【種別】
人名

【初出】
創約4巻
見た目のみ新約3巻のイラスト

【概要】
アメリカ合衆国副大統領にして、魔術師キトリニタスの正体。

見た目は青目と銀髪の気品ある老人だが、これは遠隔操作された分身であり、
実際はボロボロの黄色いマントを身につけた、ミイラのように乾燥した肌を持つしわがれた老人である。

名門家庭に生まれ、アイビーリーグの学校をクラストップで卒業し、多くの人脈を使って秘書から政治家まで進出。
党を率いて大統領になろうとしたが、ダリスの想定ではあくまでスポークスマン止まりになるはずだったロベルト=カッツェが、彼の代わりに大統領に選ばれてしまう。
ロベルトは彼を副大統領として右腕にしたが、ダリスはロベルトの勝利を単純な流行・つかの間の人気としか捉えておらず、そんな男に大統領の座を奪われた屈辱を内心抱えていた。

そんな一般人ながら、R&Cオカルティクス設立後にアンナから秘密裏の接触を受け、黄色化(キトリニタス)の魔術と称号を授けられる。
12月26日のオペレーション・オーバーロードリベンジではロサンゼルスの本社をキトリニタスとして警護すると同時に、ホワイトハウスで活動する分身を派遣。
作戦を妨害するために合同部隊に時期尚早にも関わらず作戦執行を指示し、自身は万全の状態で迎え撃つことで第一陣を壊滅、都市の人民ごと消失させた。


最終更新:2025年06月20日 16:36