112 名前: ひよこ(埼玉県) :2007/04/15(日) 12:20:41.99 ID:MFjnidJp0
俺は、今の今まで自分を幸運な人間だと思ってきた。
世界的にも有数な金持ちの息子で、しかも次男な為特に親からの過剰な期待もない。
家を継ぐのは優秀な兄貴であり、期待されていないとはひどい言い方かもしれないが、別に見放されているわけでもなく両親も兄貴も俺を愛してくれている。
お陰で俺は高校生だと言うのに現在ウハウハな一人暮らし中だ。
毎月十分な仕送りもあり、加えて毎週実家からメイドが派遣されて、俺の部屋を片付けて言ってくれるのでいくらだらしない生活をしようと一定以上には汚れない。
まあその分、土曜日に親友の友に俺のエロ関係の事物は全て預けとかないといけないのだが。
意外と潔癖なんだもんなああの人。顔真っ赤にして俺を叱る姿は見物だったけど、毎週説教されるのも適わんし、親父やお袋に報告されるのもいやだ。
別に怒らずにむしろ笑って聞きそうな奴らだが、家族に自分の性癖を知られるなんて冗談じゃない。
どうだ? コレが友人たちからも結構羨ましがられてる俺の生活。
金持ちの親に生まれると言う幸運ののみで手に入ったものだ。
俺ってついてるだろ? 日本でもかなりのラッキーボーイじゃね?
俺は、今の今まで自分を幸運な人間だと思ってきた。
世界的にも有数な金持ちの息子で、しかも次男な為特に親からの過剰な期待もない。
家を継ぐのは優秀な兄貴であり、期待されていないとはひどい言い方かもしれないが、別に見放されているわけでもなく両親も兄貴も俺を愛してくれている。
お陰で俺は高校生だと言うのに現在ウハウハな一人暮らし中だ。
毎月十分な仕送りもあり、加えて毎週実家からメイドが派遣されて、俺の部屋を片付けて言ってくれるのでいくらだらしない生活をしようと一定以上には汚れない。
まあその分、土曜日に親友の友に俺のエロ関係の事物は全て預けとかないといけないのだが。
意外と潔癖なんだもんなああの人。顔真っ赤にして俺を叱る姿は見物だったけど、毎週説教されるのも適わんし、親父やお袋に報告されるのもいやだ。
別に怒らずにむしろ笑って聞きそうな奴らだが、家族に自分の性癖を知られるなんて冗談じゃない。
どうだ? コレが友人たちからも結構羨ましがられてる俺の生活。
金持ちの親に生まれると言う幸運ののみで手に入ったものだ。
俺ってついてるだろ? 日本でもかなりのラッキーボーイじゃね?
114 名前: ひよこ(埼玉県) :2007/04/15(日) 12:21:14.27 ID:MFjnidJp0
俺もそう思ってた。今日、こうして家に帰ってくるまでは。
家は2LDKのオートロック付マンションだ。
ガチャリと鍵を開けて、中に入る。
その時俺はすぐに違和感に気づいた。
玄関の電気が点けっぱなしだ。いや、居間の電気も点いている。
とはいえ玄関に置かれていた靴を見て、俺は一瞬考えた泥棒かという想像を打ち切った。
友がいつも履いてるスニーカーだった。
あいつは俺の家の合鍵を持っている。
友は家と違い、親との関係が非常に悪い。
その上父親がかなり腐った人物だ。
その為友は親と喧嘩しては家出をして、俺はそれを良く匿っていた。
だから、勝手に家に上がってるのは変じゃない。
「変だな」
だが新たな違和感がある。おかしい。今日友は学校を休んだ。
風邪を引いたかどうだったか理由は忘れたが、とにかく休んでいた。
その友の靴が、なぜここにあるんだ?
朝親と喧嘩しても、学校には来てその後俺に匿ってくれるよう打診してくるのが今までのセオリーだったと言うのに。
家は2LDKのオートロック付マンションだ。
ガチャリと鍵を開けて、中に入る。
その時俺はすぐに違和感に気づいた。
玄関の電気が点けっぱなしだ。いや、居間の電気も点いている。
とはいえ玄関に置かれていた靴を見て、俺は一瞬考えた泥棒かという想像を打ち切った。
友がいつも履いてるスニーカーだった。
あいつは俺の家の合鍵を持っている。
友は家と違い、親との関係が非常に悪い。
その上父親がかなり腐った人物だ。
その為友は親と喧嘩しては家出をして、俺はそれを良く匿っていた。
だから、勝手に家に上がってるのは変じゃない。
「変だな」
だが新たな違和感がある。おかしい。今日友は学校を休んだ。
風邪を引いたかどうだったか理由は忘れたが、とにかく休んでいた。
その友の靴が、なぜここにあるんだ?
朝親と喧嘩しても、学校には来てその後俺に匿ってくれるよう打診してくるのが今までのセオリーだったと言うのに。
115 名前: ひよこ(埼玉県) :2007/04/15(日) 12:22:07.75 ID:MFjnidJp0
居間の扉を開けつつ俺は口を開き、
「おい友!! お前今日学校休んだのに家で何…………!?」
そのまま、しばらくポカンと口を開けていた。
居間の扉を開けつつ俺は口を開き、
「おい友!! お前今日学校休んだのに家で何…………!?」
そのまま、しばらくポカンと口を開けていた。
俺は今まで自分が幸運な人間だと思ってきた。今でも、少なくとも自分が不運だとは思っていない。
だが、
「誰だお前……?」
だが、
「誰だお前……?」
結構高いらしいソファーに、少女が眠っていた。
眠っているから聞いても無駄だと思うのだが、疑問は勝手に口からこぼれ出たのだ。
眠っているから聞いても無駄だと思うのだが、疑問は勝手に口からこぼれ出たのだ。
俺は不運な人間では断じて無いだろう。
しかし世界は安定を好むそうだ。どっかのエロゲかラノベで読んだ。
ならば、コレまで幸運だった俺が、他の連中と釣り合うくらいまでは、ここからずっと俺の不運が始まるのでは?
しかし世界は安定を好むそうだ。どっかのエロゲかラノベで読んだ。
ならば、コレまで幸運だった俺が、他の連中と釣り合うくらいまでは、ここからずっと俺の不運が始まるのでは?
俺の目の前で、無防備に眠る見知らぬ少女を見て、そんないやな予感が、ふと頭を掠めた。