477 :息抜きに 書いた話は 駄作です :2007/08/07(火) 00:04:10.16 ID:9H0mSIA0
神奈川県北西部に位置する静かな村で、一人の女子高生が痴漢に逢うという事件が起きた。
当初、我々県警は同じ村に住む者の犯行だと暫定して捜査を進めていた。
しかしながら、半年が過ぎても一向に犯人の目星は付かずじまいであったのだ。
事件は迷宮入り─そう思われたとき、村の駐在から犯人逮捕の知らせが捜査本部に届いた。
今まで我々の捜査で影すら出さなかった犯人がなぜこんな急に捕まったのか、私を含め捜査本部の面々は首を傾げた。
調べた結果、この事件の捜査の裏でもう一つの捜査が被害者の同級生達によって行われていたのだ。
はたしてその捜査とはいったい・・・。
神奈川県北西部に位置する静かな村で、一人の女子高生が痴漢に逢うという事件が起きた。
当初、我々県警は同じ村に住む者の犯行だと暫定して捜査を進めていた。
しかしながら、半年が過ぎても一向に犯人の目星は付かずじまいであったのだ。
事件は迷宮入り─そう思われたとき、村の駐在から犯人逮捕の知らせが捜査本部に届いた。
今まで我々の捜査で影すら出さなかった犯人がなぜこんな急に捕まったのか、私を含め捜査本部の面々は首を傾げた。
調べた結果、この事件の捜査の裏でもう一つの捜査が被害者の同級生達によって行われていたのだ。
はたしてその捜査とはいったい・・・。
俺が住む美府村は夏を向かえとても暑い日が続いていた。通う学校には冷房機器が無く、教室内は熱気が篭っていた。
暑さに弱い俺は、必死のジャンケンで勝ち取った窓側の席に座りながらうつ伏せになっていた。
「あぢぃぃ~~」
口癖のように出る言葉を繰り返しては、頭の中で早く家に帰り最近買ったクーラーで涼むことを考えていた。
そんな時だった。教室のドアが乱暴に開かれ大きな音が響いた。俺を含め教室内にいた生徒は何事かとそちらを向いた。
そこには、汗だくで息も絶え絶えな幸一の姿があった。
「だ、大ニュースだぁ!この学校の生徒が痴漢被害に遭ったらしいぞ!」
『『『えええ~~~~~!!!』』』
幸一の爆弾発言に、教室内が一斉に騒がしくなった。幸一は質問してくる生徒を押しのけ俺の側にやってきた。
「ひろゆき、お前には更に悪いニュースだ。襲われたのは2組の椎名さんだ」
「な、なんだってーー!?」
俺は飛び起きると事件について幸一に詳しく聞いた。
幸一が知っている限りでは、椎名さんが襲われたのは昨晩の部活帰り、ほぼ18時を過ぎた頃らしい。
彼女が一人で帰宅していると、草むらから大きな男が現れて自らの裸体を椎名さんに見せ付けたらしい。
「なんてハレンチな!けしからん!それで、犯人は捕まったのか?」
幸一は頭を横に振った。
「警察にも昨日のうちに届けたらしいが、まだ何も掴めてないらしい」
「く・・・、よくも俺(の彼女になる予定)の椎名さんを汚しやがって!ゆるさん!」
決めた。犯人は俺の手で捕まえてやる。そして今度こそ椎名さんに俺の気持ちを伝えてみせる!
また始まったと言わんばかりに、幸一は肩をすくめる。
「別に止めはしないが、何か良い手はあるのか?」
「ふふん、聞いて驚け!俺が女装をしておとり捜査をするのだ!この学校のセーラー服なら持ってるぜ!」
一瞬にして俺を見つめる皆の目が冷たくなった気がする。でもそんなの関係ねぇ!今は犯人逮捕が優先だ。
見ててくれよ椎名さん。俺はキミの為に見事犯人を捕まえてみせる。
俺は自分の机に上ると、拳を高らかに掲げ皆の前で宣言した。
「待ってろよ犯人、俺がお前を絶対に捕まえてやるぜ!」
こうして俺の女装によるおとり捜査が始まった。特別な夏が、幕を開けた。
【【ひょんなことから女装っ子~おとり捜査と僕の夏~ 完】】
暑さに弱い俺は、必死のジャンケンで勝ち取った窓側の席に座りながらうつ伏せになっていた。
「あぢぃぃ~~」
口癖のように出る言葉を繰り返しては、頭の中で早く家に帰り最近買ったクーラーで涼むことを考えていた。
そんな時だった。教室のドアが乱暴に開かれ大きな音が響いた。俺を含め教室内にいた生徒は何事かとそちらを向いた。
そこには、汗だくで息も絶え絶えな幸一の姿があった。
「だ、大ニュースだぁ!この学校の生徒が痴漢被害に遭ったらしいぞ!」
『『『えええ~~~~~!!!』』』
幸一の爆弾発言に、教室内が一斉に騒がしくなった。幸一は質問してくる生徒を押しのけ俺の側にやってきた。
「ひろゆき、お前には更に悪いニュースだ。襲われたのは2組の椎名さんだ」
「な、なんだってーー!?」
俺は飛び起きると事件について幸一に詳しく聞いた。
幸一が知っている限りでは、椎名さんが襲われたのは昨晩の部活帰り、ほぼ18時を過ぎた頃らしい。
彼女が一人で帰宅していると、草むらから大きな男が現れて自らの裸体を椎名さんに見せ付けたらしい。
「なんてハレンチな!けしからん!それで、犯人は捕まったのか?」
幸一は頭を横に振った。
「警察にも昨日のうちに届けたらしいが、まだ何も掴めてないらしい」
「く・・・、よくも俺(の彼女になる予定)の椎名さんを汚しやがって!ゆるさん!」
決めた。犯人は俺の手で捕まえてやる。そして今度こそ椎名さんに俺の気持ちを伝えてみせる!
また始まったと言わんばかりに、幸一は肩をすくめる。
「別に止めはしないが、何か良い手はあるのか?」
「ふふん、聞いて驚け!俺が女装をしておとり捜査をするのだ!この学校のセーラー服なら持ってるぜ!」
一瞬にして俺を見つめる皆の目が冷たくなった気がする。でもそんなの関係ねぇ!今は犯人逮捕が優先だ。
見ててくれよ椎名さん。俺はキミの為に見事犯人を捕まえてみせる。
俺は自分の机に上ると、拳を高らかに掲げ皆の前で宣言した。
「待ってろよ犯人、俺がお前を絶対に捕まえてやるぜ!」
こうして俺の女装によるおとり捜査が始まった。特別な夏が、幕を開けた。
【【ひょんなことから女装っ子~おとり捜査と僕の夏~ 完】】