伝いしてるんだ。
来年はまだ良いけどさ、今回は…やっぱ気まずいよ…。
なので、森の中にある古びた神社へ行ってみようと思うんだ。
と言っても、もう誰も管理してる人が居ないから、パッと見…ただのボロ小屋なんだけどね。
かなり昔は、とても力の強い神様だった。とかいうお話もあるくらいだし、
案外まだ、ご利益が残ってるかもしれないしね。
好きな子にはフラれるわ、その他諸々etcetc…ほんっとーーーーに!良い事なんてほんと無かったよ。
「来年は、良いことあるのかなぁ…」
一人で初詣に行く途中、そんな事をかんがえていた。
はぁ…一人で初詣…寂しいなぁ…。
友人知人は、ほとんど年越しの旅行に行ってしまっている。
本当ならさ、好きだったあの子と一緒に初詣っていうイベントがあるはずだったのになぁ…。
いままでは、毎年家からちょっと離れた神社へ、友達と一緒に行っていた。
でも、今年はちょっと事情が違う…。
なんでかって言うとさ、好きだった子が…その神社の子なんだよね…毎年巫女姿で手伝いしてるんだ。
来年はまだ良いけどさ、今回は…やっぱ気まずいよ…。
なので、森の中にある古びた神社へ行ってみようと思うんだ。
と言っても、もう誰も管理してる人が居ないから、パッと見…ただのボロ小屋なんだけどね。
かなり昔は、とても力の強い神様だった。とかいうお話もあるくらいだし、
案外まだ、ご利益が残ってるかもしれないしね。
64 名前:コンニャク ◆FNYATSXT5E :2006/12/31(日) 20:30:38.39 ID:oQw5+2u30
「つ、ついた…けど…」
さすがに周囲は真っ暗になっている。
今日は晴れてるから、月明かりでなんとか道は見えるものの…これは…。
何か変なのが出てきそうでやだなぁ…。
う…うぅ…お願い事すませて帰ろう…。
ガランガランと鈴を鳴らし、二回おじぎをし、2回柏手を打ち、もう一度おじぎをした。
「今年こそ良い出会いがありますように…あ、それと他にも良いことありますように… それとそれと……お年玉を……」
「そなた!今願い事をしたな!しかと聞いたぞ!叶えてつかわす!叶えてつかわすぞおおおおお!」
叫びながら、なんかぼやーっと光った幼女が飛び出してきた。
一瞬、何なのか判らなかったね。ぼや~っと光る何かが、何かを叫びながら俺に突進してきたんだ。
そりゃあもうビックリしたのなんのって…だから。
「ぎゃああああああああ、化け物だああああああああああああ」
俺は気絶した。
暗くなる意識の中で「な、何!?化け物じゃと!?どこじゃ!どこじゃ!?」
なんていう涙声の、幼い声が聞こえていた。
「つ、ついた…けど…」
さすがに周囲は真っ暗になっている。
今日は晴れてるから、月明かりでなんとか道は見えるものの…これは…。
何か変なのが出てきそうでやだなぁ…。
う…うぅ…お願い事すませて帰ろう…。
ガランガランと鈴を鳴らし、二回おじぎをし、2回柏手を打ち、もう一度おじぎをした。
「今年こそ良い出会いがありますように…あ、それと他にも良いことありますように… それとそれと……お年玉を……」
「そなた!今願い事をしたな!しかと聞いたぞ!叶えてつかわす!叶えてつかわすぞおおおおお!」
叫びながら、なんかぼやーっと光った幼女が飛び出してきた。
一瞬、何なのか判らなかったね。ぼや~っと光る何かが、何かを叫びながら俺に突進してきたんだ。
そりゃあもうビックリしたのなんのって…だから。
「ぎゃああああああああ、化け物だああああああああああああ」
俺は気絶した。
暗くなる意識の中で「な、何!?化け物じゃと!?どこじゃ!どこじゃ!?」
なんていう涙声の、幼い声が聞こえていた。
「う、うぅ…なんだ、夢か…」
あぁびっくりした。この神社、何か居るのかなぁ…化け物に食い殺される夢を見るなんて…。
「おお、ようやく目が覚めたか。寝ぼすけな奴じゃ、いつまでもグースカ寝おって」
…なんだこの光る幼女は。まだ夢見てるのかな…。
「おぬしの願い、しかと叶えたぞ。力が弱まってるせいで、一つしか叶えられんかったがな」
変な喋り方をする幼女だなぁ…。
「おい、聞いておるのか?」
「あ、うん…聞いてるよ。どうしたのこんな所で…迷子?」
いくら町から近いといっても、こんな時間に一人じゃ危ないよ。
もう願い事もしたし…この子を送っていってあげよう。
「迷子とは失礼じゃな!わしはこの社の神ぞ!」
あぁ、なるほど。ちょっと頭が可愛そうな子なんだな。
「はいはい、わかったわかった。わかったから、お母さんの所へ送っていってあげるね」
頭をなでなでしてあげた。…あれ?なんかこの子怒ってる?
あぁびっくりした。この神社、何か居るのかなぁ…化け物に食い殺される夢を見るなんて…。
「おお、ようやく目が覚めたか。寝ぼすけな奴じゃ、いつまでもグースカ寝おって」
…なんだこの光る幼女は。まだ夢見てるのかな…。
「おぬしの願い、しかと叶えたぞ。力が弱まってるせいで、一つしか叶えられんかったがな」
変な喋り方をする幼女だなぁ…。
「おい、聞いておるのか?」
「あ、うん…聞いてるよ。どうしたのこんな所で…迷子?」
いくら町から近いといっても、こんな時間に一人じゃ危ないよ。
もう願い事もしたし…この子を送っていってあげよう。
「迷子とは失礼じゃな!わしはこの社の神ぞ!」
あぁ、なるほど。ちょっと頭が可愛そうな子なんだな。
「はいはい、わかったわかった。わかったから、お母さんの所へ送っていってあげるね」
頭をなでなでしてあげた。…あれ?なんかこの子怒ってる?
65 名前:コンニャク ◆FNYATSXT5E :2006/12/31(日) 20:30:59.15 ID:oQw5+2u30
「ぶ、ぶぶぶ…無礼者ぉぉぉぉぉ!!」
「こんな無礼な者とは思わなかったわ!もう良い、わしは帰る!」
スー…っと光る幼女は消えていった。
「あれ…?今…消えた……?ほ、本物の幽霊!?」
うわぁ、初めて見ちゃったよ、幽霊。ほんとにいたんだなぁ…。
「自縛霊かな…それとも浮遊霊かな」
うーん、幽霊にも足ってあるだねぇ、ちょっとした発見だよ。
「お、おぬし…いい加減にせぬと、わしにも考えがあるぞ」
また出てきた。
「うわぁぁぁぁーーー!また出たーーー!」
「だから!わしはこの社の神だと言っておろうが!そんな低俗な者と一緒にするでないわ!」
幼女が怒ってぽかぽかと叩いてくる。ちょっと和んだ。
「か、神様…?こんなボロっちぃ神社に?」
思わず本音が出ちゃったよ。
あ、幼女が涙目になってる。
「お、おぬし…言ってはならぬ事をぉぉ……うっ…ぐすっ…」
「あわわっ…ごめん!つい本音がポロッと出ちゃって…!」
しまった…トドメをさしちゃった。
「せっかく願い事を叶えてやったというのに…うっ、うわぁぁぁぁん」
あー…泣いちゃったよ。どうしよ、こっそり帰ろうかな?
……あれ?願い事って…。
「ね、ねぇ…願い事って?」
「ぐすっ…先ほど、おぬしが願い事したじゃろ?それを叶えてやったのじゃ!…ぐすっ」
!!!。ど、どの願いだろ?
「ど、どの願い事を叶えてくれたの!?」
最初のだったら…良いなぁ…。
「ぶ、ぶぶぶ…無礼者ぉぉぉぉぉ!!」
「こんな無礼な者とは思わなかったわ!もう良い、わしは帰る!」
スー…っと光る幼女は消えていった。
「あれ…?今…消えた……?ほ、本物の幽霊!?」
うわぁ、初めて見ちゃったよ、幽霊。ほんとにいたんだなぁ…。
「自縛霊かな…それとも浮遊霊かな」
うーん、幽霊にも足ってあるだねぇ、ちょっとした発見だよ。
「お、おぬし…いい加減にせぬと、わしにも考えがあるぞ」
また出てきた。
「うわぁぁぁぁーーー!また出たーーー!」
「だから!わしはこの社の神だと言っておろうが!そんな低俗な者と一緒にするでないわ!」
幼女が怒ってぽかぽかと叩いてくる。ちょっと和んだ。
「か、神様…?こんなボロっちぃ神社に?」
思わず本音が出ちゃったよ。
あ、幼女が涙目になってる。
「お、おぬし…言ってはならぬ事をぉぉ……うっ…ぐすっ…」
「あわわっ…ごめん!つい本音がポロッと出ちゃって…!」
しまった…トドメをさしちゃった。
「せっかく願い事を叶えてやったというのに…うっ、うわぁぁぁぁん」
あー…泣いちゃったよ。どうしよ、こっそり帰ろうかな?
……あれ?願い事って…。
「ね、ねぇ…願い事って?」
「ぐすっ…先ほど、おぬしが願い事したじゃろ?それを叶えてやったのじゃ!…ぐすっ」
!!!。ど、どの願いだろ?
「ど、どの願い事を叶えてくれたの!?」
最初のだったら…良いなぁ…。
66 名前:コンニャク ◆FNYATSXT5E :2006/12/31(日) 20:31:16.53 ID:oQw5+2u30
「落とし玉じゃ…」
…?お年玉?
「あ、お年玉を一杯ください。っていうやつ?」
「うむ、一杯くださいっていうのがようわからなかったのでな、
とりあえず落とし玉を叶えてやったのじゃ…」
「えーっと…何か勘違いしてるんじゃ…」
「何を言う!落とし玉といえばこれじゃろ?玉を落とすっていうヤツじゃろ?
しかしまぁ、落とすだけなのもアレなのでな、おまけしといてやったぞ」
えっへんと、無い胸を一生懸命張る幼女。
「…いや、お年玉っていうのはさ、お金の事なんだけど…」
普通そうだよね?
「ビクッ…えーっと…それじゃ!わしはこの辺でな!」
スーっと消えていく幼女。
「あ、こら!待て!!」
既に幼女の姿は無い。
にしても、落とし玉っていったい…?
玉を落とすわけだよね?…んー。
あ……まさか…。
おそるおそる…ズボンの中に手を入れてみる。
スカッ…と、手は空しく空をきった。
「ああああああああ!!無い!無い…!」
「こらーーーー!!俺のナニとタマ返せーーー!」
よく見れば、髪も随分長くなっているし、胸もちょっとだけどあるみたいだ…。
「こんなオヤジギャグあんまりだぁぁぁー!」
ていうか、これ元に戻るの?
「落とし玉じゃ…」
…?お年玉?
「あ、お年玉を一杯ください。っていうやつ?」
「うむ、一杯くださいっていうのがようわからなかったのでな、
とりあえず落とし玉を叶えてやったのじゃ…」
「えーっと…何か勘違いしてるんじゃ…」
「何を言う!落とし玉といえばこれじゃろ?玉を落とすっていうヤツじゃろ?
しかしまぁ、落とすだけなのもアレなのでな、おまけしといてやったぞ」
えっへんと、無い胸を一生懸命張る幼女。
「…いや、お年玉っていうのはさ、お金の事なんだけど…」
普通そうだよね?
「ビクッ…えーっと…それじゃ!わしはこの辺でな!」
スーっと消えていく幼女。
「あ、こら!待て!!」
既に幼女の姿は無い。
にしても、落とし玉っていったい…?
玉を落とすわけだよね?…んー。
あ……まさか…。
おそるおそる…ズボンの中に手を入れてみる。
スカッ…と、手は空しく空をきった。
「ああああああああ!!無い!無い…!」
「こらーーーー!!俺のナニとタマ返せーーー!」
よく見れば、髪も随分長くなっているし、胸もちょっとだけどあるみたいだ…。
「こんなオヤジギャグあんまりだぁぁぁー!」
ていうか、これ元に戻るの?