270 : ◆wjOmYNm0Aw :2008/10/11(土) 21:26:52.39 ID:cfJucoc0
第四話
第四話
「それじゃ・・・信じてもらえたんですか」
確かに問題には全問正解できたものの・・・
「しかしまだ100%完全に信用した、というわけではないですね。70%程度です。科学の発達した今の世の中ではちょっと厳しいというか・・・」
これはちょっと物理的に信じがたいものがある
「そうですよね・・・僕自身も未だに信じられません」
しかし実際問題、こうなってしまったものは仕方ない。幸い土曜、日曜、月曜と三連休だ。ちなみに月曜は創立記念日
「とにかく、これからのこと考えませんか?こうなってしまった以上」
「そうですね、悩んでいる暇はありません」
意外にあっさりとこの提案を受け入れてくれた
「それでは・・・えーっと、んー・・・」
「どうしました?」
早速問題にぶち当たってしまった
「えーっと、何て呼べばいいですか?勇人は男の名前ですし、それに自分の名前を呼んでいるみたいでちょっと抵抗感が・・・」
「それもそうですよね・・・じゃあ人を取ってユウと呼ぶのは?漢字は・・・優しいの優です」
- 優か
271 : ◆wjOmYNm0Aw :2008/10/11(土) 21:27:35.51 ID:cfJucoc0
「うん、悪くないね」
「うん、悪くないね」
「よかった。じゃあそうしましょう。僕は何て呼べばいいですか?」
「一応僕が本来の秋空勇人だからな・・・頑張って勇人って呼んでください」
自分は嫌なことを避けるけど相手には強要させる。おおう、僕、凄い外道だ
「そ、それずるくないですか!何か別の名前で呼ばせてくださいよ!」
「僕がずるいのは僕自身が一番知ってるでしょう?ね、秋空優さん」
優は肩を震わせている。おー怒ってる怒ってる、元自分とは思えないぐらい面白いやつだ
「・・・分かりました、それで妥協します」
「おお、秋空勇人は大人だな。凄いぞ自分」
「妥協したのは秋空優で秋空勇人は子供ですよ!」
もともとは同一人物であろうに。まあそれはいいとして
「とりあえずこれから宜しくお願いします」
改まって挨拶する
「こちらこそお願いします、って自分に対して敬語って変じゃないですか?」
確かにそう言われればそうかもしれない
「じゃあヨロシク、これでおk?」
272 : ◆wjOmYNm0Aw :2008/10/11(土) 21:28:09.18 ID:cfJucoc0
「うん、ヨロシクねっ」
272 : ◆wjOmYNm0Aw :2008/10/11(土) 21:28:09.18 ID:cfJucoc0
「うん、ヨロシクねっ」
満面の笑みでそう言われる、少し顔が赤くなった気がした
僕が優のことに関わる必要性なんてないんだろうけど、自分のドッペルゲンガーとやらはかなり気になる。今のご時世にこんなことに出会えるなんて面白すぎる
何より優がちょっと僕好みで可愛いってのもあるんだけどね。同じ感性してるならバレてるかもしれない。アドバンテージは優にありか、ちょっと憂鬱だ・・・