【種別】
体質?

【初出】
一巻

【解説】
超能力を行使する人間の総称。
学園都市能力開発で発現した者と、自然界で何らかの要因が重なった結果発現した『原石』と呼ばれる者の二種類が存在する。

学園都市では、能力の規模・強さ・精密性などを基準として、
レベル0からレベル5まで、全ての能力者を6段階の「強度(レベル)」にランク付けしている。

開発によって能力を得た者はまともな現実認識から切り離され、
独自の認識・感覚である『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』を獲得している。
また、いかなる能力者であってもAIM拡散力場を無意識に発生させている。

能力に目覚めた人間は脳の回路が通常の人間とは違う為、魔術を行使するのに多大なリスクを負う。
レベル0であってもこの範疇内。ただ、「全く能力の無い」無能力者は不明。

基本的に能力は一人に一つのみ。一人の人間に複数個の能力を宿す事は、長い研究の結果不可能とされている。
ただし、互いに類似する能力、あるいは全く同一の能力が異なる人々に発現することもある。

作中では、『能力者』と『超能力者』の2つは区別して呼ばれている。
『能力者』はあくまでも総称で、その中でも最上位の格付けにある能力者のみが『超能力者(レベル5)』と呼ばれる。
ただし、作中世界でも学園都市以外ではこうした呼び分けは曖昧なようで、
魔術師などの外部の人間が、学園都市の能力者全般を指して、ルビなしの『超能力者』と呼ぶシーンもある。

能力を磨く事に関しては、御坂美琴のように純粋な努力も勿論大事だが、
磨いた結果到達する限界値は判定が可能らしく、素養格付に極秘に記録されている。

なおアレイスター曰く、幻想殺しを始めとした『正体不明の能力者』は幾らでもおり、
中には『強大な力の持ち主ゆえに、誰も本気を出している姿を見た事のない能力者』も存在するとの事。

【備考】
現段階で能力者の内で正確に保有人数が判るのは下記

空間移動能力者:58人
 →その内、1度に複数の物体を移動させる事が出来る能力者:19人
肉体変化能力者:3人
光学操作能力によって自分の姿を完全に消せる能力者:47人


最終更新:2025年08月03日 21:07