【種別】
人名

【初出】
六巻

【元ネタ】
清教徒革命を起こした政治家に、オリバー・クロムウェルがいる。

【CV】
渡辺明乃

【解説】
必要悪の教会』所属の魔術師
魔法名は『我が身の全ては亡き友のために(Intimus115)』。
手入れを怠って荒れた金色の髪と、別の国の血を引いたような褐色の肌が特徴的な女で、
擦り切れたゴシックロリータを着用、というかなり異様な外見をしている。
年齢は二十代後半。
普段着はかなりラフな格好をしており、女子寮では下着姿で平気で歩くほど。
だが本人の意識的には露出趣味があるとか色気を出しているとかそんなことは一切なく、
単に気性として根がずぼらなだけのようだ。自分の興味のないことにはまるで無関心な性質らしい。

王立芸術院においては、寓意画と呼ばれる、絵の中に魔道書の内容を隠した暗号絵画の組み立てと解読に最も優れていると言われる。
インデックスが知識の収集・保管を担当するなら、シェリーは暗号技術によってその知識を封印・開封する専門家である。
とはいえ、絵の具のカラーや厚み・時間帯・場所などといった、絵画の中にある些細な要素の全てが
何らかの意味を持つ暗号として機能するので、何百年も経ってから寓意画の読解に誤りがあったと判明するパターンも多いらしく、
真の意味で寓意画のスペシャリストになるのはそれほど難しいらしい。

法の書』の一件でオルソラ=アクィナスがイギリス清教に改宗・参入した後は、
専門分野を同じくする者同士、共に暗号の解読・調査などを行っていたりする。
どうやら普段からそのマイペースっぷりに振り回されているらしく、初登場時に比べると随分角が取れた様子。

オイルパステルを用いたゴーレム作成や浮遊術式等の土属性の魔術を得意とし、
魔術師としての戦闘能力も高い。
学園都市イギリス清教の合同で行われた「新たな能力者を作り出す」実験の被験者であり、
20年ほど前の実験頓挫時には、目の前で親友のエリス=ウォリアー騎士団に殺害されている。
その際の経験から、「友を失いたくなかった」という考えを根幹に無数の信念を持ち、
信念そのものが切り替わることで行動指針もコロコロと変わりやすく、その言動には矛盾を孕んでいる事もある。
イギリス全体の問題には力を注ぐ一方で、
内部派閥の関係から平気でインデックスを殺害しようとする辺り性格的問題のある人材。
エリスの死をきっかけに性格が荒み始め、
それ以前は内気で人見知りするタイプだったのではないかとされる(漫画版8巻での考察)。

9月1日(六巻)に、科学世界と魔術世界に戦争を起こす為学園都市に侵入を強行。
幻想殺し風斬氷華、インデックスなどを標的に攻撃を仕掛けたが、
上条当麻警備員、風斬らの奮闘によって撃破され、
その後イギリス清教に引き渡された。
この事件の責任から謹慎同然の身になったが
その暗号解読の手腕から貴重な人材である為、最終的には「寛大な処分」で済まされている。

SS時では謹慎は解かれているらしく、女子寮で普通に生活している。
彫刻が趣味らしいが、すぐ砕いてしまうため完成品はひとつも無かった。
…が「小さな少年の像」だけは砕く気がおきなかったらしく、そのまま放置されている。

十六巻では王立芸術院で美術講師をしており、芸術家としても高い能力を持っていることを窺わせる。
優れた彫刻家としてその世界では知られているようだが、
外観や服装などの関係で、生徒達には「その美的センスは己の作品以外には向いていない」と評されている。
とはいえ女神様ゴスメイドに対してゴシックの扱いに憤っているので多少の拘りはあるのかもしれない。

また、芸術品にも目がないようで、
素晴らしい作品に出合った際には直接触れたり様々な角度から見てみたい欲求に駆り立てられるようだ。

【口調】
乱暴な男言葉と丁寧な女言葉が混じる。
例)「さあ、パーティを始めましょう――――――土の被った泥臭え墓穴の中で、存分に鳴きやがれ」