94 名前: 愛のVIP戦士 2007/02/25(日) 23:08:06.09 ID:lnv5QULXO
何年か前に流行ったポップスがエンドレスで流れる店内。少し早く来すぎた俺は、コーヒーを飲みながら中原さんを待つことにした。
…変な雰囲気の店だがなかなか美味い。
店員が「ブーン」などと言って走り回っているのは何故だろうか?
そんな事を考えていると彼女がやってきた。
「おまたせ~。時間前に来るなんてお姉さんは感心したぞ♪」
「こんにちわ。今日は宜しくお願いします」
「いえ、こちらこそ」
二人して深々と頭を下げる。
「それにしても須賀さん………ほんっとうに可愛いわ~。見た目もそうだけど内面から愛らしさが溢れているわ」
そう言って中原さんは前後左右から俺の事を見る。
…ちょっと照れくさい。
「うんうん。私の目に狂いは無し!じゃあ最初に、アンケートお願いね~」
「はい、分かりました」
質問の量が多く、渡されたアンケート用紙の空欄を全て埋めるに15分くらいかかった。
書き終ったそれを中原さんに渡す。
…変な雰囲気の店だがなかなか美味い。
店員が「ブーン」などと言って走り回っているのは何故だろうか?
そんな事を考えていると彼女がやってきた。
「おまたせ~。時間前に来るなんてお姉さんは感心したぞ♪」
「こんにちわ。今日は宜しくお願いします」
「いえ、こちらこそ」
二人して深々と頭を下げる。
「それにしても須賀さん………ほんっとうに可愛いわ~。見た目もそうだけど内面から愛らしさが溢れているわ」
そう言って中原さんは前後左右から俺の事を見る。
…ちょっと照れくさい。
「うんうん。私の目に狂いは無し!じゃあ最初に、アンケートお願いね~」
「はい、分かりました」
質問の量が多く、渡されたアンケート用紙の空欄を全て埋めるに15分くらいかかった。
書き終ったそれを中原さんに渡す。
95 名前: 愛のVIP戦士 2007/02/25(日) 23:08:56.52 ID:lnv5QULXO
「ふんふん………ほぉほぉ………へぇ………」
アンケートを凝視する中原さんはキリッとしていてカッコいい。
思わず見惚れていると
「須賀さ~ん、性別のところ………男の子になってるけど?」
中原さんは不思議そうに首を傾げる。俺は男なんだから何も可笑しい事でもなかろうに。
「それはそうですよ。だって俺、男ですもん」
「ふぇ?」
アンケートを凝視する中原さんはキリッとしていてカッコいい。
思わず見惚れていると
「須賀さ~ん、性別のところ………男の子になってるけど?」
中原さんは不思議そうに首を傾げる。俺は男なんだから何も可笑しい事でもなかろうに。
「それはそうですよ。だって俺、男ですもん」
「ふぇ?」
96 名前: 愛のVIP戦士 2007/02/25(日) 23:10:23.18 ID:lnv5QULXO
「えっ?ちょっと待って」
―ぺたぺた
―ふにふに
ほっぺたを触ったり揉んだりされる。
「こんなにモチモチでしっとりしてるのに男の子?ちょっと立ってみて」
俺は言われるままに立ち上がる。
すると、中原さんの手が股間めがけて伸びてくるじゃないか。
「ちょ…」
止めて下さい、と言う前に
「きゃんっ!」
しっかりと握られてしまった。
「ついてる…。しかも立派なのが…」
「あの…中原さん離してもらえませんか?これ以上はヤヴぁいんで………」
「あひゃ?………あぁ!ごめんなさい!」
―ぺたぺた
―ふにふに
ほっぺたを触ったり揉んだりされる。
「こんなにモチモチでしっとりしてるのに男の子?ちょっと立ってみて」
俺は言われるままに立ち上がる。
すると、中原さんの手が股間めがけて伸びてくるじゃないか。
「ちょ…」
止めて下さい、と言う前に
「きゃんっ!」
しっかりと握られてしまった。
「ついてる…。しかも立派なのが…」
「あの…中原さん離してもらえませんか?これ以上はヤヴぁいんで………」
「あひゃ?………あぁ!ごめんなさい!」
97 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI 2007/02/25(日) 23:11:16.73 ID:lnv5QULXO
「それにしても男の子だったとはねぇ…」
「電話で下の名前言ったじゃないですか!」
中原さんはほっぺを膨らませて
「だってさ?『まさき』って名前の女の子だっているじゃない?顔は可愛いし、声だって女の子みたいじゃない」
開き直ったみたいだ。
「どうせ、女みたいな男ですよ俺は」
と、いじけてみる。
中原さんは暫く唸ったりして考えていたかと思うと立ち上がり
「…でも、考え方によっては貴方の特徴は武器になるわね…」
そう呟き、携帯を取り出す。
「あっ、社長ですか?………はい……一昨日の……ええ……じゃあお願いします」
電話を切ると満面の笑み。
「じゃ、行きましょう!」
「どこへ?」
「事務所~!」
そのまま喫茶店から拉致されるのだった。
「電話で下の名前言ったじゃないですか!」
中原さんはほっぺを膨らませて
「だってさ?『まさき』って名前の女の子だっているじゃない?顔は可愛いし、声だって女の子みたいじゃない」
開き直ったみたいだ。
「どうせ、女みたいな男ですよ俺は」
と、いじけてみる。
中原さんは暫く唸ったりして考えていたかと思うと立ち上がり
「…でも、考え方によっては貴方の特徴は武器になるわね…」
そう呟き、携帯を取り出す。
「あっ、社長ですか?………はい……一昨日の……ええ……じゃあお願いします」
電話を切ると満面の笑み。
「じゃ、行きましょう!」
「どこへ?」
「事務所~!」
そのまま喫茶店から拉致されるのだった。
144 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI 2007/02/26(月) 23:21:50.09 ID:lQeIjpwEO
中原さんに拉致られて着いた先は、なんかボロい………じゃなかった。歴史を感じる小さな建物だった。
「社長~、戻りました♪」
「おぅ!おかえり!」
社長と呼ばれたその人は、ル○ン三世をそのまま実写化したような人だった。
…声は渡○也みたいでミスマッチしてたけど。
「ほぅ………育子ちゃんが言った通りなかなか可愛いじゃないの。名前は?」
「初めまして、須賀正樹と言います」
社長さんは俺を暫く見つめると
「や ら な い か ?」
と言った。
何をするんだろう?
「社長!馬鹿な事ばっか言ってないで………」
「分かってるって。早速写真撮るから育子ちゃん、準備してきて」
「はい、分かりました。須賀君、私についてきてね♪」
「社長~、戻りました♪」
「おぅ!おかえり!」
社長と呼ばれたその人は、ル○ン三世をそのまま実写化したような人だった。
…声は渡○也みたいでミスマッチしてたけど。
「ほぅ………育子ちゃんが言った通りなかなか可愛いじゃないの。名前は?」
「初めまして、須賀正樹と言います」
社長さんは俺を暫く見つめると
「や ら な い か ?」
と言った。
何をするんだろう?
「社長!馬鹿な事ばっか言ってないで………」
「分かってるって。早速写真撮るから育子ちゃん、準備してきて」
「はい、分かりました。須賀君、私についてきてね♪」
145 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI 2007/02/26(月) 23:24:29.29 ID:lQeIjpwEO
「あっはっは!ホントに可愛いぞ!なぁ育子ちゃん?」
「はい!やはり私の目に狂いはありませんでした♪」
これから写真撮影をする。
…が、何で女の子の格好………しかもメイドコス(ツインテ)なのか?
尋ねたところ
「ごめんね~。君の魅力を一発で引き出すだけの衣装がこれしかなかったのよ~♪」
と、中原さんが答えた。
「うむ!これでうちの事務所も新しいジャンルにチャレンジ出来るってぇもんだ!」
張り切る社長。
「あの、新しいジャンルって?」
『女装っ子タレント♪』
綺麗にハモった。
女装タレントって響きに軽く落ち込んでいると
「須賀君?女装って嫌かな?」
中原さんが下から覗き込む様に見つめる。
「はい!やはり私の目に狂いはありませんでした♪」
これから写真撮影をする。
…が、何で女の子の格好………しかもメイドコス(ツインテ)なのか?
尋ねたところ
「ごめんね~。君の魅力を一発で引き出すだけの衣装がこれしかなかったのよ~♪」
と、中原さんが答えた。
「うむ!これでうちの事務所も新しいジャンルにチャレンジ出来るってぇもんだ!」
張り切る社長。
「あの、新しいジャンルって?」
『女装っ子タレント♪』
綺麗にハモった。
女装タレントって響きに軽く落ち込んでいると
「須賀君?女装って嫌かな?」
中原さんが下から覗き込む様に見つめる。
146 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI 2007/02/26(月) 23:27:27.88 ID:lQeIjpwEO
「そりゃあそうですよ。仮にも俺は男なんだから」
「本当かしら?自分って結構イケてるじゃん!そこらの女より可愛い!………って少しも思わなかった?いいえ!思ったはずよっっ!」
―ビシィっ!
と、指を指しながら言う彼女に
「まぁ、少しは思ったかも」
などと答えたのが運の尽き。
「じゃあ社長!須賀君は女装っ子として売り出しましょう!」
「いいよ!けって~!芸名は育子ちゃんに任せるから、宜しくね♪」
こうして、俺の芸能活動が幕を開けた。
社長が撮った俺の写真は可愛くて、自分が男なら惚れちゃうかも知れない………って自惚れ過ぎか。
「本当かしら?自分って結構イケてるじゃん!そこらの女より可愛い!………って少しも思わなかった?いいえ!思ったはずよっっ!」
―ビシィっ!
と、指を指しながら言う彼女に
「まぁ、少しは思ったかも」
などと答えたのが運の尽き。
「じゃあ社長!須賀君は女装っ子として売り出しましょう!」
「いいよ!けって~!芸名は育子ちゃんに任せるから、宜しくね♪」
こうして、俺の芸能活動が幕を開けた。
社長が撮った俺の写真は可愛くて、自分が男なら惚れちゃうかも知れない………って自惚れ過ぎか。