【種別】
現象
【元ネタ】
『An_Involuntary_Movement』直訳して『無意識の動き』
【初出】
六巻
【解説】
正式名称はAn_Involuntary_Movement拡散力場。
『An_Involuntary_Movement』は『無自覚』ということであり、
能力者が無自覚に発してしまう微弱な力のフィールド全般を指す言葉。
『
電撃使い』の微弱電波や『
吸血殺し』の甘美な誘いが代表例で、
能力によって圧力として現われたり(
念動力)、
熱量として現われたり(
発火能力)と種類が異なる。
第三位の
超能力者『
超電磁砲』程ともなれば、無意識に発せられてしまう微弱な電磁波の反射波を利用し、空間把握を行うこともできる。
AIM拡散力場はとても微弱で、精密機器を使わなければ人間には観測できないレベルであるが、
千差万別の力や種類を持つ、現実に対する無意識の干渉であるこの力場を探ることで、
能力者の心や『
自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』を調査することもできる。
研究を進めれば「ムッ、能力者の気配がするぞ」「ムッ、奴の戦闘力は530000だな」といった、
少年マンガよろしくな探索も可能であり、その実現を専門とする研究者や、
AIM拡散力場を記録した相手を補足・干渉する能力も存在し、様々なバリエーションがあるらしい。
作中では能力者の位置を探ることを可能とする能力『
能力追跡』が存在する。
さらにそれだけに留まらず、AIM拡散力場を通じて、
能力本体や、能力を現実世界に引き出す源である『自分だけの現実』に干渉することもできるようだ。
(例:『能力追跡』、
AIMジャマー)
それゆえ、AIM拡散力場と『自分だけの現実』は広い意味では同じものであると考える者も一部にはいる。
とある科学の超電磁砲第一話では、
AIM拡散力場を利用して
超能力を抑制する計画があるらしいと
初春飾利が話していた。
また、一定の法則で束ねられたAIM拡散力場は合体して大きな1つの力場を形成する可能性を指摘されており、
学園都市満ちる能力者180万人分のAIM拡散力場が相互干渉を重ね束ねられてしまった結果、
虚数学区、そして
風斬氷華を生み出す事となる。
とある科学の超電磁砲においても、
幻想御手に束ねられた1万人分のAIM拡散力場を媒介に
幻想猛獣が誕生し、猛威を振るった。
これらAIM拡散力場を媒介とした存在は、
AIM思考体と総称される。
最終更新:2019年09月24日 00:19