【元ネタ】
Radio noise=「ラジオの雑音」
【初出】
三巻
【解説】
妹達の持つ能力。
レベルは2~3。
オリジナルの
御坂美琴と同種の能力だが、単純な出力の差はもちろん、電磁力線を目視することも出来ない等、本家の1%の力も無い。
しかし、本家
超電磁砲の十億ボルトに対し、その1%でも1000万ボルトの力を持つため、
強度自体は低いが決して侮れる能力ではない。
名前の『欠陥』というのは美琴と比べた場合に出来損ないである、ということだと思われるが、
能力者として見れば標準の域で、特に劣っているわけではない。
元々この能力は、レベル5を確実に生み出そうとした「
量産型能力者計画」で生み出されたもの(詳細は項目参照)。
最終的にこの計画は「遺伝子操作や後天的教育問わず、クローン体から超能力者を発生させることは不可能」と判断されて凍結されたが、
その後の研究でクローンの能力をオリジナル(美琴)に近づけることが可能になったようで、
第三次製造計画で作られた
番外個体には、大能力(レベル4)相当の強度、最大で2億ボルトもの出力を持たせることに成功している。
『
超電磁砲』と同じく周囲に電磁波を発しているため、やっぱり動物に避けられやすい。
逆に電磁場を皮膚で感知することもでき、特定の人物の電磁場を識別し近づいてきた時に感知できる程度の精度はある。
また、『クローン体である「妹達」は同一の脳波を持つ』という点と電気操作能力を組み合わせることで、
「妹達」間の脳波ネットワーク『
ミサカネットワーク』を形成しており、
擬似的・限定的ではあるが
精神感応及び
念話能力に近い特性も持つ。
なお、
とある魔術の禁書目録ノ全テのコラムには、
『本来は強能力(レベル3)に分類されるが現象によって異能力(レベル2)となるケースもある。』との記述がある。
最終更新:2025年10月26日 22:54