121 :きじょ~ ◆qaQu5EGERs [旧◆KjoXDJ3iYI ]:2007/05/01(火) 23:33:16.01 ID:6NgiJro0
翌朝
「うおーい。朝だぞ由佳利」
まあ、女の子になっても、俺の朝は変わらないわけで
「うみゃー?おふぁおーおぁああー」
「日本語でおk。それより顔洗ってご飯。」
「ふあーい」
翌朝
「うおーい。朝だぞ由佳利」
まあ、女の子になっても、俺の朝は変わらないわけで
「うみゃー?おふぁおーおぁああー」
「日本語でおk。それより顔洗ってご飯。」
「ふあーい」
「にしてもさー」
「何?」
「なんか今のお兄ちゃんが料理してるとこみるとすごく可愛くみえる」
「うるせえ」
今の俺は背が届かないから椅子の上に立って料理をしているわけで……
「大体お前はなんで料理できねえんだよ……体ばっかり成長しやがって」
「あー、お兄ちゃんいつもそういうこと考えてたんだ。やらしー」
「そういう意味ではない。ついでに家事のできない女には興味ない」
いや本当に。本当だよ?だって俺ひんぬー派ゲフンゲフン……
「そ・れ・と・もこの豊満なバディがうらやましいわけですか?」
くっ……俺が今一番気にしていることを……
「お前豚のしょうが焼き豚肉抜きな。胸なんて脂肪の塊だからな。二倍食えばおれも……」
「ひどい……それただのもやし炒めだよ~この鬼!悪魔!無乳!!」
「お前弁当抜き」
「何?」
「なんか今のお兄ちゃんが料理してるとこみるとすごく可愛くみえる」
「うるせえ」
今の俺は背が届かないから椅子の上に立って料理をしているわけで……
「大体お前はなんで料理できねえんだよ……体ばっかり成長しやがって」
「あー、お兄ちゃんいつもそういうこと考えてたんだ。やらしー」
「そういう意味ではない。ついでに家事のできない女には興味ない」
いや本当に。本当だよ?だって俺ひんぬー派ゲフンゲフン……
「そ・れ・と・もこの豊満なバディがうらやましいわけですか?」
くっ……俺が今一番気にしていることを……
「お前豚のしょうが焼き豚肉抜きな。胸なんて脂肪の塊だからな。二倍食えばおれも……」
「ひどい……それただのもやし炒めだよ~この鬼!悪魔!無乳!!」
「お前弁当抜き」
122 :きじょ~ ◆qaQu5EGERs [旧◆KjoXDJ3iYI ]:2007/05/01(火) 23:34:13.96 ID:6NgiJro0
ピンポーン
「あっかねちゃんガッコいこ~!」
「なんか懐かしい響きだね」
「ギリギリだな……」
あおいが「いつものように」迎えにくる。しかし朝から騒々しい奴だ
ピンポーン
「あっかねちゃんガッコいこ~!」
「なんか懐かしい響きだね」
「ギリギリだな……」
あおいが「いつものように」迎えにくる。しかし朝から騒々しい奴だ
「でね、よーちゃんは―」
「うん。」
「―なんだよ」
大学へいく道中、こいつは俺の話ばかりしてくる。まあ他愛もない昔話だが
つーかよく覚えてるなこいつ
「そんなによく覚えていますね」
俺はほとんど忘れた話ばかりだぞ
「え、そりゃおさなな―」
「昔からあおいちゃんは洋一にぞっこんだからな」
「ちょ、ちょっと裕二君!?」
ぞっこんは古いだろ……おっさんかお前は
「あいつがいなくなって寂しくない?なんなら俺が」
「そ、そんなことない。寂しくなんかないからね!茜ちゃんいこっ!!」
おい、少しくらい寂しいと言ってくれ。悲しくなる
「あ、それと今日の飲み会悪いけど延期。予定がはいっちゃってさ。」
「えー?、まあ仕方ないか。でも二人っきりで行ったりしたら駄目だよ!」
「……分かってるよ」
今の間は何だ今の間は!!
「うん。」
「―なんだよ」
大学へいく道中、こいつは俺の話ばかりしてくる。まあ他愛もない昔話だが
つーかよく覚えてるなこいつ
「そんなによく覚えていますね」
俺はほとんど忘れた話ばかりだぞ
「え、そりゃおさなな―」
「昔からあおいちゃんは洋一にぞっこんだからな」
「ちょ、ちょっと裕二君!?」
ぞっこんは古いだろ……おっさんかお前は
「あいつがいなくなって寂しくない?なんなら俺が」
「そ、そんなことない。寂しくなんかないからね!茜ちゃんいこっ!!」
おい、少しくらい寂しいと言ってくれ。悲しくなる
「あ、それと今日の飲み会悪いけど延期。予定がはいっちゃってさ。」
「えー?、まあ仕方ないか。でも二人っきりで行ったりしたら駄目だよ!」
「……分かってるよ」
今の間は何だ今の間は!!
123 :きじょ~ ◆qaQu5EGERs [旧◆KjoXDJ3iYI ]:2007/05/01(火) 23:34:39.95 ID:6NgiJro0
お昼
「むぐむぐ……ば、ばふぁねちゃんおふぇんとうなんだね……むぐむぐ」
「何言ってるのかわかんないんですけど……」
口に食べ物を入れたまま喋るなと教わらなかったのか?
「ふぁ、ごべん……んぐ。茜ちゃんおべんとうなんだね。自分でつくったの?」
「はい。」
「しょうが焼きか。そういえばよーちゃんも得意だったなそれ。料理得意なの?」
「まあまあ……ですね」
「じゃあ料理教えてくれない?昔よーちゃんにバカにされたから悔しくって……」
「別にいいですけど」
しかし、そのバカにした奴に教わるとは思ってないだろうな
得意料理『ゆで卵』。これだけでこいつの腕前がわかるってもんだ。ていうか料理かどうかも怪しいし
ま、こいつに料理教えとけば将来役に立つかも……なに言ってんだ俺
「わーい!じゃあ今日はもう授業ないから今からでいい?」
相変わらず計画性のない奴だな。けどここであっさり流されるのが朝日洋一クオリティ
「はい、いいですよ」
今日は暇だしね。そういえばこいつの家にいくのも久しぶりだな
143 :きじょ~ ◆qaQu5EGERs [体調管理って大事だよね]:2007/05/06(日) 21:46:54.76 ID:y.wQc..0
「うーんと……」
ここはあおいの家。ひょんなことからこいつに料理を教えることになったんだが
「あはは、失敗失敗」
いや、失敗ってレベルじゃねーぞ!!何でチャーハンが床に散乱してるんだ?
俺が一瞬目を離した(というかトイレに行った)隙に何が!?
「ほら、よくある『ジャッジャッ』ってやってみたくて」
そんな『チャーハン作るよ!』のAAをリアルに再現しなくても……
「あはは……ごめんなさい……」
もうこいつは料理の腕前以前の問題かもしれんね……
「とりあえず片づけを―」
「ただいま」
あれ、女の子の声?
「……何してるのお姉ちゃん。ていうか何これ、前衛芸術?」
「うわぁー!!み、翠!?お願い見ないで!!ちょ……写メはだめぇえええええ!!」
翠?ああ、そういえばこいつも妹いたんだっけな。うちのよりはしっかりしてそうだが
「いいものとれた。満足wwwwww」
「ああもう!腹立つ!」
仲いいなこいつら。
「ん?」
「……じー」
なんだ?めっちゃ見られてるぞ俺。
「お姉ちゃんの友達ですか?」
「はい。朝日茜っていいます。」
軽く自己紹介
「市川翠です。姉がいつもお世話になってます」
「いえ、そんな」
まあ、あながち間違っちゃいないがな。
「ダメ姉ですがよろしくお願いします」
「ああー!ほんとにむかつくー!!」
いや、人前でダメ姉はダメだろ……いくら事実でも
お昼
「むぐむぐ……ば、ばふぁねちゃんおふぇんとうなんだね……むぐむぐ」
「何言ってるのかわかんないんですけど……」
口に食べ物を入れたまま喋るなと教わらなかったのか?
「ふぁ、ごべん……んぐ。茜ちゃんおべんとうなんだね。自分でつくったの?」
「はい。」
「しょうが焼きか。そういえばよーちゃんも得意だったなそれ。料理得意なの?」
「まあまあ……ですね」
「じゃあ料理教えてくれない?昔よーちゃんにバカにされたから悔しくって……」
「別にいいですけど」
しかし、そのバカにした奴に教わるとは思ってないだろうな
得意料理『ゆで卵』。これだけでこいつの腕前がわかるってもんだ。ていうか料理かどうかも怪しいし
ま、こいつに料理教えとけば将来役に立つかも……なに言ってんだ俺
「わーい!じゃあ今日はもう授業ないから今からでいい?」
相変わらず計画性のない奴だな。けどここであっさり流されるのが朝日洋一クオリティ
「はい、いいですよ」
今日は暇だしね。そういえばこいつの家にいくのも久しぶりだな
143 :きじょ~ ◆qaQu5EGERs [体調管理って大事だよね]:2007/05/06(日) 21:46:54.76 ID:y.wQc..0
「うーんと……」
ここはあおいの家。ひょんなことからこいつに料理を教えることになったんだが
「あはは、失敗失敗」
いや、失敗ってレベルじゃねーぞ!!何でチャーハンが床に散乱してるんだ?
俺が一瞬目を離した(というかトイレに行った)隙に何が!?
「ほら、よくある『ジャッジャッ』ってやってみたくて」
そんな『チャーハン作るよ!』のAAをリアルに再現しなくても……
「あはは……ごめんなさい……」
もうこいつは料理の腕前以前の問題かもしれんね……
「とりあえず片づけを―」
「ただいま」
あれ、女の子の声?
「……何してるのお姉ちゃん。ていうか何これ、前衛芸術?」
「うわぁー!!み、翠!?お願い見ないで!!ちょ……写メはだめぇえええええ!!」
翠?ああ、そういえばこいつも妹いたんだっけな。うちのよりはしっかりしてそうだが
「いいものとれた。満足wwwwww」
「ああもう!腹立つ!」
仲いいなこいつら。
「ん?」
「……じー」
なんだ?めっちゃ見られてるぞ俺。
「お姉ちゃんの友達ですか?」
「はい。朝日茜っていいます。」
軽く自己紹介
「市川翠です。姉がいつもお世話になってます」
「いえ、そんな」
まあ、あながち間違っちゃいないがな。
「ダメ姉ですがよろしくお願いします」
「ああー!ほんとにむかつくー!!」
いや、人前でダメ姉はダメだろ……いくら事実でも
144 :きじょ~ ◆qaQu5EGERs [ともねぇは俺の嫁]:2007/05/06(日) 21:52:49.46 ID:y.wQc..0
「あー……疲れた」
「今度からは気をつけてくださいね」
どうにか片づけを終え、とりあえずあおいの部屋にいくことになった
「ま、入ってよ。ちょっと散らかってるけど」
そして俺は、全国の男が夢見る幼馴染の部屋にはいr……
「……汚なっ」
思わず声がでる。ちょっとどころじゃない。
なんつーの?ねぇやの部屋に入った空也の心境?
「あはは……まあ押入れに突っ込んどけば大丈夫」
なんで俺の周りの女はこんなに家事ができないやつばかりなんだ?
「あー……疲れた」
「今度からは気をつけてくださいね」
どうにか片づけを終え、とりあえずあおいの部屋にいくことになった
「ま、入ってよ。ちょっと散らかってるけど」
そして俺は、全国の男が夢見る幼馴染の部屋にはいr……
「……汚なっ」
思わず声がでる。ちょっとどころじゃない。
なんつーの?ねぇやの部屋に入った空也の心境?
「あはは……まあ押入れに突っ込んどけば大丈夫」
なんで俺の周りの女はこんなに家事ができないやつばかりなんだ?
「うわー、きれい!」
「あー……疲れた」
一時間後、ようやく整理を終わらせた。
「えへへ……ごめんね」
「可愛い笑顔はいいですからもっと真剣に反省してください」
「可愛いなんてそんな……もう、茜ちゃんったら」
……真に受けるなアホ
「昔からよーちゃんによく掃除しろって言われてたんだけどね。あはは」
そういや前に行ったときも……少しは反省しろ!
「あー……疲れた」
一時間後、ようやく整理を終わらせた。
「えへへ……ごめんね」
「可愛い笑顔はいいですからもっと真剣に反省してください」
「可愛いなんてそんな……もう、茜ちゃんったら」
……真に受けるなアホ
「昔からよーちゃんによく掃除しろって言われてたんだけどね。あはは」
そういや前に行ったときも……少しは反省しろ!
145 :きじょ~ ◆qaQu5EGERs [ちなみに俺の部屋も汚い]:2007/05/06(日) 21:55:33.46 ID:y.wQc..0
「けどよーちゃんってすごいよね。家事なんでもできるもんね。でも私は……」
「どうしたんですか?」
急にあおいの表情が暗くなる。
「お父さんが亡くなってもあんなに頑張ってるのに……私は何もよーちゃんにしてあげられないんだよね」
「……」
「はぁー……ダメだね私。」
「そんなことないですよ。あおいさんにずいぶん励まされたって言ってましたよ」
「けどよーちゃんってすごいよね。家事なんでもできるもんね。でも私は……」
「どうしたんですか?」
急にあおいの表情が暗くなる。
「お父さんが亡くなってもあんなに頑張ってるのに……私は何もよーちゃんにしてあげられないんだよね」
「……」
「はぁー……ダメだね私。」
「そんなことないですよ。あおいさんにずいぶん励まされたって言ってましたよ」
父さんが死んで、みんなはなんとなく気を使っていたけど、こいつはいつも通りで……
だから俺もいつも通りにいつの間にか戻っていて、いつの間にか笑っていて。
何も考えていないようで、本当に何も考えていないのかも知れないけど……
それでも、こいつが笑顔にしてくれたのは本当だから
こいつがそばにいると楽しいから
だから俺もいつも通りにいつの間にか戻っていて、いつの間にか笑っていて。
何も考えていないようで、本当に何も考えていないのかも知れないけど……
それでも、こいつが笑顔にしてくれたのは本当だから
こいつがそばにいると楽しいから
「バカなんだから笑ってればいい。それだけで十分だ……って言ってました」
「そうなんだ……なんかバカにされてるみたいだけど……でもちょっと嬉しいかな」
まあ、半分は本当にバカにしてるんだけど、バカにしてるように見せないと伝えられないこともあるわけで……まあ、お前はそんな顔してないで笑ってろってこった。
「そうなんだ……なんかバカにされてるみたいだけど……でもちょっと嬉しいかな」
まあ、半分は本当にバカにしてるんだけど、バカにしてるように見せないと伝えられないこともあるわけで……まあ、お前はそんな顔してないで笑ってろってこった。
……けど少しは反省しろよな
147 :きじょ~ ◆qaQu5EGERs [だが残念、これでラストだ]:2007/05/06(日) 21:58:18.32 ID:y.wQc..0
「失礼します」
こんな話をしていると、妹ちゃんが部屋に入ってきた
「え?翠、アンタ何しに……」
「お茶とお菓子をお客様に出すのは常識。何か問題でも?」
「……ありません」
どっちが姉か判んないなこれ
「友達もどっちが姉かわかんないって」
「い、いや、そんなことは」
ばれてる!?心読めるのこの子?
「まあ、こんな気が利かないから大好きな幼馴染の男の子に女の子として見られないんですけどね」
「ちょ、ちょっと翠!?」
「いいじゃん女の子同士なんだし。仲間は多いほうがいいでしょ?」
「……それはそうだけど」
「失礼します」
こんな話をしていると、妹ちゃんが部屋に入ってきた
「え?翠、アンタ何しに……」
「お茶とお菓子をお客様に出すのは常識。何か問題でも?」
「……ありません」
どっちが姉か判んないなこれ
「友達もどっちが姉かわかんないって」
「い、いや、そんなことは」
ばれてる!?心読めるのこの子?
「まあ、こんな気が利かないから大好きな幼馴染の男の子に女の子として見られないんですけどね」
「ちょ、ちょっと翠!?」
「いいじゃん女の子同士なんだし。仲間は多いほうがいいでしょ?」
「……それはそうだけど」
まて、その幼馴染ってのは俺のことなわけでそれはつまり……
「お……お兄ちゃんのこと……そんなに好きなんですか?」
危なっ!思わず俺って言いそうになった
「そりゃもう、1万年と2千年前から愛してるんですよ」
それなんてアニメの主題歌?
「あれ?そういえばさっきお兄ちゃんって……」
「えと……親戚、なので」
「じゃあ心強いです。どうか姉のこと応援して下さい。妹としておねがいします」
「え……と」
「ちょ……翠?」
「こんな姉ですけど、彼への思いは誰よりも深いですから。私には分かりますから」
「……」
「だから、お願いします」
「……はい」
危なっ!思わず俺って言いそうになった
「そりゃもう、1万年と2千年前から愛してるんですよ」
それなんてアニメの主題歌?
「あれ?そういえばさっきお兄ちゃんって……」
「えと……親戚、なので」
「じゃあ心強いです。どうか姉のこと応援して下さい。妹としておねがいします」
「え……と」
「ちょ……翠?」
「こんな姉ですけど、彼への思いは誰よりも深いですから。私には分かりますから」
「……」
「だから、お願いします」
「……はい」
はいって言っちゃったよ俺!でもそれ以外言えねぇだろこの場合……
どうすんだよ俺……いや別にこいつのことは嫌いではないし……ってそういうことじゃなくて!
どうすんだよ俺……いや別にこいつのことは嫌いではないし……ってそういうことじゃなくて!
俺、元に戻れるかどうかわかんないんだぞ……