【元ネタ】
小説『封神演義』に登場する、仙人たちの武具。
【初出】
新約十三巻
【解説】
『
魔神』の一柱、
娘々が使う術式。
指先を任意の武具に変化させ、その武具にまつわる様々な術式を使用できる。
指の本数などの制約はなく、10でも100でも展開可能。
術式名は小説『封神演義』に登場する『宝貝』に由来しているが、実際には『宝貝』と称される武具以外の
古代中国に伝わる出典不明の伝説をモチーフにした様々な術式も使用できる。
これは後述の理由から、「攻撃」「防御」「回復」「近距離」「遠距離」といったように武具をカテゴリ分けして管理する為の「枠」として宝貝の名前を借りているに過ぎないからである。
一つ目は、あまりにも武具の数が膨大であるため。
中国には正式出典のない
アイテムが数多く存在しており、「不老不死の食べ物」という触れ込みの伝説だけで100以上という程。
二つ目は、各武具が持つ性質の純度を保つため。
それぞれの武具が持つ性質は全く異なっており、相反する性質の武具を同時に使用すると、その効果が相殺されたり変化したりしてしまい、本来持つ性質が正しく発揮されなくなる恐れがあるからである。
現在登場した武具は剣、槍、斧、杖、弩、圏、棍、網、鎖、銃、菱、鞭、環、爪、鎚、矢、杭、盤、鉤、鎌、鉾、鋏、戟、錘、拐、棘、叉、尺、縄、筒、袋、坂、鋸。
中国関係に縛られず、チェーンソーやロケット
ブースターなど近代的なものも存在する。
なお有してない武具でも、一度接触すればその武具の性質をコピー可能。
ただし『
A.A.A.』については、『魔神』の死の性質を受け入れてしまうためコピーできないとのこと。
他にも「魔神」の絶大な力を小分けした「枠」はそれ自体が小規模の『
位相』として機能しており、
各武具をわざとぶつけ合いその性質を相殺し合うことで、『位相』の衝突によって生じる『
火花』を再現することができる。
再現した『火花』はそれらを発生させた武具とは無関係に放たれるため、武具による攻撃と合わせた二重攻撃として機能する。
最終更新:2020年08月27日 21:00