人物名鑑:イチロー

PTキャラとしてのスペックはキャラスペック:イチローを参考。

ゲーム内におけるイチロー

本作の主人公。今作ではネット上のネタである「全盛期のイチロー伝説」を基にした超人設定。
ただしストーリー開始時ではニコニコ世界の征服を企む魔王によって封印をかけられてしまい、3打数3安打しかできない並の野球選手まで弱体化した状態となってしまう。
かつての覇気を取り戻すために弱体化の原因となる魔王を倒すため武野羽と共に異世界へと旅立つことになる。
全盛期の規格外の能力から、異世界であろうとも「野球」が存在する世界であれば殆どの人に認知されているスーパースター。
主人公ということもあってパーティの中心的存在だが、どちらかというとその超人的能力にメンバーが頼っている側面が強い。言動も至って真面目だが時折お茶目な面も。ただし自身の超人的能力については特段凄い事とは全く思っていない模様
好物はカレーライステンションが上がると時折分身する。更に空を飛べるようにもなる
ストーリー終盤では本人の知らないところである熱烈なファンに追っかけ回されて周りからは心配されるが、本人は知る由もなかった。
作中では基本的に野球のユニフォームとヘルメットを着用し続けるためある意味パワプロくんと一緒。特定の装備をさせてパーティの先頭にすると歩行グラフィックが変わるという要素もある。

現実におけるイチロー

本名は鈴木一朗(一郎ではない)。名前とは違って長男ではなく次男である。
愛知工業大学名電高等学校を経て1991年のドラフトでオリックスブルーウェーブから4位指名を受けてプロ入り。
1994年にNPB初のシーズン200安打を達成し、7年連続首位打者という他を寄せ付けぬ圧倒的な成績を残して2001年に日本人野手の先駆者的存在としてMLBデビュー。2004年にはMLB記録となるシーズン262安打を達成し、2001年から2010年まで10年連続のシーズン200安打を記録するなどヒットを量産し、NPB通算1278安打、MLB通算3089安打、日米通算4367安打を記録した日本野球界のレジェンドレジェンドアンドレジェンド。
2019年に現役を引退するもその後はシアトル・マリナーズの特別職に就きながら現役選手と一緒に練習をしたり、オフシーズンには日本の高校に訪問して野球指導を行うなど野球漬けの生活を送っている。
2025年1月16日、候補1年目にして日本の野球殿堂顕彰者に選出*1。なおこの年の殿堂入りには岩瀬仁紀もいる。
そして同年1月22日にはアメリカの野球殿堂顕彰者にもアジア人で初めて選出された。*2*3その決定を受け、マリナーズはイチローが長年背負い続けた背番号51を永久欠番にすることを発表した。

このご時世には珍しくSNSを一切やっていなかったり、自伝などを発行してないので実情が謎めいた部分も多い。一般的にクールなイメージが強いが実はひょうきんな性格であり、その一例として現役晩年にはおかしなデザインのTシャツを着て人前に出たこともあった。
伝説的な野球選手ということもあってプロ野球界でもファンが非常に多い。その中でも一番有名なのはこの人
好物はビーフカレーだが具材が溶けきってビーフを抜いたものが好ましいという。一時期は朝昼兼でカレーライスを毎日食べていたことが話題となったことからカレー好きということは広く知れ渡っている。
時折本人から発信されるエピソードにはそこそこクセがある。一例として

  • 小学生時代に同級生の女の子の後頭部目掛けて柿を投げつけ見事命中。この時プロ入りを確信する。
  • 家訓により小学生時代から現実株の取り引きを経験する。しかし株価が上がった時に売り払えなかったので「株取引に関しては凡人」だったとのこと。
  • プロ一年目、練習する時間を削られるのが嫌だったので一軍初昇格の知らせを受けるが断った。

などがある。


「イチローのレーザービームで人類滅亡」


ニコニコ動画でのイチローと言えばこれ。作中でも必殺技として採用されている。
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最終更新:2025年01月22日 21:25

*1 なお得票率は92.6%で歴代6位。歴代1位のスタルヒンですら97.3%で、日本の野球殿堂に満票で入ったものはまだ誰もいない。

*2 なおこちらの得票率は99.7%(1票足りない)でこちらでも満票ならず。イチロー本人はその件に関して気にするどころか「1票足りないのはすごくよかった。いろんなことが足りない、人って。それを自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思う。不完全なのはいいなあって。生きていく上で不完全だから進もうとする。」とむしろ満票ではないことを歓迎するかのようなコメントを残している。

*3 ちなみに全米野球記者協会(BBWAA)選出のアメリカ野球殿堂に満票で入った者は元ヤンキースのマリアノ・リベラが史上唯一。準満票は元ヤンキースのデレク・ジータ以来2人目。