107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 03:25:46.91 ID:2/2a9wAO
ある朝、佐原 洋はベッドの上で目覚めると自分が女性になっているのを発見した。
ある朝、佐原 洋はベッドの上で目覚めると自分が女性になっているのを発見した。
「えええぇぇぇっっ!!??」
と、驚きの声をあげてしまったところで自己紹介。僕は佐原 洋、読みはさはらよう。年は17、性別は男のはず。
着替えようと寝ぼけ眼で制服を布団の中に引きずり込んだところで気づいた。
あるはずのモノがなく、ないはずの脂肪の塊が二つ。
着替えようと寝ぼけ眼で制服を布団の中に引きずり込んだところで気づいた。
あるはずのモノがなく、ないはずの脂肪の塊が二つ。
そこで混乱して叫んでしまったわけです。
「んー、なんだい、うるさいな。 こっちは一仕事終わらせたところなんだからゆっくり寝かせてくれないか」
とか言いつつ僕の布団から出てきたのは従姉の佐原綾。
ちなみにマッドサイエンティスト。
ちなみにマッドサイエンティスト。
「綾姉、僕の体に何かした?」
「女の子にした」
「即答か!!」
「女の子にした」
「即答か!!」
いつもこうだ……人を実験台にしようとする……
「失礼だな。 今回は実験じゃないぞ」
「じゃあどんな理由だよ」
「うむ。洋も知っての通り私はレズだ。しかし、ここ数年従弟――つまり、男であるはずの洋に恋愛感情らしきものを抱いてしまった。だから、あるべき形にしてみた」
「どこからツッコミ入れればいいんだ、それは!?」
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 03:28:43.60 ID:2/2a9wAO
「大丈夫だ、私がレズだということは未来永劫変わらない。 つまり、洋が女の子であれば万事解決するんだよ!!」
「自分の性癖を治そうとは思わんのか」
「それで、私はどさくさ紛れに告白してしまったわけだが、返事は?」
「え、ちょ、この流れで!?」
「私は君に割と想われている自覚はあるのだが。そうでなければ私が入浴している最中にわざわざ用事を作り脱衣場に入ってきて、私の下着を横目でチラチラ見た挙げ句、シャンプーの補充という名目で私の裸を見ようと……」
「昔から好きでしたがなにか問題でも!? っていうか自分で言ってなんだけど、女同士っていうのが一番問題じゃ……」
「じゃあどんな理由だよ」
「うむ。洋も知っての通り私はレズだ。しかし、ここ数年従弟――つまり、男であるはずの洋に恋愛感情らしきものを抱いてしまった。だから、あるべき形にしてみた」
「どこからツッコミ入れればいいんだ、それは!?」
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 03:28:43.60 ID:2/2a9wAO
「大丈夫だ、私がレズだということは未来永劫変わらない。 つまり、洋が女の子であれば万事解決するんだよ!!」
「自分の性癖を治そうとは思わんのか」
「それで、私はどさくさ紛れに告白してしまったわけだが、返事は?」
「え、ちょ、この流れで!?」
「私は君に割と想われている自覚はあるのだが。そうでなければ私が入浴している最中にわざわざ用事を作り脱衣場に入ってきて、私の下着を横目でチラチラ見た挙げ句、シャンプーの補充という名目で私の裸を見ようと……」
「昔から好きでしたがなにか問題でも!? っていうか自分で言ってなんだけど、女同士っていうのが一番問題じゃ……」
「なに、大丈夫だ。 洋、君は自自分を男だと思うか?女だと思うか?」
「え?お、男だけど」
「うむ、ちなみに私は女だ。男と女で問題ないじゃないか」
「……あれ?」
「え?お、男だけど」
「うむ、ちなみに私は女だ。男と女で問題ないじゃないか」
「……あれ?」