【種別】
超能力

【元ネタ】
Hydrogen Station=「水素スタンド」

【初出】
超電磁砲132話
能力の詳細は超電磁砲148話

【解説】
支倉冷理の持つレベル4の水流操作系能力。
水素を生み出し、任意の物質に埋め込むことができる。

水素を空気中の酸素と結合させることで、水場の制限なく空気中から水を自在に生み出し、操作することが可能。

水の壁を出現させての防御、金属筒からウォーターカッターのように水を吹き出させ分厚い壁などを切断する、足元から蒸気のように爆発させて飛躍するなど利用法は多岐に渡る。

操作精度も高く、通常の水塊操作では6つの水塊を軽く操作できる他、
美琴との勝負の際にはベアリングのボールを金属の筒に納め、その内部で水を炸裂させ、銃のように発射する芸当を見せている。
30メートル以上離れた位置にある的を最小限の威力で撃ち抜くことが可能で、入学して一ヶ月だった美琴もその精度に感嘆の声を上げていた。

水操作以外の応用の幅も広く、「わずかな火種で爆発的な炎を生成」、「冷凍」、「発電」、「物質を水酸化物に変換」など多彩な応用を持つ。
実際に試したことはないが、水素に水素を埋め込むことで重水素を熱核反応(太陽エネルギーと同じ原理)させることも理論上は可能。

水の成分そのものを操り四つのサイクル・磁気冷凍・ペルチェ効果を発生させることもでき、
切り札として、相手に浴びせた水を一瞬でマイナス100℃以上に変化させ凍結させる技「全般量子固定変化(フリーズチェックメイト-273)」を有している。

高位の水流操作系のためか心理掌握に対する抵抗を有しており、食蜂も操作できないと考えている(実際にどの程度抗えるかは不明)。

「水」ではなく「水素」を操るという点に加え、応用、精度どちらも優秀であり、レベル5にも近い水準の能力と評されている。

最終更新:2025年05月31日 00:21