【種別】
騎士団
【初出】
二巻
【解説】
英国の命令系統三本柱の一つである『
騎士派』が統括する戦闘組織。
騎士団長を筆頭に、その指揮する騎士たちの一団。
七年前までは十三の各騎士団が特出した個性を持っていたようだが、
現在では各個人があらゆるスキルを身につけているために改組され、ただ「騎士団」と呼ばれているようだ。
下手な霊装よりもその肉体を基にした魔術のほうがよいとされる程の高い身体能力を持ち、
一部隊全員が地球を三日で一周するほどの高速潜行の
魔術をその身一つで発動したり、
鎧にかけた加護以上の怪力で暴れまわれたり、
十字軍時代の神撲騎士から伝わる術を操ったりというのだから手に負えない。
……が、さすがに
聖人級の実力とまではいかないらしく、七巻では
神裂火織に一蹴されている。
十年前ですら通常通りというレベルで一級
霊装クラスの装備が支給されていたり、
場合によっては
量産聖槍(ロンギヌス=レプリカ)さえ使うあたりはさすが戦闘職。
20年ほど昔に
学園都市と
イギリス清教の一部で起こった、
「新たな能力者を作り出す」実験にも政治的判断から介入しており、
その際に被験者の一人
エリスを殺害。
この事が
シェリーの人生に大きな影響を与え、現在に至っても深い禍根となって残っている。