【種別】
人工生命・科学理論
【元ネタ】
chemical(化学的)とandroid(人造人間)
【初出】
アニメ超電磁砲S18話
名称は22話
【解説】
科学の力で能力者を安定して生産することを目的として作られた人工生命体。
理論を組み立てたのは
有冨春樹。
彼がリーダーを務める
暗部組織「
スタディ」により、双子のケミカロイドである
ジャーニーと
フェブリが作られた。
体は自然界には存在しないタンパク質で構成されていて、
生命維持にまつわるベースプログラムは
布束砥信がかつて書いた論文が元になっている。
機能面では普通の人間と遜色ないが、技術流出防止のために
新陳代謝に伴い内臓の機能不全を引き起こす毒素を生成するように設定されており、
定期的に中和成分を含んだ飴を摂取する必要がある。
布束の手により両個体とも「
学習装置」を用いて生命維持に必要な初期学習を施されているが、
「革命」の中核であるジャーニーは、能力発現のために必要なコンピュータ言語のみが入力された状態でポッドの中で眠らされている。
フェブリは予備個体だったが、布束の独断で自律行動できるだけの人格が与えられ施設から逃亡、後に
美琴達と接触した。
なお、彼女達のベースプログラムは
妹達と同一。
妹達は二人のことを「妹と同じ」だと認識している。
【備考】
長井監督によると、
妹達編で描かれた「クローン」と似て非なる、「人造生命体」というテーマを語り直すために生み出されたもので、
ケミカロイドの設定や名称は原作者の
鎌池和馬のアイデアであるとのこと。
(オトナアニメvol.32インタビューより)
最終更新:2022年06月04日 23:42