【種別】
人名(通称)

【元ネタ】
錬金術における金属を金に変換する過程の一つ。

【初出】
創約4巻

【概要】
薔薇十字」に所属する精鋭魔術師
R&Cオカルティクスの幹部でもあり、アメリカ・ロサンゼルスにある本社ビルの防衛を担う。

見た目は顔に犬の顎のような籠を付けた球体関節人形と、それを引くメルザベス=グローサリー(未編集)に似た人形の二人?組。
しかしメルザベスに似た人形は飼い主役として振る舞うデコイであり、本体の魔術師(未編集)は犬のような人形内に潜んでいる。
飼い主役の人形をメルザベスに似せたのは、彼女を魔術師キトリニタスと誤解させるため。

使用する魔術は薔薇系の術式「黄色化(キトリニタス)(未編集)」。
ロジスティクスホーネットとの連携により術式が強化されており、その効力は3000万人の住民含めロサンゼルスに存在する全生物を「消失」させ、音速移動中の神裂を呑み込む程。

【作中での行動】
12月25日、学園都市イギリス清教に間違った情報を与えて「オペレーション・オーバーロードリベンジ」を実行させ、ロサンゼルスに派遣された学園都市の兵器や魔術師を迎え撃つ。

最大戦力の神裂を封殺し、上条ステイルを追い立てると有利に運ぶが、飼い主役はデコイなこと、メルザベスに犯行をなすりつけようとしたことまで上条に看破される。

カラクリを暴いた上条をファイブオーバーを操り殺害しようとしたが、
イギリス政府からの情報でロサンゼルスに集結した全「妹達」によってファイブオーバーを足止めされる。

さらにステイルの「魔女狩りの王」が発生させた高熱でロジスティクホーネットによる気象操作を無効化され、
最終手段だったロジスティクホーネットの墜落も、デジタル脊髄がメルザベスの無念に「共感」して自力で落下を止めたために失敗。

最後は人形に隠していた術式の核を上条に破壊され、消失していた生物は解放。
オティヌスからは「結局4つ目の完結までは届かない魔術師」程度にしかアンナにも期待されていなかったと言われ、完全に戦意を喪失して逮捕された。

最終更新:2023年04月05日 17:08