【初出】
新約二十二巻
【解説】
マダム=ホロスが使用した術式。
水晶玉やタロットカードなど、「本質的に知を得る道具」の精度を上げて
魔道書として機能させるようにする。
これにより、魔術を扱えない者や魔術の知識すら持たない者でも魔術を行使できるようになる。
さらに魔道書と化した道具が自動的に
地脈から力を吸い上げてくれるため、生命力を
魔力に変換する必要もない。
つまり対象者が
能力開発を受けていても一切の副作用なく魔術を使うことができる。
ただし同時に、スクライングの使用者はその道具が破壊されるまで対象者の体を操ることもできるようになる。
マダム=ホロスは
滝壺を対象として水晶玉を渡して、『
原子崩し』に近い閃光を放つ魔術を使えるようにした。
ただし、その魔術による攻撃は全て滝壺が望んで行ったものではなく、最終的に滝壺は体を操られ、
浜面に対しても攻撃せざるを得なくなった。
最終更新:2025年06月16日 23:37