【種別】
計画名

【初出】
アストラル・バディ第十五話
実情は二十七話

【解説】
内部進化」が目指していた最終目的。

オリジナルのインディアンポーカーを使って悠里の「幽体連理」を記録し、
他の能力者に学習させることで意図した方向へと能力を変化させる。
そしてその変化した「自分だけの現実」をまた別の能力者へ学習させる...というプロセスを繰り返すことで能力を進化させ続け、
「理想の能力(アイデアル)」を創り上げるという計画。

内部進化が目指していた最上の力とは、「頭に描く何もかもを自在に起こし、創り出す事が出来る能力」。
北条曰く、「神サマ」を造ろうとしていたらしい。

かつて蠢動が主導した実験は能力の暴走によって多数の死者を出して失敗したが、悠里の身体を確保した蜜蟻が「インディアンポーカー」と「都市伝説」を使って再現を試みた。
再現実験で集められた「理想の能力」は悠里千夜と繋がっており、インプットとアウトプットの指向性を明確にすれば、ある程度千夜の自由に操作できる。
ただし集められた力は常に流し続けないと安定しないため、
北条は「理想の能力」から強化と再生を繰り返す能力である「天衣装着」を再現することで暴走を防いでいた。

食蜂派閥、風紀委員削板、北条の尽力で臨界寸前だった分の力は散らされたが、
破裂寸前で暴走しかねない状況に変わりはなかったため、悠里の覚醒という奇跡を実現するために消費された。

最終更新:2021年04月26日 17:02