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珠玉の詰将棋鑑賞

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  • 盤上の芸術 珠玉の詰将棋鑑賞

一次予選の物資に引き続き、盤上の芸術作品として高度な詰将棋の数々を"名局紹介"
としてご紹介いたします。
棋譜再生にはJAVAを使用しています。起動まで数十秒かかることがあります。


【作者】伊藤 正
80年代前半から構想中編や長編作を多数発表する活躍をみせた。
特に初の縦追い型小駒煙「月蝕」や伏線入り煙「天女」は名高い。
海外在住期間が長く、10年ほど空白期間があったが、近年復活した。
【表題】「月蝕」
飛車・角の大駒を除く35枚の駒が盤面右側に密集しているという驚異的な初形から
一手一手進めていくたびに駒が消えていき、最後には3枚で詰めあがるという
独創的な煙詰め。
ttp://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/1060.html


【作者】岡田 敏
大正14年生まれ。昭和29年「風ぐるま」誌に初入選。
逆算を生かした、手順の手触りがよく解後感の良い作品により藤井国夫、植田尚宏と
ともに 「軽快派」と称される。

初形や詰め上がりの形を何かに見立てて意味を持たせたものを「曲詰」といいます。
詰め上がりに形が浮かび上がるものを「あぶり出し曲詰」といい、どんな形が
浮かび上がるのか考えながら解くのも面白さのひとつです。
ttp://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/1063.html

【作者】黒川 一郎
大正6年生まれ。昭和25年「近代将棋」誌に初入選。
趣向詰の分野を開拓し、「詰将棋で詩を書く男」と称される。
平易ながら詩情豊かな繰り返し趣向に日本情緒を喚起する題名をつけ、
その作品は「浪漫派」と言われた。この方向性は趣向詰の指針の一つとなった。

【表題】「蹴鞠」
この作品はタイトル「蹴鞠」の名のごとく、玉がポンポンと空中を行ったり来たりし、
最後は大きく蹴り上げられ空中でキャッチされるというユーモラスな作品です。
ttp://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/1064.html


【作者】相馬 康幸
昭和38年生まれ。昭和54年に「近代将棋」誌に初入選。
駒の機能を生かした、というよりは駒が自ら動いていると思われるくらい
有機的な趣向作品を多数作る。

実戦では絶対ありえないような奇抜な初形から始まり、飛車1枚、金4枚、歩6枚を
使って1枚の桂馬を手に入れて詰めるという構想が面白い作品です。
ttp://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/1065.html

【作者】森長 宏明
昭和33年生まれ 中学時代に村山隆治の「詰将棋教室」に影響を受け創作を開始し、
昭和48年に「詰将棋パラダイス」に初入選。
センスの良い構想的短、中編を得意としていたが、大学入学前後から長編も創作するようになる。

【表題】「桃源郷」
6筋に一列に並んだ駒、特に四枚の香車が目を引く初形。この作品の狙いは四枚の香車をすべて
取ってしまうことにあります。同じような手順を繰り返しながら微妙に細部を変えていく
壮大な構想を持った作品です。
ttp://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/1066.html


【作者】若島 正
昭和27年生まれ。中学生のころから創作を始め、15歳のとき塚田賞中編賞を受賞。
膨大なパターンの蓄積を生かした逆算や、理論に裏打ちされた明快な作品を
多数発表し、第一人者としての地位を揺るぎないものとしている。

【表題】「スケーターズ・ワルツ」
飛車と龍でダンスを踊るように追い回しながら合駒の歩を手に入れ、その歩を使って追い詰める。
どことなく幾何学的な印象さえ感じさせる精密なパズルです。
ttp://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/1067.html

【作者】田中 至
昭和8年生まれ。 昭和22年ころから大道棋に興味を持ち創作を開始。
短編から長編までこなすオールラウンダーであったが、昭和38年に煙詰「夕立」を発表後、
10作以上の煙を作り、黒川一郎、田中鵬看に次ぐ煙の量産作家としても知られるようになる。

盤面いっぱいに散りばめられた駒の数々。しかし進めていくたびに整然と並んでいき
最後にはひとつの形が浮かび上がります。スケールの大きなあぶり出し曲詰めです。
ttp://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/1068.html