79 : 留学生(樺太) :2007/04/07(土) 11:43:20.02 ID:tBv7h+8NO
「こっちが僕の部屋だから」
柳内さんに連れられて彼の部屋に入る。
…広い。ザッと見て畳が30枚分はありそうだ。テーブルの上にノートパソコン、他にはベッドとタンス、クローゼットしかなく些か殺風景な感じがする。
「そこの椅子に座っていいですよ」
勧められるままに座る。
「柳内さん、早速だけど私が女の子になったのは何故なの?」
「まぁ、ぶっちゃけて言うと…………」
「言うと?」
「貴方は私の魔法にかかりました」
「成程。魔法なら仕方ないですね」
「普通の子ならもっと驚くのですけど………」
あまり驚かない私に柳内さんが驚く。
「普通の子ではないって事ですよ、柳内さん?」
そう言って私は彼に向かって右手を尽き出すと
「もっと簡単に説明しなさいよ!!!!」
叫びながら魔力を載せて解放。油断していたのか部屋の隅まで吹っ飛び、壁に打ち付けられる。
「イタタタタ…」
腰を擦りながら立ち上がるが、大して痛そうには見えない。壁にぶつかる間際に衝撃を殺したのだろう。
「…須川さんも魔法使えるんですか。だったら余計な説明は必要ないですね」
「そ~ゆうこと」
私は一泡吹かせてやった喜びから笑顔になる。
「あ、可愛い。今の笑顔は卑怯です」
赤くなってうつ向く柳内透。
「好きです!一発やらせてください」
そう言って私に襲いかかる。ヒョロヒョロの見た目からは想像出来ない腕力があることに驚いた。
「ちょ、待て!私まだ中二だぞ!止めろロリコン!」
「柳内透28歳。断じてロリコン等ではない!」
…ってパンツ脱いでる!誰か助けて!
「こっちが僕の部屋だから」
柳内さんに連れられて彼の部屋に入る。
…広い。ザッと見て畳が30枚分はありそうだ。テーブルの上にノートパソコン、他にはベッドとタンス、クローゼットしかなく些か殺風景な感じがする。
「そこの椅子に座っていいですよ」
勧められるままに座る。
「柳内さん、早速だけど私が女の子になったのは何故なの?」
「まぁ、ぶっちゃけて言うと…………」
「言うと?」
「貴方は私の魔法にかかりました」
「成程。魔法なら仕方ないですね」
「普通の子ならもっと驚くのですけど………」
あまり驚かない私に柳内さんが驚く。
「普通の子ではないって事ですよ、柳内さん?」
そう言って私は彼に向かって右手を尽き出すと
「もっと簡単に説明しなさいよ!!!!」
叫びながら魔力を載せて解放。油断していたのか部屋の隅まで吹っ飛び、壁に打ち付けられる。
「イタタタタ…」
腰を擦りながら立ち上がるが、大して痛そうには見えない。壁にぶつかる間際に衝撃を殺したのだろう。
「…須川さんも魔法使えるんですか。だったら余計な説明は必要ないですね」
「そ~ゆうこと」
私は一泡吹かせてやった喜びから笑顔になる。
「あ、可愛い。今の笑顔は卑怯です」
赤くなってうつ向く柳内透。
「好きです!一発やらせてください」
そう言って私に襲いかかる。ヒョロヒョロの見た目からは想像出来ない腕力があることに驚いた。
「ちょ、待て!私まだ中二だぞ!止めろロリコン!」
「柳内透28歳。断じてロリコン等ではない!」
…ってパンツ脱いでる!誰か助けて!
102 : 留学生(樺太) :2007/04/07(土) 21:36:54.84 ID:tBv7h+8NO
―30分後。
私の抵抗も願いも虚しく、柳内透に女の子が最も望まない形で処女を奪われてしまった。
「………………変態」
それだけ言うので精一杯。
「……………………」
気まずい雰囲気が流れる。
柳内さんも我に返ったのか、落ち込んだ顔をしていた。
…私よりも。
「透様~、お茶をお持ちしました………って何をなさってたんですか。お二人とも裸で?」
「…ヒック…あっ…………あまがわざ~ん」
やって来た天川さんに泣きながら抱きつく。
「ど、どうしたんですか須川さん?…まさか………透様!」
天川さんはようやく状況が呑み込めた様だった。
「………やっちゃいました」
「事情は分かりました。とりあえず須川さんは着替えましょう。立てますか?」
立ち上がろうとしたが腰が抜けてしまっているようだ。うまく立てない。
「では、私が連れていきます。それと透様は部屋を片付けておいて下さい」
「…はい」
しょんぼりしている柳内さんを残して部屋を後にした。
―30分後。
私の抵抗も願いも虚しく、柳内透に女の子が最も望まない形で処女を奪われてしまった。
「………………変態」
それだけ言うので精一杯。
「……………………」
気まずい雰囲気が流れる。
柳内さんも我に返ったのか、落ち込んだ顔をしていた。
…私よりも。
「透様~、お茶をお持ちしました………って何をなさってたんですか。お二人とも裸で?」
「…ヒック…あっ…………あまがわざ~ん」
やって来た天川さんに泣きながら抱きつく。
「ど、どうしたんですか須川さん?…まさか………透様!」
天川さんはようやく状況が呑み込めた様だった。
「………やっちゃいました」
「事情は分かりました。とりあえず須川さんは着替えましょう。立てますか?」
立ち上がろうとしたが腰が抜けてしまっているようだ。うまく立てない。
「では、私が連れていきます。それと透様は部屋を片付けておいて下さい」
「…はい」
しょんぼりしている柳内さんを残して部屋を後にした。
103 : 留学生(樺太) :2007/04/07(土) 21:37:44.17 ID:tBv7h+8NO
天川さんの部屋で着替えをしてもらい、温かいお茶を飲むと気持ちがほんの少し落ち着いてきた。
「大丈夫ですか?」
「………はい」
「恐かったですか?」
「………はい」
「透様の事が好きですか?」
「………はい」
ちょっと待て。今の返答は違うぞ?
「好きじゃないです!それどころか嫌いです!大っ嫌い!私のことを女の子にした挙句………レ………レレレ………レイプしたんですよ!?」
「…ふふふ。それだけ言えれば大丈夫ですね」
天川さんはにこっと笑って抱き締めてくれた。
「透様に言いたい事を言ってやればいいですよ!」
「はい!」
天川さんの部屋で着替えをしてもらい、温かいお茶を飲むと気持ちがほんの少し落ち着いてきた。
「大丈夫ですか?」
「………はい」
「恐かったですか?」
「………はい」
「透様の事が好きですか?」
「………はい」
ちょっと待て。今の返答は違うぞ?
「好きじゃないです!それどころか嫌いです!大っ嫌い!私のことを女の子にした挙句………レ………レレレ………レイプしたんですよ!?」
「…ふふふ。それだけ言えれば大丈夫ですね」
天川さんはにこっと笑って抱き締めてくれた。
「透様に言いたい事を言ってやればいいですよ!」
「はい!」
104 : 留学生(樺太) :2007/04/07(土) 21:38:21.21 ID:tBv7h+8NO
再び柳内さんの部屋。
「須川さん………」
「いつまで落ち込んでんのよレイプマン!」
「レ、レイプマン?」
「私が間違った事を言いましたか柳内さん?」
「い、言ってません」
「それで………あんなことをした理由は?」
「須川さんがあんまり可愛かったもんだから理性が吹っ飛びました」
まぁ、そんなところだろう。
天川さんの部屋の鏡で今の私の姿を確認したが、かなりの美少女だった。
「…い、痛かったんだからね!」
「ご、ごめんなさい」
「まぁいいわ。さっきの事は忘れてあげるから!」
「許してくれるの?」
それまで黙っていた天川さんが語気を荒げる。
「許してあげるなんて昌ちゃんは言いましたか透様?『忘れる』って言ったんです!」
「はい!」
「透様!責任をお取りなさい」
『はい?』
ポカンと口を開く私と柳内さん。
え?責任って何?
私は犬に噛まれたと思っての意味で忘れると言ったんですが?
「昌ちゃんと結婚しなさいと言ったんです!」
『…???………はい~!!!???』
何、この急展開?
再び柳内さんの部屋。
「須川さん………」
「いつまで落ち込んでんのよレイプマン!」
「レ、レイプマン?」
「私が間違った事を言いましたか柳内さん?」
「い、言ってません」
「それで………あんなことをした理由は?」
「須川さんがあんまり可愛かったもんだから理性が吹っ飛びました」
まぁ、そんなところだろう。
天川さんの部屋の鏡で今の私の姿を確認したが、かなりの美少女だった。
「…い、痛かったんだからね!」
「ご、ごめんなさい」
「まぁいいわ。さっきの事は忘れてあげるから!」
「許してくれるの?」
それまで黙っていた天川さんが語気を荒げる。
「許してあげるなんて昌ちゃんは言いましたか透様?『忘れる』って言ったんです!」
「はい!」
「透様!責任をお取りなさい」
『はい?』
ポカンと口を開く私と柳内さん。
え?責任って何?
私は犬に噛まれたと思っての意味で忘れると言ったんですが?
「昌ちゃんと結婚しなさいと言ったんです!」
『…???………はい~!!!???』
何、この急展開?
220 : 農業(樺太) :2007/04/09(月) 00:10:05.18 ID:yohEjYzlO
「志津さん、それは話が飛躍しすぎているのでは?」
柳内さんが恐る恐る抗議する。
これについては私も同意。確かに飛躍しすぎだもん。
「飛躍しすぎですって?………そんなことはないと思います。透様は人として最低な行為をしたんです。ならば、その責任を取るのは道理ではないですか?」
「だからって何も結婚だなんて………ましてや私は男だったんですよ?」
「晶ちゃん、確かに貴方は男の子だったとお聞きしてはいます。でも今は女の子です。………透様のデタラメな魔法にかかったばかりに………」
そうだ!そもそも、人の性別を反転させる魔法なんて聞いた事がない。
「そういえば須川さんには説明がまだでしたね。僕の使った魔法について」
柳内さんの説明はこんな感じだった。
彼は1日に生産できる魔力が一般的な魔法使いの数千倍もあるため、普段は使う必要のない魔力(全体の八割くらい)を別次元ににある魔力のタンクにプールしているらしい。
しかし、その溜め込んだ魔力にも消費期限がある。それが今日『4月1日』なのだ。
期限日であるこの日に彼は15年程昔、遊び心からか
「エイプリルフールに自分の願望は現実になる」
という迷惑な魔法を構築してしまったらしい。
…魔法の域を越えているが。
「でも、だったら私を男に戻すことが出来るんじゃ?」
柳内さんは申し訳無さそうに
「残念ですが1年に一回しか使えないんです。一つの願いを叶えるにはタンクいっぱいの魔力が必要なので…」
私の質問に対する絶望的な答えをつきつけるのだった。
「とゆう訳で晶ちゃんは透様と婚約していただきます♪」
『だから何でそうなるんですか!』
またもや、私と柳内さんの叫びがシンクロしていた。
「志津さん、それは話が飛躍しすぎているのでは?」
柳内さんが恐る恐る抗議する。
これについては私も同意。確かに飛躍しすぎだもん。
「飛躍しすぎですって?………そんなことはないと思います。透様は人として最低な行為をしたんです。ならば、その責任を取るのは道理ではないですか?」
「だからって何も結婚だなんて………ましてや私は男だったんですよ?」
「晶ちゃん、確かに貴方は男の子だったとお聞きしてはいます。でも今は女の子です。………透様のデタラメな魔法にかかったばかりに………」
そうだ!そもそも、人の性別を反転させる魔法なんて聞いた事がない。
「そういえば須川さんには説明がまだでしたね。僕の使った魔法について」
柳内さんの説明はこんな感じだった。
彼は1日に生産できる魔力が一般的な魔法使いの数千倍もあるため、普段は使う必要のない魔力(全体の八割くらい)を別次元ににある魔力のタンクにプールしているらしい。
しかし、その溜め込んだ魔力にも消費期限がある。それが今日『4月1日』なのだ。
期限日であるこの日に彼は15年程昔、遊び心からか
「エイプリルフールに自分の願望は現実になる」
という迷惑な魔法を構築してしまったらしい。
…魔法の域を越えているが。
「でも、だったら私を男に戻すことが出来るんじゃ?」
柳内さんは申し訳無さそうに
「残念ですが1年に一回しか使えないんです。一つの願いを叶えるにはタンクいっぱいの魔力が必要なので…」
私の質問に対する絶望的な答えをつきつけるのだった。
「とゆう訳で晶ちゃんは透様と婚約していただきます♪」
『だから何でそうなるんですか!』
またもや、私と柳内さんの叫びがシンクロしていた。
222 : 農業(樺太) :2007/04/09(月) 00:34:27.71 ID:yohEjYzlO
―トゥルルルル!
その時、何故かタイミング良く携帯が鳴り響いた。
ディスプレイに表示された名前は
『霧咲弦吾郎』
私の母方のおじいちゃんだった。
「あきら!部活の先生からまだ来ていないと電話があったのだが何処で何をやっておる!」
うわぁ…。おじいちゃん怒ってるよ。
…って言っても今の私が喋るわけにはいかないしどうしよう?
なんて思っていると天川さんが私の手から携帯を取り
「初めまして。私、天川志津と申します。晶ちゃんの事ですが………ええ………今はこちらに居ります。………ええ………おいでになるのですか?………はい………分かりました」
あっという間に話をつけてしまった。
…っておじいちゃんがここに来るって言ってなかった?
「天川さん、おじいちゃんは何て?」
「ええ、今からこちらに来られると………」
言い終わる前に目の前の空間がグニャリと歪み、その中から
「こりゃ!あきら、何かあったら連絡を寄越せといつも言っておろうが!」
威勢のいい声と共にゲンゴローが現れた。
「あんたが天川さんか?」
「はい」
「それであきらは何処におる?」
「あなたの目の前に居られるお嬢さんが晶ちゃんですわ」
ゲンゴローは私を見つめ、抱きしめ、匂いを嗅ぎ
「確かにあきらの様じゃな。姿が変わっても魔力は変わっとらん」
私が私であることを確信したらしい。
「で、あきらをこんな姿にした奴は何処におる。ん?」
私と天川さんが部屋の隅にいる柳内さんを指差す。
「お前か?…………ん、貴様………」
「ははははは…。お久しぶりです。まさか須川さんのお祖父さんが師匠だったとは………」
え?何?二人って知り合いなの?
―トゥルルルル!
その時、何故かタイミング良く携帯が鳴り響いた。
ディスプレイに表示された名前は
『霧咲弦吾郎』
私の母方のおじいちゃんだった。
「あきら!部活の先生からまだ来ていないと電話があったのだが何処で何をやっておる!」
うわぁ…。おじいちゃん怒ってるよ。
…って言っても今の私が喋るわけにはいかないしどうしよう?
なんて思っていると天川さんが私の手から携帯を取り
「初めまして。私、天川志津と申します。晶ちゃんの事ですが………ええ………今はこちらに居ります。………ええ………おいでになるのですか?………はい………分かりました」
あっという間に話をつけてしまった。
…っておじいちゃんがここに来るって言ってなかった?
「天川さん、おじいちゃんは何て?」
「ええ、今からこちらに来られると………」
言い終わる前に目の前の空間がグニャリと歪み、その中から
「こりゃ!あきら、何かあったら連絡を寄越せといつも言っておろうが!」
威勢のいい声と共にゲンゴローが現れた。
「あんたが天川さんか?」
「はい」
「それであきらは何処におる?」
「あなたの目の前に居られるお嬢さんが晶ちゃんですわ」
ゲンゴローは私を見つめ、抱きしめ、匂いを嗅ぎ
「確かにあきらの様じゃな。姿が変わっても魔力は変わっとらん」
私が私であることを確信したらしい。
「で、あきらをこんな姿にした奴は何処におる。ん?」
私と天川さんが部屋の隅にいる柳内さんを指差す。
「お前か?…………ん、貴様………」
「ははははは…。お久しぶりです。まさか須川さんのお祖父さんが師匠だったとは………」
え?何?二人って知り合いなの?