566 :VIPにかわりましてパー速からお送りします :2007/09/22(土) 22:57:46.18 ID:5RmbbfM0
「うはぁ、かわええのぉ。」
「うはぁ、かわええのぉ。」
換気扇から漏れる外の明かりが、埃をキラキラと輝かせている。
暗い部屋にボンヤリ浮かび上がる、制服姿の女子高生。
何を隠そう、私は制服好きの23歳、ニートだ。
暗い部屋にボンヤリ浮かび上がる、制服姿の女子高生。
何を隠そう、私は制服好きの23歳、ニートだ。
ああ、笑いたければ笑えばいい。
私もかつてはそちら側の人間だった、だからこそ君がどう思っているかは解る。
しかし、人の運命とは解らない物だよ。
成績優秀、将来有望と言われたこの俺が、この有様さ。
なぁに、脅迫とかじゃないさ。
ただ、君にもこちら側に来る権利、そして可能性があるって事だ。
私もかつてはそちら側の人間だった、だからこそ君がどう思っているかは解る。
しかし、人の運命とは解らない物だよ。
成績優秀、将来有望と言われたこの俺が、この有様さ。
なぁに、脅迫とかじゃないさ。
ただ、君にもこちら側に来る権利、そして可能性があるって事だ。
「あーあ、俺がこんな可愛い女子高生だったらのぉ。」
じわりと脳内に染み出す妄想に五感を澄ます。
あまりにもリアルな風景は温もりすら感じられた。
567 :VIPにかわりましてパー速からお送りします :2007/09/22(土) 22:58:42.90 ID:5RmbbfM0
女子高生、きっと金には困らないだろう。
親からのお小遣い、男からのプレゼント
そして夜の仕事…。っと、これは少し違うか。
飛びっきりのお洒落に身を包み、夜の街を彷徨うんだ。
嗚呼、振り返る男達の視線が痛い。
たった一言で男達を狂わせるんだ、何て罪な女なんだ…。
あまりにもリアルな風景は温もりすら感じられた。
567 :VIPにかわりましてパー速からお送りします :2007/09/22(土) 22:58:42.90 ID:5RmbbfM0
女子高生、きっと金には困らないだろう。
親からのお小遣い、男からのプレゼント
そして夜の仕事…。っと、これは少し違うか。
飛びっきりのお洒落に身を包み、夜の街を彷徨うんだ。
嗚呼、振り返る男達の視線が痛い。
たった一言で男達を狂わせるんだ、何て罪な女なんだ…。
「ねー、カノジョー!」
また、一人。
甘い香りに誘われた。
男とは、なんて単純な生き物なのだろうか。
甘い香りに誘われた。
男とは、なんて単純な生き物なのだろうか。
「俺と、お茶しない?」
私は艶やかな唇から溜め息を漏らす。
そして、愚かな男に言ってやるんだ。
そして、愚かな男に言ってやるんだ。
( ゚Д゚)⊃旦 < 茶飲めやフォルァ!!
「…ああっ!何でここで顔文字がっ!?」
いつもと変わらない朝がまた、始まった。
読み切り小説
ミーンミーンミーンミーンミーンミーンミーン
「あっぢいいぃいぃぃ…。」
止め処なく滲む汗を袖で拭う。
8月の日差しが容赦なく体力を奪っていく。
8月の日差しが容赦なく体力を奪っていく。
「や、やばい…このままじゃ……ライフがゼロに…。」
【|||| 】ピコーンピコーン
揺れる視界。
霞みゆく景色の中で俺が最後に見たのは…。
568 :VIPにかわりましてパー速からお送りします :2007/09/22(土) 22:59:59.81 ID:5RmbbfM0
「だ、大丈夫ですか!?」
霞みゆく景色の中で俺が最後に見たのは…。
568 :VIPにかわりましてパー速からお送りします :2007/09/22(土) 22:59:59.81 ID:5RmbbfM0
「だ、大丈夫ですか!?」
女子高生だった。
「心配無用でござるよ。」
【||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||】うぃーん
「きゃっ!?」
「それより、助けて頂いたお礼をしたい。」
「それより、助けて頂いたお礼をしたい。」
小さな手を取り跪いた。
待ちゆく人々は白眼視していた、でもそんなの関係ねぇ。
待ちゆく人々は白眼視していた、でもそんなの関係ねぇ。
「お礼って、私何もしてないですから結構ですよぅ…」
もじもじもじもじ
と、恥らう女子高生。
かわええのぅwwwwwwww
と、恥らう女子高生。
かわええのぅwwwwwwww
「いや、君が居なければ俺は二度死んでいた。」
「二度…ですか。」
「二度…ですか。」
少し微笑んだ彼女、手応えは悪くない。
このまま上手く事が進めば、念願の女子高生の彼女が!
毎日、制服でセクロス出来る!
落ち着け、落ち着いて考えれば問題ない。
『練習通り』のセリフを言えばいいんだ。
このまま上手く事が進めば、念願の女子高生の彼女が!
毎日、制服でセクロス出来る!
落ち着け、落ち着いて考えれば問題ない。
『練習通り』のセリフを言えばいいんだ。
━━いける。
569 :VIPにかわりましてパー速からお送りします :2007/09/22(土) 23:02:22.92 ID:5RmbbfM0
「あの。」
「なんだい、女子高生?」
569 :VIPにかわりましてパー速からお送りします :2007/09/22(土) 23:02:22.92 ID:5RmbbfM0
「あの。」
「なんだい、女子高生?」
苦笑する彼女の唇からは、思いもしない言葉が漏れた。
「急いでますので、これで…。」
マズイ、待て、待ってくれ!
行くんじゃNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEET!!!!
行くんじゃNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEET!!!!
「ま、待ってくれ!!」
「はい?」
「はい?」
少し離れた場所で振り返った彼女。
こんなチャンスは、もう二度とないんだ。
こんなチャンスは、もう二度とないんだ。
確かに、人生は失敗だったかもしれない。
周りには馬鹿にされ、精神的に参ってしまって。
何をするのもバカバカしくなって、夢さえも諦めて。
周りには馬鹿にされ、精神的に参ってしまって。
何をするのもバカバカしくなって、夢さえも諦めて。
でも、もう後悔はしたくないんだ。
だから………。
だから………。
「セクロスしよう」
「はぁ!?ばっかじゃないの!?」
「はぁ!?ばっかじゃないの!?」
ばっち~ん。
激しい音と共に、肩を揺らしながら視界から消える彼女。
「…いてぇ。」
まぁ、大人気ないと笑ってくれ。
俺は街中で大声を上げて泣いていた。
俺は街中で大声を上げて泣いていた。
~第一話完~